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バッツの冒険記  作者: 寿限無
地図作りながら冒険者始めました
119/142

開拓28年目 地図の更新屋はじめました

年が明けゼシカがフエキナに移動

家族も一緒に移動だ

ゼシカ直伝の猛獣キックをもっているゼシカの子供は王宮騎士だ

退転して旦那のザッツの護衛で一緒にフエキナへ行った

旦那のザッツも王宮騎士だったが、騎士も護衛される時代なのだと思っている

男どもは近寄らないそうだ

間違っても”猛獣”といってはいけないとザッツ自ら娘たちと妻のゼシカの取扱説明書を配っている

去年は”猛獣”1名 今年は”猛獣”3名

監督のザッツの人望は高い


ザッツの父親のワスプ将軍も今年で定年となりやっとミドルディア内の旅行に行けると喜んでいた

各地にあるワスプ邸は絶好の宿泊場所でワスプ自身は各地の政庁に近い建物を私財で建設している

ワスプ家は何度か騎士が生まれずに貴族の座を降りる羽目になりかけるが、見逃してもらって貴族を続けているそうだ

功績で永代貴族のワスプ家は、時が時なら近衛貴族になれそうなものだが

一般の貴族と変わらない生活を送っている

王宮に住める近衛貴族は別格らしいが以前のバッツの王宮官丸ごと追放できれいさっぱりいなくなった


バッツのほうはというと去年、スカイブルーとベルリエッタへの訪問を要請しており、地図の更新

も必要なことから訪問を打診していて両国から了承をもらった

エルフの駐在所についたのは新年長月の7日


地元のフキガミに帰ったサリー急便社長のサリーと会う

現役は引退していたがのんびり暮らせずこうしてあちこち出歩いているようだ

未だにバッツの事は”おぼっちゃん”呼ばわりで今回の地図修正の運転手を強引に割り込んできた

要約すると【見聞を広めたい】という話だ

サリー急便の立ち上げでメイドに向かない女性達をまとめてきた彼女だが、アッパーディア商人達の2割はサリー急便関係者という一大配送会社に成長している

長距離便は一切手出しをせずアッパーディアとエルフの間、街道沿いの住宅の宅配に

特化しており4本の街道のうち直通以外はサリー急便関係者で4割ほど占めている

途中商人を見たがエンジン馬車に乗って颯爽とかけていく姿はエンジン馬車発明前まではなかった光景だ


8日にクロデアウーフに会い移動の状況を確認する

全体で22万人いて 今は3万人程トロカ北の森に移動している

森は見通しが悪く正確な人口はわからない

増加傾向であることは間違いないようだ

トロカ北で馴染めないものもいないし、どうしても移動がだめというダークエルフもいない

モフモフ肉が好みでおいしいらしいが、人間からするとかわいいというのが先に立ち食用としては羊はおろかコケーッコッコの市場流通の1/10000にも満たない

森の中での狩りの腕は人間では到底かなわないほどの腕前で、繁殖についてもこれまた人間より優れている

細かく見ていくとエルフとダークエルフの違いはあるが幼少期からエルフを見ていて、正直別種族という気がしない


9日はシロデアウーフと会う

25万人といっていたがこれまた確認は困難だ

南のロア東の14日目以降の森へ移動し始めたところで、南のワイン工場とブドウの木を少し自然に返し紅茶生産の街道沿いを南下し移動させる計画だ

ロア東の5日の終わりと6日の始まりに直通街道を通し植林も終わっているのでそこを移動に使う予定だ

無理なら引き換えすが、エルフたちにとっては新天地で期待も大きい

当面はロアからロア東10日目の通信施設まで移動して滞在し、不足分があればその都度対処することで計画されている

どうせ予定は未定でバッツに相談があるが、エルフの引きこもりが治りかけなのだ

紆余曲折でいいとおもう

結果うまく運べばいいし、失敗したってここにもどればいい

何といってもエルフの寿命は400年

案内役の若そうなエルフで240才といわれた日にはバッツでも土下座しそうだった


てなれたエンジンを始動してサリーがスカイブルーに向け出発する

今回2名なのは実に旅が進む

7日走り 巨大な都市に変貌したスカイブルーのベリーズ

旧中心街は残っているが、新市街が出来、外観も城塞都市といった軍事要塞といったようだ

入国はでき、貿易拠点もあるので威圧的ではないが町の4隅には監視塔がたっており兵士が

駐屯している

人口は68万人から71万人といっていた

元3万人のエルフとの交易拠点とは思えない

シェラーンの兵士もいるし新市街は旧市街の北 兵士の駐留施設を拡大して作られた

農地はこの季節ひまわり油の匂いでいっぱいだ

東側に大規模灌漑施設を通し農地の拡大と植林の拡大をしている最中だ

活気もありサリーも価格を調べている

主要産物は大豆、小豆等の豆類と根菜類で葉物は少ない印象だ


こちらの案内人 オーランドと見て回る

見てわかる軍事施設よりやはり貿易の品に目を奪われる

納豆という白くて四角く触感の良い加工品を大規模に生産しており サウスディアの醤油とよく合う

元々保存性を上げるため豆の皮を除き中身を固める役目だったが、水が多く保存に向かない

しかしバッツも即座に輸入を決めた通り癖がなく煮込んでもよし、そのまま食べてもよしと欠点がない

乾燥豆腐は日持ちはするが触感がいまいちでここでも人気がないそうだ

豆自体の保存は非常に良好で備蓄もしてありそうだ


豆はそのまま保存すると発芽してしまうので 水にぬらさず土にもつけず保存と面倒だらけだ

ミドルディアからの綿袋の最大の消費がここベリーズだ

服ではウベコードに押されているが、原料代にわずかの利益でこちらの豆の貯蔵袋に使っている

南ではパーム油生産の他に豆栽培と休耕を繰り返し、翌年は根菜と休耕でうまくいき自給とまではいかないが72%は自給できているようだ

主食のコメを減らし、小麦に切り替え多少向上しているとはいえ根本的に主食が足らない

サウスディア生産物の良いお客さんなのは変わらない


サリーはこのままベリーズで産物の品定め、バッツは新規鉱山の下見に来てくれとの事なのでオーランドとサリーに任せ、リーシアというきれいな女性の案内で南へ向かう


道中スカイブルーに販売した馬車に乗り南の山に向かう

ウベコードは12台のエンジン馬車で南北間の輸送とオアシスの移動をしているが、スカイブルーは今年から4台で本格運用が始まった

森は北ではそうでもないが、南に行くにつれ深くなるのは以前と変わらない

街道だけ木がない

森の中をかけていくのは変わらない

運転手がハニートラップ要員なのはきれいな顔立ちでわかるがバッツは平然としている

アンジュも同じような役割で慣れたというほうが正しい

男性としてはうれしいシーンもあったが、それぐらいで秘密をばらすほど幼稚ではない


途中ドラゴンヒーラという最強のモンスターが出たが7.4秒でカチコチに固めておいた

運が良ければ生きているだろうが、バッツに会ったことが不運だ

監視者がドラゴンヒーラの討伐でいろいろ奇声を発しながら100mを2秒で走れそうな勢いで

逃げたがバッツは丁度食事中、、、すわったままでドラゴンヒーラを固めた

近くの川で衣服を洗濯して戻ったといっていたが、、、、、、、漏らしたとは言いにくかったんだろう

食事が冷めたのでもう一度リーシアの食事を温めておいた

護衛なしの旅で不安があったといっていたが、それ以後奇声だけで逃げなくなった

護衛がいたってドラゴンヒーラは1部隊6人、1連隊が8部隊で48人

それが6連隊で討伐できるぎりぎりらしいがいろいろ規格外のバッツにはさして問題ではない、


新鉱山の詳細な内容は書けないが、必要鉱物の相互輸出について大枠で合意できた

鉄以外の加工用の金属でニッケル、クロームが中心でミドルディアでは産出が少ない

以前の様にミドルディアに金属が売らない方針は徐々に撤廃の方向に向いてきている

一部武器に関しては追い越したこともあって輸出制限はほぼなくなったといっていい

バナジュームは非常に算出が少ない レアメタルというらしい ここの鉱山でとれる

ミドルディアの圧延技術はこの大陸一番の性能だ

メッキ技術の振興で美しき輝く金属商品は需要が高い

実用性はパイプとメッキ鋼板だが、アクセサリーはミドルディアで大きく発展した

金属加工はシェラーンの得意分野だったが美術品、アクセサリーに限ってはミドルディアが勝っている


鉱山に採掘用の街があり 3万人の街で地図には載せないことで合意をしている

鉱山開発というものをみて手間のかかる作業で安全に気を配らねばいけないことが理解できた

一度ベリーズに戻りサリーと合流する

採掘の街からベリーズからの馬車で移動だ

べリーズに帰ってから輸出品目の更新の打ち合わせをして4日ほどいた

ひとりならこれからやっと鉱山についたところで、13日の間にミドルディア向けの

サリーの商人としての勘は一流のようにおもう


ベルリエッタのチャラオについたのは長月の終わり

鉱山は4日だけだったが通常の力しか持っていないものだけで開発を続けることは

時間も費用もかかるものでミドルディアは兵士も魔術師も開発に参加する利点がある


チャラオにつくと自分の娘と変わらないリーシアの仕事もこれまでだ

通信でゲンルールが来たいといってきかないようだ

チャラオから下ろうとも思ったが、生産品の出荷を見る限り更新の必要はなさそうだ


ベリーズにお土産のワインを運んでもらいこれからはゲンルールとシェラーンへ向けて旅をする

ここまで9日ほど滞在をしているチャラオの観察だ


8割スカイブルーのようだ 輸出産業は変わらず主食と野菜は同じで、こちらでイノシシを育てている

肉はイノシシの大規模飼育でそれまで輸出用の品目にスカイブルー分として追加されている

実際はスカイブルーのベリーズではなくベルリエッタのチャラオで生産をしている

農地としても優秀でチャラオの土をベリーズの耕作地に運びスカイブルー用に生産している


武力禁止の国の末路だ

生産自体はベルリエッタで行うが内需があまりないベルリエッタでは使い道がない

魚関連は豊富だがそれも新規にスカイブルーが港を作り輸出先がなくなり自給自足分以外

生産する必要がない

その米の輸出で余剰分をここチャラオで生産しているがベリーズでの生産分が主でそう大量に生産できるわけでもない

食えてはいるが産業振興しているスカイブルーとはずいぶん差のついた印象だ


金貨はシェラーン本国に没収、生産物はベリーズ用 主体性のない産業だらけで振興できないのでは国とは言えない

着用している衣服もシェラーンの兵が一番よく随分落ちるが次に輸出産業分の一般人、見るからに粗末なベルリエッタの生産物に従事している一般人

あきらかな富の偏在だ


誰もが幸せな国ベルリエッタ

食べるものには困らないし、水も豊富、住宅は自然と調和し美しい

しかし人間の着ているものは粗末で依然来た時よりもみすぼらしい

聞くと兵士の給料をベルリエッタが払い自治を依頼させて、飢えない程度に取り上げている

といった印象だ


さしてトラブルがあるように思えないが ここはチャラオでベルリエッタ全体ではない


8日経ちゲンルールがワインをもって到着した

これからお世話になるので先に驕りで飲んでもらう

熱帯の入り口のチャラオ滞在も15日になる

ゲンルールは休ませているがバッツは魚の干物工場建設の提案と用地を見つつ作付け品種の

確認をしている

土地の条件は良いのでもっと輸出に力を入れればよいが先ほどの理由でさして新規事業も

熱心ではない

平和を愛する怠け者の印象がチャラオを回って状況を見る限り強くなっていく


それから2日後の神無月の18にチャラオを出発し向かう

方向は南下ではなく北上だ

スカイブルーがベルリエッタ併合案をだし、シェラーンの属国だが領地を広げる打ち合わせだそうだ

予定変更だがごたごたがこれで無くなるのであればそれに越したことない

名は既に滅んでいるが物語の都合上ベルリエッタと各都市がわかりやすいのでそう記載する

実質スカイブルーの施政下にある状態を見てきてバッツはベルリエッタには”匙を投げた”ということになる

見返りはベルリエッタの放棄地の返還で話はついている


対照的にウベコードは武力の強化と産業の育成と農産物の育成に余念がない

もうしばらく後に出てくるがミドルディアの様に自国第一になろうとしているのはわかる

ネタバレになるが ウナコードの前国王死去で全土を掌握したウベコード王子だった現国王が

全権を握っていることが大きい

いうなれば シェラーンの良いところとミドルディアの良いところの折衷案のような政策をこれから実施するとこになる


チャラオから9日で戻り神無月の28日

ミドルディアとシェラーンそしてスカイブルーの間でベルリエッタ分割案が協議された

ミドルディアにはゴゴゴゴ地方すべて返還で手打ちをする

スカイブルーはベルリエッタ全土を得る代わりに現状の兵士の駐留を認める事でよいということだ

あのベルド国王がそれでいい=ウベコードをまた分捕る予定なのだろう

懲りない人だ

ここには出席していないウベコード関係者にミドルディア経由でこののなりゆきと注意事項を伝えておく

会合といってもあってすぐに結論は出ていないがそれでそれでも4日でベルリエッタの処遇が決まり3国とも一息をついている


こういった会合にゲンルールは実に有能だ

メイドから始め執事から開拓地巡りで輸出物生産と回い道をした分 こういった折衝の条件決定には”経験の差”が感じられる

年は書かないがこの3国交渉の最中ミドルディア年長者でそれだけ頼りにされている

貴族への対応、輸出生産物で商人の知識に長けているのはわかっていたが、バッツは本来の査察

の仕事とエルフ対応とワイン生産とその機密管理と魔術協会とロア東7日目の開発プラン考察の

仕事も抱えていてなかなか商人の仕事ができていない

こうして一緒に仕事をするとバッツの不得意な”経験”とか”場数”が必要なことも多数あるものだ


無事スカイブルー主導での開発が決定された

ベルリエッタ関係者はここにはいない、聞く耳持つ必要がない

スカイブルー関係者が開発をするのでシェラーンの意向もあるのだろう

バッツは当初南下予定だったがここスカイブルー本国で2週間ほど滞在する


交渉は終わったので休暇という名の市場調査に出かける

ゲンルールはさながら商人だ

自分が生産している商品の紹介をして回っている

豆腐はゲンルールもお気に入り冷蔵庫必須以外四角く触感もよい食べ物とサウスディアの食材を

目いっぱい持ってきている

追加でミドルディアワイン大増産のおかげでスカイブルーでよく売れている


無料で配ってその後の大きな取引を結びつけるのはバッツでなくても商人の基本だ

こちらでひまわり油を仕入れてすでにミドルディアに送っているが野菜サラダにはひまわり油が

人気だ

しかし風味がよくなるが主な用途は燃料、生産がシェラーン向け燃料なので流通自体があまりしていない 


バッツは市場調査に回る途中も棍棒パンと26種種のプリーズドライ生活で、夕食のみ

ここスカイブルーのレストランでゲンルールと食事をしている

3500万都市のスカイブルーは一人なら2週間目いっぱいかかるが

そこはサリーがミドルディアへの輸出品目を調べておりほぼ完了していたこともあって、今回は

スカイブルーへの輸出品目の増加だ

これをゲンルールと手分けして回っている


ひさしぶりの炭と油商人を思い出しながら営業に励んでいる

エンジン馬車の説明もあるので営業ばかりということもないが、そこはゲンルールが輸出品目の

生産時期の事を知っているので交渉は容易なほうだ

なんといってもコケーッコッコの羽毛布団が好調の様だ

綿製の布団より軽く、水にも強く うちかえの手間もいらない

冬が温かく軽いため 敷布団は綿を使ってもかけ布団は羽毛布団が主流となっている

値段は1対で金貨1枚 かけ布団が出荷の中心になっている

かさばるのが難点だが一般住宅でベットに使う分には問題ない

シェラーン経由で伝わり布団商人ゲンルールの真骨頂といっていいい

王宮には羽毛布団セットだが一般の人はかけ布団のみが主流

この大陸の商人には羽毛寝袋売れている 寝袋の名前はゲンルール

生産者の名前を取ったものだが、この物語では羽毛寝袋で通す


こうしてお隣の国にお邪魔するとお国柄というのが比較できる

何でも自分達でやるのミドルディア 全国制覇のシェラーン ごり押しのスカイブルー

 いいとこどりのウベコード やる気のないベルリエッタ


話は新年初めに戻るがトロトの駐在所から南部のエリア8の通行ルートの開設を始めている

バッツでもひと月かかったルートで当面はエリア4までを目指す予定だ

相談は今でも通信で来るが、”安全第一”で”撤退を基本方針”は崩さないよう念押ししている

トロトのエリア2とガハト南の駐在所で植物図鑑を作っているがまだ道はは険しい

エリア2の調査と並行してエリア3への通路確保、エリア3本格調査の前に

エリア4への通路確保でよいとは思うが、ミドルディの方針として領土が戻ってくるので

道の作成を急ぐことになった

あの芋芋芋芋生活なのでやる気を出さずに、コツコツやるほかはない


サウスディアは木材の街トロカの編入がされ周辺住民あわせて93万人になったおかげで、息子の

ライカは将軍にも成れそうとのうわさだ

相変わらずファンクラブがあるし戦士と魔術師の能力でバッツ譲りの予算確保能力を発揮

されては歴戦の財務官、外交官が説得に苦労しているようだ

バッツなら自分に関係ない予算は燃やして自分の案だけは絶対に通すが、ライカはいいところのお坊ちゃんらしいので??実に円満に交渉をしていてバッツとは逆の意味でやりづらいとこぼしていた


こうして外に出て商売人の復帰にとりくむバッツができるのも 国内の安定と発展のおかげで

あってバッツの個人的な能力ではない

他の人は ”バッツに向いた仕事をさせれば大儲けして来る”とか言われているがそうではない

あくまで国内の技術発展と開発によって輸出の増大のおかげである


現在もっとも多い出荷物はパイプである

木をくりぬく手間もいらないし、厚みが薄いので軽い、規格が統一されて 必要本数以上

納入しても使い道に困らない

そして 面倒なことがない 継ぎ手とパイプで50m以上引いているところがあるぐらいだ

交換というより新規にパイプ追加で置き換えるといったほうが正しい

スカイブルーでも更新用のパイプが53万本ほど売れた


どうでもよいエピソードかもしれないが ”既定のパイプ53万用意しといて”と通信したら

”上出来ですねバッツさん”と返ってきた

働きが足らないと感じたバッツはポンプ18万台と接手の発注が4種38万個しても

まだ余裕そうだったので ”シェラーン分で135万本ほど売る予定だ 大丈夫だな”と

連絡を先ほどしてみた


とうとう””マジで無理 チョー無理”といっていた できるということだろう

シェラーンの商人が来ているので商談をしておいただけなのだが”ついでに135万本”で

気をうしないそうにったらしい

供給の力は20万本と聞いているので1年なら余裕だ

(年間に20万本の事だということはこの2か月後に聞いた)

無事在庫の分含め240万本ほどの商談ができたので 取り急ぎ220万本の生産、

ポンプ85万台、接手4種で180万個ほどきめたので今年の給料分は稼いだと思う

季節は霜月12日で1年分の受注は終わった

あとは発送し売り上げを上げればいい


霜月の14にスカイブルー本国を出発

活気にあふれて発展中の都市というのはよいものだ

スカイブルーの魚市場のある中継所によるとゲンルールがエンジン馬車から飛び降り走っていった

速度はギア1でけがはないが、これぞゲンルールだ

この頃から 海岸には細かい魚市場ができている

街というほどではないが干物市場といった様子だ

大陸東側には 飛び降りる前に4つほど港を整備し魚市場ができていた

ミドルディアの様に住宅がびっしりでもないし、ちょうどウベコードの休憩所の感覚で市場がある

南北に長いため細い魚や、小さな魚も乾燥させ、微妙に味も違う

”ここででしか食べれない魚ですよ”とバッツッとゲンルールに弱いことを言ってつられて入っていった

俺じゃないよ?ゲンルールがだ

おそらくイノシシゲンルールに何を言っても無駄なので付き合う

干物に飽きたわけでもないが、”ここ限定”の烏賊ソーメンというものを食べた

寒いところのほうがおいしいのは事実だが、これはこれで小麦粉パスタの様につるつると食べやすい

おかわり17杯は軽く食べれる

2名合わせて 58杯ほど食べたがなかなか良い

飛び降りて正解だった


以前来た時より防風林が海岸に整備されは小なりとも良い影響が及び始めていると聞いた

風を防ぎ、土を作ってやっと生産量増加だ

これまで海風で効果が上がらなかったがやっとといっていた

ただ主食を補完するまではいかないのは変わらない


通信も通じるし寝台馬車で二人の旅は会話も弾む

監視?エンジン馬車についてこれない

これはエンジン馬車でも最新型で燃費もいい

場数もこなしており休憩も少ない 燃料の木の補充も苦労しない

パーム油もサービスでドーンと供給したのでその都度払わなくていい

行く先々でゲンルールの羽毛寝袋使用者にあい、使い心地を聞いている

何枚も交換用の布団は商品が運べないので多くても2枚に抑えていた

羽毛布団は大きいものの寝台馬車で旅をする分には何も困らない

寝台がない時代はエンジン馬車で雨を避けつつ、乾かしつつと料理も作りつつと手狭だったが、時代が進むにつれ快適さを重視する方向に変わっていった

以前紹介した "出張作業で家に泊ればいいじゃないか"といっていたエピソードを紹介したが、問題があるならその改善策を見つけることこそ産業の振興だ


こうして市場調査と商品の説明と販売をしつつシェラーンとの国境の街へ向かう

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