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バッツの冒険記  作者: 寿限無
ミドルディア編 開拓 開発 探検
52/142

エリーサ出産と激怒モードのバッツ

アッシーナは通信にてトリトの財務官にエリア1だけならここにいれる

キメラは無理、怖い これはできない

ワニ池作った、5匹で泳いでいる、キメラは安いが一番まずいワイン樽2本を月初めに持ってくれば、襲わなくなるようだ。

バッツが交渉したが、こわくて耳に入ってこなかった


財務官からは エリア1だけで助かっている、無理はしないように ワインの件とワニ池は市長に報告する

アッシーナ キメラのエリアに単独で行かされるなら、さすがにここを去る

財務官はあっさり了承した バッツはワニ池の観察でいる予定だ 10日ほどいるそうだ

財務官から 女王陛下が水魔法出来たから、さっさと上級魔術師のローブ持ってこいと協会長にしつこいそうだ バッツに戻ったらなだめてくれと依頼があった

ここでバッツが”鉄板協会長に”協会長仕事しろ”といっておいてくれ”と伝えてくれと口を挟む

アッシーナが”私は役に立っているか?”と財務官にもきく

 財務官はそこは危険な土地いてくれて、交易品の果樹と商人への対応、特に個数と内容でごまかしがきかないだけでも我々は助かっている 魔術師でないと回復できないしも戦士がいないと護衛もできない 単なる財務官では足手まといだ

 砦の建設員の””男の宿命””にも寛容  得難い人だ

ミドルディアにたまには帰ったらどうだ 特別な魔術師でないと入れない開拓地では困るんだと説明されてもアッシーナは自分の仕事の価値を分かっていないようだとバッツは感じた

ワニ骨は市長が必要と聞いている、討伐したものは個体数を増やす予定


通信が終わるとワニ対策だ 棍棒で殴っても効果が薄い、雷は初級を無効化、やはり氷結で固めて雷束で攻撃するしかないか

魔術師には白魔石で魔力を回復しつつ、雷束で倒してから氷結で、討伐した後は騎士に手伝ってもらいベースまで運ぶ

ワニの餌は討伐したモンスターを与えてみる 氷結されてる間は手を付けないが、大きな口で素早くかみ砕いて我先にワニが競って食べている

追加でモンスターを3匹ほど持ってきて それぞれに食べさせる 餌には苦労をしなくてよさそうだ


 バッツの昼からの仕事はワニの追加だ アッシーナは休みの予定なので魔術師を連れていく

行は飛翔の腕輪で魔術師1名を浮かせて運ぶ

水が多くなってきており、魔術師では進みにくいというか進めない

バッツも無双モードで進む 3時間程かけてワニ池へ到着

魔術師に雷をやめて氷結でワニを固めて、一人でしてもらう

 30分ほどかかったが、魔術師は見事ワニの凍結に成功だ

バッツはさっさとあと4体を凍結し 5体を浮かせて運ぶ

 ついでに魔術師も浮かせたので”ワニと同じで少し悲しい”といわれたが、

”ここは私しか来れない 気絶しないし、1体は凍結で来た 十分な成果だ”と持ち上げておく

ワニの捕獲帰りにモンスターエリアに結界魔法の雷束を発動するとンゴキメラに伝えておく

雷束1発目の発動して 新設のエリア1のワニ池へ移動 ワニを5匹追加する現在9匹だ モンスターの死骸があちこちにあるので、 面倒だがワニ池に放り込む


約3時間分歩いてベースへ着く


夜の魔術師に”ワニ池を作ったので監視の強化が必要と伝える” 


バッツは これからの大雨の季節に人間では進めないエリアの”乗り物”があればよいな

無双モードのバッツですら進めない水無月、文月、葉月 ここには手をつけれない

食事をとりながらアッシーナにいない時期の状況を聞く

職務はきちんとこなしているが”せっかくの全属性魔術師”の仕事ぶりではない

自分で壁を作りできるであろうこともやらない

テストだけ優秀な生徒という印象を持った 学生時代とあまり変わらない


話を聞き終わるとアッシーナに”もったいないな、それだけ能力があるのに”といってアンジュから植物の植生、分類、育成の図鑑を見せてもらう

約2300種類の植物とその植生、育成が書かれている

勿論時間観察が必要なので途中だが、果物はほぼすべて網羅されている

アンジュに”この調子で仕上げてくれ 良い仕事だ 追加の人材を考えているがアンジュはどうか?”と尋ねる

 ”一人では限界があるし エリア1だけでも早急に完成させたい

 多ければ多いほど助かる 住まいには余裕があるのでよろしく”


アッシーナから先ほどの意味を聞かれたので”俺と違うのは結界魔法と戦士の力だけ、せっかく好き勝手できる開発なのに、テストで100点取ろうとしてるだけじゃないか”とこたえておく

察してくれればいいが。。。。


あと5日ほど滞在し ワニ池の状況と餌の量をを監視する

 動かないワニなので毎日1匹以上食べないし、水辺から動かないのであと3日に変更しトリトでこの図鑑の写本用の和紙を見学しよう


スクロールは保存にも火にも水にも強いが、変色するため色の正確さにかける、、、高いし

和紙は保存と色はいいが、火と水に弱く

植物がここトリト付近に限られるので、量がとれない  安いけど

植物自体は生えているそうなので、大量生産できれば開拓広報代わりにする予定だ


予定変更するとこを伝える

”騎士4人と魔術師2人はキメラ洞窟への配送だと樽が載せられないけど?”と質問あったが

”樽2本の護衛で6人も必要ないだろ?、キメラ襲ってこないし”

ビビってこれないようだ

3日後 ワニの件 さして進展がないので生物の調査官の派遣を依頼してトリトに向かう


トリトに到着和紙の原材料 こうぞを見せてもらう

3mの単なる木にしかみえない


トリトの内陸部分に生えてるのでこれを使っているのだそうだ

そこらに生えているだけでよく、手入れはいらない 毎年収穫と生産に向いている

もう一つトロロアオイをも見せてもらう

 折るだけでどろッとした粘液がでるこれを接着剤として使い柔らかさも出すそうだ

色は強度が上がるにつれ茶色っぽくなる

 楮の表皮の部分を多く入れるとこうなるそうだ

 5軒ほどの農家で包装用の紙として使わているので十分だそうだ


羊の皮は剥いで乾燥するだけ、和紙は木を切って皮をはぎ中身の白い部分を煮詰めて分解し水でキレイにしてを繰り返して、ごみが無くなるとトロロアオイを入れて半分粘着した液体を一枚づつ型にいれて揺らして乾燥。すだれで干して完成 アーメンドクサイ


羊の皮のスクロールが一般的なのがわかった

植物図鑑で色の退色が気になるので見てみたが、とても大量生産できる状況にはない

ただ手触りが良く、儀礼用で王室から注文をもらっている

 白羊の放牧で白いスクロールが主流となりつつあるミドルディアでは生産量的にも手間的にも

勝てそうにない

 黒羊は毛を年に2回刈り服に使用することが多くなった

 綿が主流ではあるが、ただ捨てるより再利用だ


バッツは少し残念だった

見学した後トリトからミドルディアへ向かう 出産に間に合えば、、、、、、いいなあ


ミドルディアに帰還したのは、水無月の10日 よかった

エリーサの出産が見れる エリーサは動くにも大変そうだ

 1階の部屋に代わっている ミクザの時も変わってもらったそうだ

4日後陣痛が30分おきに来るので出産の準備のため、助産施設にいく

ベットに横になりミクザも一緒に来た

 男のバッツは最初入れてくれなかったが、”俺を止めたければキメラ1000体連れてこい”とかっこいいセリフ 


 (い、、、痛すぎる)で強引にはいった


当たり前だが見事に女性だらけだ 400人ほどいるのだそうだがバッツ一人のみ男だ

場違い感はバッツにもわかるが、エリーサの出産の出産が見たいんだよお


騎士が一応来た

 助産は女性だけで行うのが慣例で、男は待合で待つだけだが、バッツはベットの横にいる

 出産にも立ち会うと言ってきかない

 駄々っ子バッツだ エリーサも”このモードに入ったら引かないわよ”と騎士にも自分にも言い聞かせているようだ


最後には”ミドルディア法上何か問題があるかね”とバッツはしつこい騎士を追っ払うためにミドルディア法を使う

騎士もミドルディア法を出されると退去するしかない

バッツに引く気があるなら騎士が来た時点で退散してる


助産施設の仕切りがないのも、出産待ちしないといけないのも、出産しか手助けをしないことも不満だ

 せっかく知識があるなら、広めればいいのに既得権益化してる助産施設をミクザから聞いていたのでバッツには不満たらたらだった


陣痛感覚が10分以内になると出産の合図だが、”まだ前の妊婦が出産途中だから待て”

 バッツは15分間隔ですよ陣痛 まだあきませんか?

バッツは”この無能が”と思ってはいるが、口は出さない

 待てと言われて待てるものではないと女性自身が知っているだろうに

しばらくたつとエリーサの陣痛が10分間隔になる

 助産師に”陣痛が10分間隔になりました”分娩台の用意を伝えたが”まだ空かないので無理”


バッツはエリーサに”ここで産まないか?魔力でサポートすれば、少し痛いだけで済むぞ?時間も短くて済むどうだ?”

エリーサは苦しそうだ 早く楽な状態にさせたい


助産師から禁断の一言”男に出産がわかるわけない”


バッツの逆鱗スイッチオン


バッツは即座に”無能な君たちより、私のほうが優秀だ 天才魔術師バッツの力で君たちの無能さをみせてくれよう”


【エリーサ ミクザから出産に関してはレクチャーを受けている 任せてくれ】

エリーサはお願いとだけ

バラバラ表示の切り替わるバットステータスの表示に困惑するが、エリーサの治癒能力を最大まで魔力で拡大し、同時に体力を上限まで拡大ししつつエリーサから押し出すように赤ん坊を出す方向にエリーサのお腹をゆっくり手で押す

ステータスが切り替わると中断を繰り返し 3時間後無事に生まれた

生まれる直前【ミクザお湯の用意を頼む、出血もひどいのでベッドごと持ってきてくれ】


生まれるとミクザに”これだけ苦労したんだ、エリーサに心行くまで抱かせてやってくれ”とステータス表示の切り替わらなくなったエリーサに、治癒能力を上限に維持するよう魔力を注ぎ続ける

エリーサ

【通常は8時間、難産で20時間かかるといわれている出産がこんなに早く終わるとは思いませんでした ありがとう あなた】

バッツは

【男では産めないからな、こちらこそ産んでくれてありがとう エリーサ】


ミクザが助産師とベットの替えを持ってきた

やっとへそのを切断し胎盤の処理中にかかっている助産師と、赤ん坊の産湯を持ってきた助産師に向かって【男には出産の事がわからないといったもの、身の回りの整理をしておけ】

来た助産師2名は胎盤をはがし、出血の処理をしているがどことなく表情が硬い


ミクザ

【バッツ私もお世話になりました、ご配慮していただけませんか?】

エリーサの治療を上限に保ってるバッツ

【無理、無能が上に立つ組織は潰す。 ミドルディアのためだ】バッツは激怒モードだ


【何もしない無能なら害はない、無能な働き者は害悪だ】


バッツが何か決めるとその予定を狂わせるものには、たいてい怒りをもって対応する

バッツの悪い癖だがこれは治しようがない

このおかげで結界魔法の仕組みを解読するまで一直線に向かえたのだ

自身の成功体験は治しようがない

ーーーーエリーサはミクザが離れた時 ぼそっとバッツに言った


バッツは意見を曲げない

”知識を持つものが役に立たなくてどうするんだ? 秘匿するものではなく誰でもできるようにすべきことだろう”とエリーサに言った


出血が止まり、体力の回復もできたところで 助産施設の出産後のレクチャータイムだ

 ミクザから聞いているが、聞き忘れがあるかもしれないので聞いておく

新しい情報は無かったので スルーしておく

 そろそろ抱かせてもらえないかな?と期待しているだけだ

エリーサ

【穏便に済まさないと、一生抱けませんよ この子】

バッツは焦る、ほんとにエリーサならやりかねない

バッツ

【他の出産を手伝ってくる、抱けないのはあきらめる】

そういって分娩台のある部屋に向かおとする

エリーサ

【一生抱けなくても、その方の処罰を優先ですか?】

バッツ

【ここそのものを潰す、人の処罰が目的ではないよ ではな】


分娩台のある部屋に到着したバッツ

 5つあるので順に訪ねて手伝うと告げるが”お断りだ”しょうがない


エリーサの部屋に戻ると、血相を変えて施設の偉そうな面々がすっ飛んでくる

しばらくどうでもいい ”おだて”なので覚える気がない

本題の”どうか回避を”のお願いだ 改善案なしで”お願いだけ” 潰すしかないよとバッツは考える

なんかいろいろいってはいるが、”潰さないで”だ アーアードウデモイイ


バッツ

【そろそろお引き取りを”ここを潰してほしい”まではわかりました】

やっと改善案をお聞きしたいといってきたが

バッツ

【それを聞かれるようでは、潰して改善された組織作るほうが早いですな お引き取りを】


まだなんか言いそうな雰囲気なのでバッツは

【妻から”穏便に”と”お願い”は聞いておりましたがそれでも曲げられません このバッツが散々催促して出産の職業集団の手助けをいただけず、なんとかやっとこのかわいい子供を授かった次第です】

【それでそちらから、”穏便に”と”潰さないで”で”改善案なし”とか、”潰してください、何でもしますから”と頼まれてるのでしょう】

【この子は一生抱かせないといわれましね もうやけくそです 助産師もこの施設も何が何でもどんなことしても絶対につぶす】


時間をおいて


【以上】


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