4年目の始まり天竜と父親修業
22 レイナ1
ミドルディア帰還途中に天竜から通信が入る
-------私は天竜です バッツさん 今よろしいですか? きれいな声だが事務的な感じ
----バッツです 注意事項はわかっています 不要です
天竜
----規則ですので、竜に敵対しないように、次の竜の紹介は腕輪の作成後です よろしいですね
----何かあれば連絡を では
-------プツ
はやっ 竜から切った 初だ できる女の竜そうだが、緊急通信以外で話すことはなさそうだ
魔力結晶を持ったアッシーナからテスト通信が届く
アッシーナ
【バッツ市長テスト通信です】
バッツ
【良好だ かわったことはないか?】
アッシーナ
【ありません 毎朝の報告も先ほどしました 留守派は守ります お見合い頑張ってください では】
あー思い出したくない 二人の妻に会えることでにんまりしてたのに
ロアにつくと案の定ンゴキメラをなんとかしてくれとのお願いだ
女王陛下からの通達の通り放置でと伝えるが引かない
バッツが”近づけば逃げますよ それで対処をしてください”と伝えても繰り返しだ
バッツは予定をずらされるのが嫌いである、妻に早く会いたい目的で急いでいる
早くミドルディアにつきたい
バッツ
【妻に早く会いたいので出発します それでは】そんなことより討伐をと聞こえた
逆鱗スイッチが入ったが、怒鳴らない
無視していくことにした 怒鳴ったところで出発が遅れるだけである
ロアを出発して9日 ミドルディアにつく
ミドルディアの自宅に戻ると人だかりが、案の定ンゴキメラの討伐である
バッツ
【そこを開けてください 自宅に入れません 騎士を呼びますよ】しぶしぶさがる
やっと自宅にはいれた 両親に帰還の挨拶に向かうと、気まずそうである
バッツ
【お見合いの件は気にされずに、全員断りますので それより妻に会いますので、湯あみをします】
ああとデリンがいうと、お湯できれいにして、念入りに石鹸で洗う ダメモードバッツ全開だ
ミクザのもとへ行く筋トレしながら授乳中だ 強い
バッツが逆の立場なら疲れて寝ている
バッツは授乳が終わるのを待っている
バッツの顔を見ると泣きだしたが、どうにもできない
ミクザ
【エリーサさんに先に会ってきて】バッツはエリーサの部屋にいく
エリーサーーあ ダメモードになったバッツである
エリーサのお腹に抱き着いた
ミクザなら”離れなさい”といわれる頃でも、エリーサは何も言わずそのままだ
メイドがミクザさんがよろしいようです といわれてやっとしぶしぶエリーサから離れた
エリーサもミクザの部屋に行くように勧めるが、ミクザのもとに行ってくださいといっていかない
バッツはしょうがないなあと言い残し、ミクザのもとへ行く
すやすやと眠っている赤ん坊はミクザが”レイナ”と名付けた
ミクザに抱き着こうとするが”先にご両親への挨拶をしましょう
バッツが帰るまで我慢されているのですよ”
ミクザからレイナを受け取る
小さな体だ 男としては小さいバッツでも壊れそうな弱さである
あやし方をミクザから習う
ミクザが”そろそろ”といってもあやし方をマスターしようと試行錯誤しているバッツ
”いい加減にしなさい”怒られても知らん顔である
ミクザはあきらめてメイドが両親を呼びに行くように命じた
やがて両親が到着するとダメダメモードバッツからダメバッツに戻る
バッツ
【レイナです】といって父デリンに渡す 通常ならすぐに母ウインに渡すがデリンはあやしてウインに怒られてた
ウインに渡すと今度はデリンに怒られて やっとバッツに返す
バッツ
【ミクザ 遺伝のようだ あきらめてくれ】ミクザは3人をあきれ顔で見ている
【エリーサを呼んできてくれ】とメイドに頼むとエリーサにも抱かせる
普通に返すかと思ったが、バッツに怒られるまで返さなかった
ミクザはぼそっと”4人に変更”とだけつぶやく ミクザ以外全員うつむいた
ミクザに エリーサにはやさしく この3 ”子バカトリオ”は厳しくでいいよと話す
この帰ってからの5日間はミクザの部屋に4人が食事と就寝と授乳以外でかわるがわる、時には4人で押しかける
ミクザは初日こそ不満を言っていたが、子育てより筋トレに励んでいる
メイドがミクザの部屋の外で立っているときが、面会おkのサインと気づくのにさしたる時間はかからなかった
メイドから開拓地について聞かれた
農作業を1年間手伝う 時間的には朝夜明けで食事をして午前の作業 お昼は暑いので休憩 夕方の作業はあつさがおさまってから日暮れまで
農家へは聞き取り調査と開拓民の聞き取りを順に巡らせている
ミドルディア法に違反する例も今まではないがあるとは思う
もちろん処罰の対象だ
開拓民の不満は慣れぬ気候だ
どうしようもない 最近になって滞在して気候に慣れてからに変更した
興味があるならトリトの開拓希望応募してくれと伝える
大工職人、コンクリ屋、土建屋にそれぞれ感謝と協力を頼む
大工には モルタルは1年持った
ニスは帰還前におちた
エリア2のゴムは現状新年の長月から皐月までと伝える
通常のウッドハウスの来年の注文とエリア2のツリーハウスの注文が王宮から来ている
値切りがひどいがエリア2のゴム売ってしのぐとのこと
値切りの件は財務官に伝えておく
コンクリ屋は今は自重と熱と水で固める時期だ 神無月あたりで固まるだろう
値切りをきいたが、まあこの程度予想してた範囲だ いい現場だもっと呼んでくれとの事
土建屋は聞いてはいたが、暑さと水がきつい現場だ 足場が組みにくいし
木枠もほっとくと腐る現場は初だ
”お気遣い”には感謝する 飲み食べ放題は魅力だ
建設でも違うものだなと思いながら、魔術協会へ向かう
ンゴキメラはどうやって討伐?
またこれかと思いながら 報告書かいた読め
風当たらないよ?当てろ
水で潰せないよ?潰せ
雷できないんですけど? 撃てるようにいま研究中だ まて
バッツはキメラごときでなんてウザイんだと思っている
ジョーを訪ねて、魔術師データの記憶だ 一度見ればわかるので、論文を見る、、、、
見る気がしない 俺のやったことの検証だらけ
気候データないものは意味ないよと告げ
スカレットは?と聞くと屋上です
んじゃ久しぶりの日光浴でもするかと思ったら、スカーレットが普通の格好で仁王立ちだ
サボれない魔術師の記録
さぼれないデリカ協会長からのよびだし
サボるとすぐにばれる上級魔術師の指導
さぼれないことだらけで文句たらたらである。
さぼり魔には最適の仕事だろといって別れる
こんなことになるなら、コンクリ教えなきゃよかったといったので、市長権限で開拓地へ呼べるぞ と脅しておいた
今までさぼってもさぼれない論文以外は優秀な成績のスカーレット4属性マスター自力だよ
俺見たいに借り物じゃなくて
せいぜいそのサボリ癖を直す時期だよ と思いつつ 日光浴スタイルになる
王宮に足が向かない 赤字をどう言い訳しようか考えたかったからだ
しばらく考えていると 鉄板協会長がやってきた
なぜ来ないのか聞かれたので”用事がない”と答えたら怒った
魔術師派遣取り消すぞと脅したので、”市長権限で上書きできる”と答えたらさらに怒った
お前は協会を何だと思っていると聞いてきたので、”ミルディア様の愛” と答えると怒りが収まった
今悩んでるのはなんだと聞いてきたので、”エルディアの運営と私の無能”と答える
良い人物がいるが紹介しようか?と聞かれたのでゼンモル先生に言えばいい人は紹介してもらえるが、市長失格だ
いっそ市長はやめて、他のものを開拓に回し 必要ならその下でもいいかなと考えてる
鉄板は”意外だ もっと自信を持っているかと思っていた 王宮に足が向かないのはそれか?”
バッツは”それとお見合いの件”と答え 自宅に帰っていった
自宅に戻ると王宮騎士が待っている
バッツにいつ頃王宮へ来られるか? お見合いの件なら回避できぬと伝えてきた
バッツはそれが悩みの種の一つですよ、もう一つは今後の開発の方向性です
今しばらくお待ちください
王宮騎士は 王宮内で女王陛下からいろいろありまして、早急にお越し願えたらと参った次第です
バッツ
【では 明後日の朝お伺いします】今日は3人で寝ようと思いながら自宅に入る
豪華な食事が並んでいるダイニング
奮発した5年物ワイン
自宅はいいなあと思いながら席に着く
ウイン
【久しぶりの実家 私が作ったのよ さあ 食べましょう】うまいなあ 涙が出そうだ
エリーサが
【これは私が】 これ好みのスパイシー味 これもまたたまらん
ミクザが自信作といった皿は見たことない肉だ
【これは噛めば噛むほど味が出てくる ミクザこれはなんだ?】
ミクザ
【王宮ご用達、シェラーンの寒いところでしか育たない飛べない鳥の肉です】
バッツ
【ほう シェラーンはいいもの食べてるな】
デリン
【これは鮭という魚だ 生で食べれるよう氷づけにした】なんじゃこれはーー
【今年一年お疲れ様、これぐらいしかできないが くつろいでいけ】
バッツはいつぶりだろう 涙を流しながら食べている
苦労の多い開拓地 会えない妻 優しい両親 ここで暮らすのもいいなと思い始めた
今日は無理をいって妻と3人と寝る
翌日はスーパーダメモードバッツである 妻を行ったり来たりで一日が暮れた
王宮内 謁見の間
バッツと女王居並ぶ重臣の前でバッツは
【優秀な開発担当者に市長をお譲りします】
【妻に会いたいですし赤字が出ると聞いたので、市長やめます】
【お見合いは全員お断りします】
ゼンモルは財務長官を殴りながら
【ほらみろ やめるといいだしたじゃないか】相変わらず殴られてる、止めに入る重臣たち
【それを見ろ】財務諸表がある どう見ても黒字 来年も黒字予定だ
バッツ
【聞いてる話と違うようですが?】
ゼンモル
【ああこいつがバッツが油断するから、赤字と言えといったらしくてな】
まわし蹴りも入ってる
【あと見合いの席だ 開発地に行かせる そこで判断しろ】
バッツ
【市長やめてミドルディアで暮らしますよ 妻に会いたいので 開発は誰かにお任せします】
【よわっちいンゴキメラでも討伐しながら過ごしますよ 見合いはしません 失礼します】
ゼンモルから”またんかー”と聞こえたが
【初めから黒字ならそう言っていただきたかったですね 黒字ならわたし必要ないでしょ】
というと魔力結晶を渡し自宅に帰っていった
1日みっちりかかると思っていたバッツの家族は1時間ほどで帰ってきたバッツに向かい
【黒字だそうです 私がやる予定の開発も黒字予定です ここミドルディアで一緒に暮らしましょう 市長やめましたから】
家族全員ポカーンである
【当面 ンゴキメラでも討伐しますよ】そう言うとミクザの部屋に直行
【さてあやし方のトレーニングですよ ミクザ先生】
授乳中のミクザは動かない 真似をするバッツに思わず吹き出す
こんな感じで新年を迎える
早速問題のミドルディアのンゴキメラ討伐に向かう
5秒で片付けて 次へ 面倒なので貨物馬車からンゴキメラを討伐 長月は3匹ほど片付けた
来月の神無月は2匹づつミドルディアを巡ればいいだろうとおもっている
自宅に戻る途中に財務官から”計画が破綻しました お戻りください”
バッツは”嫌です、今は父親のトレーニング中です。 それに騙したでしょ? 永久記憶で一生忘れませんよ”といって自宅に入る
父親トレーニングの真っ最中のバッツ最優先事項だ、かっこ悪いので騙したことに怒ってるふりである
大工もコンクリ屋も土建屋も来たがバッツは
【もう市長じゃないから王宮へ行ってくれ 私をだましたぐらいだ、さぞかし有能な市長だろう】
嫌味全開である
今は赤ん坊に気に入られようとトレーニング中だ
思い通りどころか泣かれてばかりでさっぱり効果が上がらない
父親1月の新米だ 泣かれるのはしょうがないミクザに相談すると”泣くのが仕事だ 泣かせておけ そのうち何がほしいかわかるようになる”といわれたが
レイナに”あなたの要求は何ですか?”、どのようなことをお望みですか? と大人に話しかける調子でわかるわけがない
ミクザが”この時間ならおしめの交換、この時間なら授乳”それだけわかればいいのよ
あとは話しかけながら、バッツの声に慣れさせてください
バッツはミクザに何がほしいか?わかる方法無いか?と聞いてくる
ミクザ
【私は母歴半年、バッツはお父さん歴1か月 子育て歴がバッツの年齢の方がいますが、聞くべき人は私ですか?天才魔術師のあなた】
バッツはそそくさと両親のもとに向かう
バッツは執務室にいる両親に
【子育て1月の未熟者に、子育ての極意をおしえていただけませんでしょうか?】
両親は吹き出して笑う
ウイン
【私達も手探りでした、何となく何がほしいのか分かったのは一緒にいて3か月ぐらいからよ】
【今のあなたにわかるわけない、なんとなく察するようになるわ 焦らないでね 新米くん】
しばらく考え 確率は1/2だ授乳はできないからおしめの交換してダメならミクザに頼もう
デリン
【何でもないときに泣くから1/3だぞ 1/2じゃないからな】
さすが父親歴=バッツの年齢 これが察するってやつだ
精進しますといってエリーサの部屋に行く
エリーサは子育て0か月だ一緒に学ぼうと声をかけるが、
【私は貴族の責務で学校の帰りで赤ん坊の面倒を見ていました あなたより経験値は高いですよ?】
おれだけ一か月の新米だと、これから父親として学ぼうとしているときである
王宮から至急来てくれと要請があった どうせ開拓戻れだろ やだよ おれ父親修業が大事だもん
バッツ
【レイナの父親として立派になれるように自宅で修行をします 開拓は私より有能な方をお探しください】
そういわずなんとかと食い下がるがバッツは自宅から出ようとしない
【用向きは終わったようですね 開拓のアッシーナにミドルディアにいるから戻れと伝えてください それでは】といって入り口を閉める
神無月に2体の予定だったが、ンゴキメラ2体と4年ぶりにキメラが発生したというのでついでに討伐して凍結しておいた
ミドルディアにはこれで当分キメラの発生はないだろう
年に4匹から6匹も出る開拓地と違い、モンスターの少ないミドルディアではしばらくでない
来月はアッパーディア方面にいくと毎日自宅に来る調査官に連絡を頼む
これまで開拓のように、難題が次々と襲い掛かる状況から、安定した生活 おいしい羊肉のお店、長くて覚えさせるきがないであろうキーケ屋、様々な地方から届く名産品、豊富な服、、、同じミドルディアでもここまで違う
これまで突っ走ってきたバッツだが、休憩中
神無月の終わりごろ アッシーナがバッツの自宅につく
状況は騎士と魔術師でエリア1のモンスターを掃討しつつ果樹園とエリア1の維持で手一杯
昼の便で騎士の応援と魔術師の応援をもらって夕の便で交代
しのいでいるが、最近はツリーハウス付近までモンスターが出る
砦の建設は1階部分の地中からの支持柱完成、壁と土台のコンクリートの完成、乾燥中で
現状で停止
2階部分はバッツが戻ってこないと作業ができない
騎士の交代で土建屋が入れないので進めようがない
エリア1にキメラが出たら撤退する。これは守る
バッツは”新規停止で現状維持で手一杯、バッツ戻ってね”ということか?
アッシーナは”私だけの時はエリア1だけで、砦の1階部分の建設 ここからは進まないほうが良い”
と判断します
王宮にもそう報告した
”開拓の宿泊用のウッドハウスが届かない、土建屋の泊まるところもない これでは進めようがありません”
バッツはアッシーナのステータスチェックをする
まだ発現しない 火に集中してみようかと相談があったが、属性で習熟度が違うためおぼえている属性でも試すようにしてほしいと伝える
バッツは”開拓は今年はキメラが出たら行こうとは思うが、父親修業が優先だ、エリーサの子供が生まれ5歳まではこのペースで行く”とアッシーナに伝える
父親歴3か月目の霜月 レイナは泣かないでなついてくれないかなーと考えるバッツである
レイナの離乳食をバッツが作って食べさせる これも修行中だ
霜月の終わりごろ 確かにただ泣いているだけか、おしめの交換かは察するようになったが、授乳タイミングはわからない、、困るとエリーサのお腹に抱き着き自分を慰めてる
ミクザから”授乳ももう少しで終わります”といわれて落ち込む 結局わからないままか、、、、
エリーサにレイナの授乳タイミングはわからなかった。
エリーサの子供の時はわかるようになる これが目標だ
その時も当然の様にお腹に抱き着いていたが、お腹の子供が動いたのがバッツにわかった
”今動いたか?”とエリーサに聞くとうなづく
食事の時もお構いなしにお腹に抱き着く
こういったことも開拓地にいてはわからない
霜月の末に魔力結晶をもって調査官が来た
アッシーナの手助けをしてくれ、これはバッツ専用で使っていいとの沙汰だ
もらっておく 早速アッシーナと通信する
”キメラが出ました”あーあ ”行くよ”といって早馬を呼ぶ
来月はつまらないキメラ退治だなと思いながら、、、




