開拓27年目 一休み
開拓27年目はロア東6日目の開拓とミドルディアの整備でいったん休憩の年になる
ロア政庁勤務のアンジュに会いお仕事の見学だ
後ろのバッツがよほど怖いのかアンジュの後ろに並んでいるだけなのに
”仕事が早く終わってで早く進む”といわれて少し複雑な気持ちだ
それほど国王弟の刑務所いきが効いているということだ
全財産放棄するので出してくれと直々にお願いがあったが、バッツの直接の上司を放り込んだの
で慣例に従い1年は刑務所で暮らしてもらう
去年は全土でわずか5人の違反者 他の4人は少額であったので3日で解放したが
多額だったので容赦しない
仕事は牢屋でもできるので仕事はしてもらうし給金は払わない
一般的な刑罰だ 「結局3年ほど入ってもらったが今時点ではまだ4か月」
この年は金貢献と呼ばれる 金貨の貯蔵施設の年でもある
無料で金貨を預かるが警備費用は税金の値上げで払う格好だ
商人達がバッツの上司への仕打ちを見て、情け容赦ない鬼畜だったのを再確認して
今年から始まったものだ
各都市に順次建設される金貢献施設
まだ全国で2か所目だが土台のコンクリに鉄筋レンガ3階建てでレンガの単独施設だ
利便性が高いところが良いので 大都市は商人地区に各都市8か所づつ作る予定
サウスは2つ ノースは4つ建設、今年中には完成させる
金貨の銀行で一時的な貸し付けも行うが個人宅の金貨を預かる
個人資産がばれる代わりに常に警備付きの金庫がある状態だ
金貨なしで買い物できるよう取引台帳と残高証明書の発行をする
個人別にするための写真付きでそれが全国民分作り始めている
適用にはまだまだ時間がかかるが各金貢献施設これからおいおい紹介していく
ロアの政庁に3日ほど滞在してアンジュからお褒めの言葉ももらったことなので
ゲンルールと両親へ会いに行く
両親もやーーーーーーっと改心をして年齢相応という働き方を見つけたようだ
実際の農作業より各新設街道にある家庭を結ぶ商人になっている
ラフローが手ほどきして商人の基本を覚えて楽しくなった模様だ
やっと2人前の生産に抑えることもできるようになった
ゲンルールとバッツの両親のご挨拶だ
レラとラフローの夫婦と孫が新年になってかわるがわる訪れてご機嫌の様だ
貴族の癖でこれまで人並みの幸せという縁のないものをやっと手に入れた両親だ
バッツの様に相変わらずイノシシで寄り付きもしない親不孝者もいるが、
【随分働きが良いですねバッツ】と母から言葉をもらった
チェック厳しいなあ
新市長からロア東については父の采配である程度自由が利く
ここにある4台のエンジン馬車は父が買って住民に新設街道の補給を任せており、休みが重なった時以外は父もご近所さんと農作業をしている
母はエンジン馬車に乗って毎日のように配達に出ている
イノシシぶりは健在の様だ
妹のゼシカの子供2名が家庭を構えたためサウスディアのと肥料施設に足を運ぶようにもなったのが違いといえば違いか。。。。
両親はアッパーディア生まれだがバッツは祖母も祖父も戦争で無くなっていた後で生まれて
おり顔を知らない
デリンとウインの両親はバッツの顔が見せれなかったと悔いていたので積極的に両親へ
孫たちを両親のもとに向かわせている
バッツは自己都合で会いに行くのでそんな気遣いは要らない
レラの子供に会いに行ったらキメラがいたのでついでに凍らせてキメラを見せたら孫が
泣き止まず
【おとうさま バカですか?】を言われたぐらいのものだ
レラにも孫にも会えたのでバッツは満足だ
ゲンルールに会いに行く
第2コケーコッコ牧場の立ち上げだ
工事自体はもう終わっているが何分距離があるので丸太ハウスに帰れないというので丸太ハウス2号を建てる手配をした
忙しくしているゲンルールなので雑務はバッツが担当でこれまた4日で離れたサウスディアの
貴族地区に帰ったのは神無月の10日だ
今年からミクザとエリーサがミドルディアの魔術協会に戻ったのでジョーの協会長就任祝いに向かう
レナの旦那とレラの子供は貴族地区ではなく商人地区に住んでいるのであとで向かう
伝説の魔術師 バッツの登場でさぞかし派手な歓迎が、、、、、、、、無かった
鬼畜バッツが怖いというので大急ぎで魔術協会の勉学状況を改善したようだ
真っ赤のローブにナコ棒とタコ棒を背中に構えてお祝い品の5年ワインを持参
久しぶりの魔術協会だ
生徒より教師の緊張が半端ではない
初代上級魔術師所長 現在査察機構の次席というだけなのに怖がる必要はない
ミクガが今の研究所所長でミクザはミドルディアの軍の教育隊の隊長だ
写真屋スカーレットは商売繁盛で【バッツの神様】と土下座をしている
有能な右腕がほしいとバッツに相談があったのでスカーレットを推薦しておいた
本業の写真屋は金貢献の需要で忙しいが、見ても意味が解らない化合式を書いてありその通りにすると”写真”というものができるそうだ
ミクガ所長の仕事ぶりはどうだとスカーレットに聞いてみるがいまだに土下座態勢だ
名前別にパーソナルデータと魔術データの一覧を作成してくれと言われているが”お目こぼしを”とまだ土下座中だ
いい加減めんどくさくなったのでスカーレットを持ち上げ説明してもらう
以前のバッツの仕打ちがきつかったのか秘蔵資料で所長と協会長の周辺しか配っていない8冊の印刷を見る
バッツは【これは良い仕事だ、手配をするときに役に立つ】
【以前の疑いは解いておこう】というとやっとスパイ容疑が晴れてうれしかったのか抱き着いてきた
ミクガからの視線も気になるが抱き着かれたままジョーのもとに向かう
ミーティアの秘書ぶりを眺めつつスカレットに抱き着かれながらジョーにお祝いの言葉をかける
魔石生産が主な仕事になり教師は75人で5年周期で更新という体制に変更
スカーレットの後継を育てろとありがたい言葉をもらってやっと正式に開放だ
ジョーの事なのでバッツが必要な魔術師データは既に覚えている最中だ
バッツは【この案、グラフェンとゴラーベックに任せよう】とスカーレットの後釜を決めた
12476人の魔術師からそう決めた
ジョーの事なのですぐに手配をしている
決め手はスカーレットと同じ才能を余らせている魔術師だったからだ
2日後顔を青くした2名が上級魔術師研究所にきた
”バッツからの呼び出しです”とミクガが正直に呼び出したので、何かこの人生の終わりの雰囲気で来たのは笑える
バッツは【スカーレットの仕事を受け継いでミクガの仕事を手伝ってくれ 元だが妻だった現所長のミクガだ】と紹介をしておく
なにかバッツ労働でも言い渡さされるのかと思って来たらしいが
【今のとこは予定がないよ 今はね】と答えておく
次の日からまじめに働きだした両名
こういった人事や仕事の優先順の判断は他の人から見て合理的な判断をしているようだ
バッツ自身では正直評価される理由はわからない
エリーサに会いに行く
念願のアイテムコレクターの血が騒ぎだしたエリーサ一心不乱に黒魔石と白魔石を作っている
エリーサが担任の生徒だったものが1/3はいる
先生ーーと声が聞こえるとバッツはゼンモル先生だがこの魔石部門ではエリーサ
会長といえば元鉄板協会長である
何度か出てくるバッツのセクハラ対象のデリカ前協会長
もうセクハラする必要がないのでしない
デリカに”明魔石”の作り方を伝えて作り方と使用方法例と効果の報告物を魔石部門に回しておく
この明魔石については秘蔵のものになるので何も書けないがかなり効果のあるものとだけ
記載しておこう
印刷にも回せない機密の塊だ
作れる人が限定させるしミドルディアでは作れるが他国では絶対に作れない
国王陛下に謁見し黒歴史の赤ローブがまた下賜された
要望はわかっているが、悪質で本来なら死罪でもいい案件の弟の件
報告書を国王陛下直々にわたし、それ以降刑務の処遇について連絡は入ってこなくなった
解放については功績と相殺で国王にその案も渡してある
国王の給金は金貨80枚だがことしからバッツの同じ60枚に変更した
既に案は出てきているが金貢献の施設を功績とする案なので4年をかけて開放予定も認可が済んでいる
取り急ぎ急ぐものはなくなった神無月の12日
レイナの自宅に訪問、先生の自宅訪問をすまし、職人街を回り商人街も回る
今年はこのようにミドルディアを見て回る年だ
先生の息子がサウスディアの市長だが報告物を見てみると、物見雄山も必要と感じたのでやっと本来の査察の仕事をする
国王陛下からはもう連絡が届いているころだ
また謁見で先日の案で承知したと商人も正式に得られたのでミドルディアの周回の仕事に出る
案件といえば 国内はロア東の開発で対外的にはウベコードに通信結晶供与で通信をつなげることぐらいでさして動きはない予定だ
船のエンジンについては開発にパープルを戻したので彼の新たなチームで開発を続けてもらう
早速レイナの家に突撃だ
爺さんだが子供にも会いたいし孫に会いたいというのは共通のようでさすがに冒険記に記載する
内容ではない
バッツ個人の楽しみである
キメラぐらいで驚くなと捨て台詞を残し8日ほど滞在し思う存分孫と遊ぶ
先生の自宅に行くとバッツと先生の写真が拡大されておいてある
訪問者は絶えない先生の自宅
玄関開けたら0秒でみえる、、、、、、恥ずかしい
訪問者は先生の教え子でミドルディアの都市生活に慣れており、開拓民の様にあちこち歩かない
貴族であったものは館を出るが、来客として相変わらず来ているようだ
丁度”鼻たれ小僧”といわれている今年役目を終えた魔術師が来ていた
64才の男はどう見ても”鼻たれ小僧には”見えないが先生からしてみれば現役の時代がよみがえってくるのだろう
楽しく談笑している
バッツは真っ白なローブをプレゼントしに来たがそれより輪の中に入り一緒に話をしているバッツ
通常は家柄だの子供だの孫だのいろいろな話が聞けそれはそれで役に立つらしいがバッツのこれまで通り興味がない
それより先生の情報網の広さに驚いた
魔術協会はもちろん、軍のことからさながら王宮にいるような感覚だ
このあと バッツが訪れる予定のアゲイン邸ではこうも情報が集まらないだろうとは思う
アッパーディアに邸宅があるので今日ではないがバッツの推薦で貧乏くじをひかせたのでご挨拶はしておかないと不味い
夜になり正規の訪問者が絶えると、続々独身女性の会が始まる
いつものスタイルの女性達で正直帰りたいが先生ががっちり隣で放してくれない
この調子でお酒少々で話は尽きない
いつものようにバッツが”先生の部屋”まで運びお開きになるまでが様式美だ
買い物やらお手伝いやらで連日の”会合”でバッツもお疲れだ
霜月に入りアッパーディアのアゲイン邸に向かう
デザイヤ前国王も生まれ故郷のアッパーディアで暮らすことを決めたためアゲイン夫妻の隣で住んでいる
アゲインの子供たちは長男が騎士、長女が魔術師、次女は王宮の財務官になりそれぞれ独立している
アゲインももう58才 2年の任期を残すだけとなっている
アッパーディアの団長は後輩に譲り街道警備の職に就いている
久しぶりの再会
お土産の5年物ワインの届け先は最後だ
アッパーディアの団長時代はひたすら団員の世話に明け暮れた生活で今の街道の警備は気楽になっていいと話していた
軍事的な緊張はあるので出番が来るかもしれないと油断はしていない
ウベコードとシェラーンの動きは報告していて知っているが戦況報告はバッツもできないので
具体的な軍事規模が知りたがっていた
バッツは5年物ワインを持ってきたが、アゲインも5年物ワインを用意していて滞在期間中男二人のわびしい飲み会だ
最近の王宮の状況も突っ込んで聞かれるし、気遣いの人アゲインの印象は全く変わらない
翌日は貧乏くじを引かせたデザイヤとの会談だ
ここでは軍事戦略の妙というものを学ぶ
天候によって時間によって、地形によって相手の出方いよって変幻自在に軍略がきけた
後日まとめて発行予定である
デザイヤとの軍略の話は15日に及んだ
従来から軍事とは距離を置いてきたバッツだがこういった得意分野となるとさすが引き出しの多さでは今まで会ったどの軍人より詳しい
”軍略”と”戦術”に長けた将軍でいまでもアッパーディアの本軍の戦略担当だ
魔術師と違うところはこういった戦略や戦術だけではなく即断し尤も成果の上がるように動くようにて適宜変更していくことだと知った
魔術師はそういった傾向が非常に低く、自分の能力だけを伸ばす傾向なのに対して、相手の良さを
封じることのほうが重要に思えた
魔術の様に遠隔攻撃で大きなダメージを与えられる職業に対し、即断対応だけで動いて見える
軍の兵士への理解がすすんだ気がする
バッツが今まで棍棒振りながら歩きながら筋トレしている人々と評価していたのもあながちはずれな分析ではなかったと思ったりもした
そうしないと自分もが守れないのだろうとは思う
ノースディアのフエキナについたのは霜月の29だ
軍事要塞になっているフエキナは初の訪問だ
南門から入場すると顔パスとはいかず通信でバッツを確認する
本来の査察お仕事なので王宮に確認はすぐにとれた
フエキナは中央に川が流れており拠点として好都合だ
ドーロオーラーで土を盛りつつ固めたのだろう
高さ3mの土壁は人間が移動できるようになっている
進軍を止めるための仕組みで商人には不便だろうが、軍事拠点とはそういった不便でないと安全にならない
旧来北を担当していた東のフキナカだが、今は東西にわかれてそれぞれ北東、南東を見ている
住民は増加が進み50から80今は100万都市を目指して建設をしている
バッツの作った防塁750km3本はまだ見えないが、町が川からそれぞれ東西に延びているのはわかる
気になるのは町を建設するのに農地を潰したことで穀物の生産が落ちていることだ
軍事拠点で兵士が中心となっているため補給に対して懸念がある
来る途中、羊の大規模飼育を見たが穀物は北に集中しており改善する必要がある
パンの工場とチーズの生産工場はフキナカとフキガミ、フエキシにあるが両側に山があり
小麦の生産はひとたび戦争がはじまるとひっ迫するように見える
ここの軍事責任者 ミルホージ将軍に伝えると対策を講じるとの事だ
フエキナとフエキカの境は川が途切れているところで変わりがない
北に小麦が集中していることは南のミドルディアからの小麦輸送に頼らないといけないのは
改善の必要は本人も認識している
町の調査に出かけると新しくできた町らしく中心部に政庁、商人はその次、武器の職人が次
最後が農民という一般的なつくりだが周辺警備に兵士がいることが軍事拠点の違いだ
商人は防塁警備の兵士への輸送も兼ねており5重の進軍阻止の壁の兵士にそれぞれ補給をしている
通常商人は町から街へと移動するのが普通だがここでは兵站用の商人がいる
農地の新設街道専用商人がいるようなものでしかも護衛付きで商人もさして負担になるような
ものではないと確認した
鳥人への補給のやぐらもここフエキナの特徴だ
24mのやぐらで食料補給用の料理を運んでいる
ポータブルエンジンではなく通常のエンジンのみ設置されている
やぐらには食材補給用の食材を乗せながらゆっくり回転しつつ鳥人への補給をしている
やぐらはこれまで見た数で40本ほどある
人口物でもつかまれればいいので木に見立てた木材で枝に見立てている
鳥人の実数はわからないが、、南に40本、北に36本ほどあるとの事で鳥人達に聞いてみても
十分な量だときいた
鳥人は手がうまく使えなのでフリーズドライで少量づつしか食べず、回数は多いので
不測の懸念があったので確認したかったところだ
ここにはワスプ将軍がいる
閑職を楽しんでいたが、ここでは忙しくしている
武器の手入れと工兵部隊の将軍になり 軍事建設物の将軍だ
お役目はもうじき終わりで先ほど出てきたミルホージに役目を引き継いでいる
ワスプはバッツから見ると叔父にあたり妹のゼシカの旦那、息子ザッツの親でもある
閑職だったころのが懐かしいらしく、ずっと愚痴を聞かされる羽目になった
本人は3男であまり期待もされていなかったが、騎士の素養があり名門ワスプ家の当主だが
自宅に帰れる暇がないし、各地にワスプ邸があるのでそれなら工兵新設するので仲の良かった
エクセラ将軍ーーー今は大将軍から依頼を受けた、、、、、、が
部下ががそれまでの300人から14600人まで増え当初は慣れぬことで辞退をしようかと
何度も思っていたといっている
現在は部下の中で優秀なミルホージに役目を引き継げるぐらいにはなったので多少は
家族旅行が楽しめるようにはなったといっていた
ザッツとゼシカの娘は王宮騎士の研修で2名とも女性ながら騎士になれたし、ワスプの娘は
エクセラ大将軍の息子と結婚して王宮のなかだ
自分と違って優秀なものが育ったものだと感想を漏らしていた
武器の手入れは引き続き継続してるが、それもエリシオーネというものに引き継ぐ予定だ
工兵部隊の引継ぎがいまの主業務だ
アッパーディアもそうだったが軍事施設は多少不便にできている
門は多し警備の数はそれこそ街道ごとにある
ノースディアは以前の住民40万人をシェラーンに返しミドルディアからの移住の住民が多い
水のないミドルディアより住みやすいが、冬の寒さがきつく谷になっているので風も強い
ロアディアの炭で一晩温めておく人間が多く以前はミドルディアどまりだったロアの木炭もノースディアまで届くようになった
寒いといっても雪は積らないし、年に2度ほどに雪がちらつくぐらいだ
壁の維持の工兵は東西に仕切ってある壁の近くに住みそこに商人が補充しつつ作業をしている
壁から30m離れてポツンとある工兵の自宅
シェラーンの馬対策だ
こうやっておけば人力で登るか、門を突破するかだが対策済みだ
他に5重の土壁 土壁にはドーロオーラーが通れるほど広い壁
バッツがドーロオーラーを使い始めたのは農地の街道作りに役立てようとしてだが
こうして軍事工作物にも役に立つ
フエキナの巡回は霜月いっぱいまで続く
軍事施設なのであまり詳しく書けないが問題なく進んでいるようだ
フエキカの通信所に到着したのは師走の10日のことだ
フエキヒの交易所まで7日 フエキミまでも7日 フエキナから8日の位置にある通信所だ
地下は水で埋めてあるので地下水道になっている
フエキカは地見渡す限りの麦畑が続き麦の大規模生産の拠点だ
馬も使いやすく防衛線向きではないので通信所と麦の生産で開発予定はない
ここはシェラーン輸出用の麦ばかりで国内には流通していない
国内向けはフエキナで十分生産量があるし、備蓄も十分にある
そのためかシェラーンもおとなしいものだ
川の境界が国境にしているのでいさかいはない
あったところで負けは確定で抵抗するなと通達している
国力差は人口比率に近い4倍 こんな通信所など1分で終わりだ
大規模な麦収穫専用の焼き玉馬車で収穫しているがそれでも広大なフエキカには町は作らず18万人で程別れて暮らしている
以前追放した住民はそのままで誰も戻ってきていない
交易の商人が通信所に併設されている宿泊所に60人程住んでいるが兵士は12人しかいない
本気になって襲撃されれば1軍4万対12人では話にならない
ここにきている商人はベテラン商人ばかりでミドルディアの商人出身者が多い
寝台付き馬車の6連エンジン馬車が68台ありそれぞれの交易所まで往復している
シェラーンもスカイブルーもここでいったん集積されフキナカに運ばれるので街を作ろうという
話もあったがバッツは反対した
作ったところで12人の兵士で何をするんだ?と聞いて誰も答えられなかったのである
確かにここに軍事施設はあってもいいが、応援なし、兵站なし 相手は馬は使え兵力4倍にどうやっても対抗する手段がない
バッツなら対抗できるが建設してもどうせ攻め込まれて手放すことになる
それよりガハトの開発を急ぐべきだ
と以前のエルディア市長時代今のサウスディアで主張したままだ
商人の宿泊所と、2つの交易所開設 エンジン馬車でも効率化はしたがそれ以上地上施設を
作ることは停止している
査察なので2つの交易所を回り離れたのが30日フエキナ、フエキシ通信所とパン工場、フキガミのチーズ製造、フキナカの野菜集積場によりアッパーディア経由でエルフの駐留所に入る
ここではダークエルフのトロカ北の森との比較でファジオの研究と比較をする
ファジオの収集データはバッドステータスだけだが、1から収集する手間を考えれば手間は1/4だ
ある程度同じところにいるエルフと違い、ダークエルフは日を跨げば別の場所に移動する
別のダークエルフが来るので調査は非常に早く進んだのはエリーサと来た時に報告済だ
それを利用してファジオは決まった場所で定点観察をしている
大半はエリーサとバッツでまとめた報告書の通りだが、探知80mと動物の飼育に関しては
ファジオの発見だ
110項目のバットステータスを13万人分を覚える
調査しているのはまだ3万人だがおよそ類推で事足りる
土地の違いでダークエルフの行動が変更されるかの確認だがかわりないで結論だ
バッツも知らない特徴があるかもしれないので引き続き収集を頼む
鳥人たちに会った
主に岩肌を洞窟を見つけて巣にしている彼らには補給用のエンジンを稼働して補給をしている
鳥人ですら住めない高地はどうにもならないが、ロープを支給し木の間に通すことによって
かなり補給が楽になるそうだ
人間の活動できる700mから800mまで限定だが、片足で補給用の食物を運びながら
飛ぶ風景は飛べない人間にとってあこがれの対象だ
フキナカの南部でここで学んだ動物博士が実習の場としている
丁度ゼシカの猛獣キックをバッツがお見舞いしたら30m吹っ飛んで行ったので
貧弱動物イノシシとうちゃんだ
80kgの中型動物だがモンスターに比べるとやはり貧弱だ
脆弱な犬モンスターより弱い
このあたりでキメラが出たのは3年前そろそろ出ても良い頃だがなかなか出ない
査察に出発する前にミドルディアでキメラを捕まえて氷漬けでレイナの自宅に持って
いったが ”お父様すごい”といわれたかったが”お父様 バカ?”だった
かっこよく討伐する姿を見せたいがキメラが出ないことには討伐出来ない
エルフの森にンゴキメラがいるせいもあるのだろう
鳥人の要望で岩肌に洞窟を作ってほっしいといわれている
ファジオの資料を見て記憶できたので5日後洞窟づくりに出発だ
季節は睦月が終わり如月に入った
空中で停止できるバッツが1m程度しかない鳥人用の住居用の洞窟を作っている
子どもが6才になるまでしか使わないと聞いているが、雨の日の雨宿り用にも必要で
地形を見ながら岩肌に沿って45個ほど作った
排水用に多少傾けてはいるが岩なので思い通りにはいかない
それに岩肌が出ているところはエルフの駐留所から飛んで2日の位置なので作業性もよくない
森を大規模に伐採すれば、人間の施設は早く完成し補給も容易になるが、それでは鳥人が一番困るので現状の森に来てもらう
何とか折衷案があればよいが上空300mまで補給施設が伸ばせればいいが今の技術力では無理だ
子どもの生まれる鳥人は飛べなくなるため、鳥人の話だと10人がかりで補給をしていると聞いた
森で開発はできないが、補給施設は作りたい
なかなか今すぐは解決できそうもない
80個ほど作ったところで、これだけあれば十分との事だったので作業を中止する
効率が良くないこともあり19日に程かかってしまったが、鳥人の母の移動を手伝う
26日に移動を終えエルフの駐留所に戻る
何か空中に浮かべるものの発明を探す
そうすればよい案も浮かぶというものだ 早速通信で開発に空中に浮遊するものをすぐに
作ってくれとごり押しをする
理由は軍事的に有用で建設物によらない偵察手段の確保だ
鳥人用なんて説明はしない
以前から案はあったが実現する手段がない
綿の落下傘を作ってはいるが空中にそれなら浮かす方法を考えよう
持ち上げる人はバッツ以外いないので開発は停滞したままだ
ミドルディアに帰り良い案を考えよう




