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薔薇に棘はあれど、茨邸の魔女に棘はあらず  作者: 卯野瑛理佳
EP0-1 アリソン
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02.暗闇の先

水流の音がする。生ぐさくって生ぬるくって不快。思わず眉間に皺が寄る感覚と共に目を開いた。顔のすぐ横に何か――。


「きゃっ! ネズミ!」


叫びながら半身を起こすと、ネズミは壁の脇にある穴へと消えていった。


ここは真っ暗で、半径1メートルくらいしか見えない。わたしは浅瀬の川のようなところで倒れていたらしい。臭いからするに綺麗な水ではなさそうなので、すぐ近くにある岸へと移動する。


平坦で真っすぐな道の脇に用水路があり、それぞれが水路の上流方向と下流方向に続いている。道と用水路の脇には壁があり、見上げると2メートルくらいの高さに天井がある。人の気配はなく、水の流れる音とボォボォという謎の音が響いている。


とりあえず、外に出たい。わたしはその一心で、迷った末に下流方向の道を選び進んでゆく。流されてきたってことは上流から来たわけだし、なんとなく戻りたくはない……。


ああ。今日はなんて日だ! わたし=陽野下ひのもと耀ひかりは日本人のアラサー女子だったのに、何故か西洋人風の10代の女の子になっていた。そこまでは百歩譲って良いにしても……男達に囲まれて剣を向けられるわ体が火に包まれるわ汚い用水路? に迷い込むわ……最悪。そりゃあ、どこかの芸人のギャグが頭を過っちゃうわよ。


それにしても、あの女性達は何者だったんだろう。彼女達の儀式の後に火に包まれたりドラゴン? が現れたりしたから怖くって逃げちゃったけど……男達からは助けてくれたし年嵩の女性は優しい表情をしていたし、逃げて悪いことをしたかな……。


で、でも! わたしを油断させる為に助けたり優しい顔をしていたりしたのかも! 非常事態だからこそ、人を簡単に信用しちゃだ――ひゃっ!


わたしは思わず後ずさる。――あ、危ない。あと一歩間違っていたら、ネズミの死骸を踏んじゃうところだった……。わたしはネズミに合掌をしながら、その場を通り過ぎる。


あ、そうそう。女性達と言えば、ネックレスとストール。……ネックレスもストールも首に掛けている。ネックレスは先端に付いているルビーのような宝石が高価そうだから、お金が必要になったら売ろう。どうもわたしは髪の毛を隠した方が良さそうだから、地上に出る時にはストールは頭に被ろう。――人の物だとかどうでもいい。生き抜くためにはどんな手段だって取ろう。


それにしても、暗いしジメっとしてるしで気味が悪い。さっき踏みそうになった死骸以外は葉っぱとか埃のようなゴミしか落ちていないけれど、いつまた恐ろしいものが出てくるかわからない。足は自然と小走りになる。死骸ならまだいい。怖いとか不気味だとかあっても、命を取られることはないもの。さっきのドラゴンのような未知の生物が出てきたら……考えるだけで身震いする。


息が上がる。恐怖で身震いしているはずなのに、ジメっとした暑さのためか汗が流れ始める。その一滴が目に入ると痛いので、額に汗が滲むたびに腕で拭って進む。その腕がわたしの記憶にあるアラサー時代の腕よりもずっと細くて、この体で生き抜けるのだろうかという不安に襲われる。足だって棒のように細くて、折れてしまうんじゃないかとこれまた不安になる。


どれだけ歩いたのだろう。足を引きずり始めた時、遠くの方にほのかな光が見え始める。わたしはその一縷の希望に向かってただ懸命に足を動かしていく。


爽やかな風が額を撫でるので、汗が一気に引いた。新鮮な空気を一気に吸い込む。――ようやく、わたしは外に出ることができたのだ。見上げると、空には満月と星々が浮かんでいる。安心感に包まれて、わたしはその場にドカッと座り込む。芝生のような草が素足に触れるその感覚が嬉しくて、涙が出そうになる。


どうやらここも流される前と同じく住宅街らしい。だけど、ロココ様式の建物は前の場所と違って小さなものばかりだし、緑が多い。都内の閑静な住宅街から地方の村に出てきたような感覚がある。同じ日とは限らないけれど昼から夜になっているし、結構な時間が経っているようね。


それにしても、星がきれい。一つ一つが強い光を放っていて、地上を照らしてくれている。日本に居た頃は地上の人工的な光が強いからか、星の明るさなんてわからなかった。ここは空気も美味しいし、排気ガスにまみれた日本よりずっと良いところなんじゃないかな。


何故か若返ったみたいだしロココ様式の建物は可愛くてわたし好みだし、この世界に居たほうが幸せなんじゃないかな。――でも、言葉が通じなきゃどうしようもないか。日本に戻る方法を考えた方が良さそう。


「誰かおるんかー?」


どこかから男の声が聞こえてくる。わたしは反射的にストールを被り、髪を隠す。足音が近づいてくるのでそちらを見ると、火の灯るランタンを持った男がいた。日中に見かけた男達のような武装はしておらず、布製の服を着ている。


「どごの娘っ子だ?」


男はそう言いながら、ランタンをわたしへと近づける。わたしは目が合わないように顔を伏せ、走り出す。


「気を付けて帰るんだど―」


背中に向かってそう投げかけられた。――良かった。不審者だとは思われていないみた……あ、あれ? 言葉がわかる??? わたしが思わず振り返ると、先程の男がわたしをジーっと見ていた。日中に出会った人達と同じように、西洋人のような見た目をしている。――のに、言葉がわかるのね。あ、でも、言葉がわかるのなら、事情を説明して助けてもらえるかもしれない。思わず足が止まっていた。


男が一歩、近づいてくる。――ん? なんか、臭い? あ、わたしだ! そりゃあ、あんな用水路に飛び込んだんだからそうなるよね……。どこか、体を洗える場所はないかな。あの人に聞くのでもいいけど、村の娘だと思われてるんなら……聞いたら不自然よね。人が住んでる場所なら、水道か……そういった設備がなくても井戸くらいあるはず。


わたしは再び進行方向へと移動する。村の人に事情を説明するのは、体をきれいにしてから! 臭いのせいで不快にさせたら良い方向に進まないかもしれないしね。また振り返ると、男はまだジーっとこちらを見ていた。そしてその後ろに、山を切り崩したようなトンネルが不気味に聳え立っている。――さっきまで、わたしが居た場所だ。もうやだ、あんなところに二度と入りたくない! わたしの足の動きは自然と早まる。




体感で20分くらい進むと、進行方向に森のような場所が見えてきた。その森の方から小さな川が流れてきているのが見える。見たところ、ここの水は用水路のものとは違ってきれいそうだ。森に行けば、もっと大きな川や湖とかがあるかもしれない! よし、あの森に入ってみよう。ヤバそうだったら引き返せばいいもんね。


木々の生い茂る森には、人や動物の気配はない。小さな川に沿って森を進んでいくと、湖にぶち当たった。手でひと掬いして匂いを嗅いでみたところ、ここの水はきれいみたい。――グーっとお腹が鳴る。喉も渇いていてヒリヒリするけれど、湖の水を飲むのはちょっと怖いな。


とりあえず、水浴びをしよう。服も洗いたいから、このまま入るんでいいよね。


気温は日本の春から初夏にかけてくらいだろうか。薄手の長袖でちょうどいい感じ。わたしは半そでのワンピースを着ていて日中はちょうどよかったけれど、今は少し肌寒い。足先を水に入れただけで鳥肌が立つ。全身入るのが怖かったけれど、ゆっくりと水に触れる部分を増やしていく。


水深は1メートルくらいだろうか。湖の底に足を付けて立っていると、胸のあたりまで水がくる。背泳ぎのような体制になって髪を洗ったり平泳ぎで進んだりして、汚れを落としていく。――うん、気持ちいい。


一通り汚れを流し終えたわたしは、湖から出る。風はほぼほぼないけれどたまに弱めのものが吹いて、ぶるっと体が震える。わたしは風よけができそうな大きな木の下に座り込む。――ちょっと、失敗、だったかな。日が昇ってから水浴びすればよかったかも。


上から何か降ってきたと思うと、視界が暗転する。あれ、なんだか暖かい――って、え!?


「きゃっ!」


急に体が拘束される。どうもわたしは厚手でごわごわした布を被らされているみたいで、その上から誰かに羽交い絞めにされているんだろう。抵抗しても相手の力が強く、体がほとんど動かせない。


「捕まえたぞ!」


すぐ後ろから野太い男の声が聞こえてくる。その直後、複数の男の声が聞こえてくる。


「ああ。間違いなく黒髪だった」


またすぐ後ろから野太い声が聞こえてくる。どうやら、複数の声の一つに答えているようだ。


「イバラテイの魔女に違いない!」


イバラテイ? 魔女? 一体なんだそれは。魔女、はなんとなく意味が分かるけど……わたし、魔法なんて使えないって! そう反論したくても羽交い絞めにされてる力が強くって、うめき声しか出せない。


ふわっとした浮遊感。どうやらわたしはその男に羽交い絞めにされたまま持ち上げられ、どこかへ運ばれているらしい。物凄い力で敵うはずもなく、わたしは一旦抵抗を諦めた。きっと弁明する隙はできるはずだから、その時にしよう。


ギギギーっと音がする。扉の開閉音だろうか。その直後、わたしの体はどこかに打ち付けられる。どうやら男がわたしを投げおいたらしく、羽交い絞めからは解放された。


再びギギギーっと扉の開閉音。ガチャっと、施錠するような音もする。――そして、複数の足音が遠のいていく。


「待って!」


わたしは声を上げる。だけど返答はない。全身を覆っているっぽい布を取ろうともがくものの、腕も足も動かせない。どうやら、布の上から縄か何かで縛り上げられているらしい。口元に小さな穴が開いているから幸い呼吸はできているものの、何だか黴臭くて埃っぽい。


このままどうなってしまうんだろう。わたしの心は絶望に支配されている。




◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆




気づいたら眠っていたらしい。小鳥の鳴き声で目が覚めた。夜は明けたらしく、布に空いた呼吸穴から光を感じる。


頭痛と軽い吐き気がする。唇もかさかさに渇いているし、喉も焼け付くように痛い。――これ、脱水症状だな。昔、夏のライブで体験した症状と一緒。わたし、このまま死んじゃうのかな……。


キーっと、扉の開く音の後に複数の足音が聞こえてくる。誰か来た!


「み、み、」


声が思うように出ない。すぐ近くにある気配に訴えかけようとするけど、渇いた吐息がこぼれるだけ。


「苦しそうだな。解いてやりなさい」


「で、ですが!」


「一晩魔封じに当てられたんだ。だいぶ弱っているし、平気だろう。それに、儂もイバラテイの魔女がどんなものか見てみたい」


また、イバラテイとか魔女とか言ってる。でも、解放されるのならなんだっていい。


拘束をすべて外されると、強い光がわたしの目に入る。そのまぶしさに目を細めていると、複数の感嘆の声が聞こえてくる。本当に黒髪だとか瞳が真っ赤だとか言っているみたい。そんなこと、どうだっていい。


わたしはすぐ近くにいた男の腕を掴む。男は「ひぃ」っと声を上げる。なんで、そんな反応するの? でも、そんなこと気にしている余裕なんてない。


「み、ず!」


辛うじて声が出せた。男が聞き返すので、わたしは「み!ず!」と再度声を振り絞る。


「水じゃな。わかった」


扉付近にいる複数人の男の一人がそう言ったので、わたしは近くにいる男の腕を離した。水を求めていることを理解した男はリーダー的存在らしく、他の男に水や食べ物を持ってくるよう命じている。


すぐに瓶に入った水が運ばれてきたので、わたしはそれを無我夢中で受け取り、口へと流し込む。焼け付くようだった喉の痛みが和らぎ、体が潤っていくのを感じる。水を飲み干すと、次いで運ばれてきた桃に似た果物を頬張る。――うん。味も桃に似て甘くておいしい。


「魔女に施しなんて、いいんですか?」


「儂らの判断で死なせるわけにもいかんじゃろうて」


そんな会話を横で聞きながら、わたしは果物を完食する。――とりあえず、この人達は敵ではないみたい。味方でもなさそうだけど……。


「ありがとうございました。美味しかったです」


わたしが礼を言うと、何故か男達は顔を見合わせた。わたし、変なこと言った?


リーダーらしき男は「悪い子じゃなさそうだけどなぁ」と呟く。この人ならわかってくれそう! と思うものの、体が回復していないのか緊張のせいかなんといえばいいのかわからない。わたしが困惑しているうちに、男のうちの一人が金色の縄でわたしの足と腕を縛り上げる。また、まるで猿轡のようにして口に金色の縄をあてがう。


「迎えが来るまでの辛抱じゃ。ごめんなぁ」


リーダーらしき男はそう言い残すと、他の男達も引き連れて部屋を出て行った。


迎えがくる? それは、わたしにとって良いものなのか悪いものなのか……。不安しかない。




◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆




どうやらわたしがいるのは、物置らしい。長いこと使っていなそうな農具らしきものや家財道具のようなものが置かれている。黴臭いのと埃っぽいので何度かむせたりもしたけれど、昼と夜にも水や食べ物を運んでくれたりトイレへと連れて行ってくれたりしたので、トンネルをさ迷っていた頃よりは全然よかった。


日中は村人の喧騒が聞こえて来たけれど、夜になるとシンっと静まり返る。今晩も恐ろしい程に静かだ。わたしは一体、いつまでここにいるんだろう……瞳が重くなって意識が白み始めてる……あ、寝落ちしそう……。次に目が覚めたら……日本に戻っていたらいいのに……。それが叶わないなら、せめて、楽しい夢みたいなぁ……。


ん? なんか、明るい? あれ。いつの間にか寝てて朝になったのかな。それにしては、明るさの感じが赤っぽいというかいつもより暑いというか……。


「えっ! 火!?」


明るさの正体に気づいて、わたしは目を見開いた。8畳くらいあるこの物置の約半分程の壁に火が付いているのだ。わたしは半身を起こした状態でお尻を動かし、火の付いていない入口側の壁際へと移動する。そして、壁伝いに立ち上がる。――よし、あともう少し。


わたしは拘束されていて1つになっている足に力を入れ、ジャンプしながら扉へと近づく。そして少し距離を取り、体当たりをする。――が、扉はびくりともしない。わたしはさっきよりも距離を取って勢いよく体当たりをする。――と、衝撃で体が床に倒れてしまう。


痛い……。火は見る見る大きくなってて熱い。もう、無理かなぁ。――けど、ここで諦めちゃダメ。諦めたらそこで終了だって、そんな名言あるじゃない。


わたしはさっきと同じ動きで立ち上がると、扉に体当たりをする。体当たりをしては床に転げ、立ち上がっては体当たりをし……を、何回繰り返しただろうか。音を立てて扉が壊れた。扉だった木の破片と共にわたしも外へと飛び出す。――よし! 火事場のなんとか力とはこのこと!


勢いで地面に倒れ込んでしまったわたしは、物置から離れるべくローリング移動をする。――と、何かにぶつかって止まる。――何かが勢いよく降ってくる! わたしは上半身をくねらせた。どす、っと鈍い音がすぐ目の前から聞こえてくる。恐る恐る目を開けると、そこには太い棒が置いてあった。


舌打ちのような音が聞こえ、そちらに視線を移す。そこには、男が居る。鬼のような形相をしている。男は手にしている棒を振り上げると、わたしに向かって降ろしてくる。辛うじて避けたものの、肩のすぐ近くの地面をえぐっている。


ダメ。このままじゃ、殺され――うぐっ。


腹部に衝撃が走る。呼吸がうまくできない。男の太い足が腹部にあるのが見える。どうやら、蹴られたらしい。腕に激しい痛みが走る。木の棒で殴られたんだ。木の棒が降りあがる気配がする。けれど、避けられるほどの気力がない。わたしは両腕で頭を庇った。――が、体のどこにも衝撃が訪れない。


喧騒が聞こえる。辺りを見ると、数十人の村人が遠巻きにわたし達を見ている。わたしを襲っていた男は他の男達に取り押さえられているが、激しく抵抗している。


「お前らだって知っているだろう! 俺の嫁は魔女に焼き殺されたんだぞ!」


周囲の人は男に返事をしない。


「俺には魔女を殺す権利がある! なあ。そうだろう!」


男は抵抗したり「魔女」に対する暴言を吐いたりするものの、誰にも応えてもらえずに連行されていくのだった。




わたしはその後、あのリーダーらしき男の家へと連れて行かれた。そこの一室に隔離されながらも食事を与えられトイレには行かせてもらえたりして、数日を過ごした。


その日の昼食を終えた頃、わたしはリーダーらしき男に連れられて外へと出た。そこには数十人の人がいる。村人の他に武装した男達もいる。武装した男達は馬を従えており、馬車があるのも見える。


「その者が魔女か」


武装した男が言うと、村のリーダーらしき男は「そうでございます」と答える。わたしは反論したかったけれど、口が縄で縛られていてできなかった。――でも、したところで意味はないだろう。食事をもらった時に男に何度か魔女ではないと言ったり魔女とはなんだと問いかけたりしたものの、答えが返ってくることはなかったのだから。


武装した男が村のリーダーらしき男からわたしを引き受けると、どこかから石が飛んでくる。どうやら、子どもが投げているようだ。近くにいる女性がその子どもを制するけれど、今度は別の方向から石が飛んでくる。――その後も魔女に対する罵倒や石が複数飛んでくる。もうここまで来ると無感情になる。わたしは大人しく馬車へと乗り込んだ。


これからどこへ行くのだろう。晴天の昼下がりで辺りは明るいはずなのに、わたしの周りには暗闇しか見えない。ため息がこぼれる。




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