1 日本と台湾
だだっ広い無機質な空間で、日本と台湾が語らっている。
「台湾の旗って、青天白日満地紅旗と言うのか……ブルー○イズ・ホワイト・ドラゴンっぽい」
「ずっとオレのターン!!」
「日本の頭部って、白地に真ん丸だから一人四次元○法コンビみたい」
「良い子の諸君!」
「1+1は 2 じゃないぞ。オレたちは1+1で200だ。10倍だぞ10倍」
「それだと、テン○ジじゃん」
「「ギャハハハ」」
そう、二人は旗の擬人なのだった。
体は人型だか、頭部は球体に旗が張り付いた様な感じ。いつもの様に、二人が駄弁っていると……
「「「たのもーっ!!!」」」と、見知った面々が勢いよく上がり込んで来た。
「どしたの、フランス・中国・イタリア」と日本が言うと
「料理勝負をしに来たッ!!」とフランス。
「なんで?」
「「「星付きの店の数やコンビニレベルでも評判が良い日本に勝って……マウントを取る為ッ!」」」
「いっそ清々しいくらいに、自分勝手だなぁ」
「しかし、料理というのは食文化であって文化の差に優劣は無いぜ」
「「「お前が……日本が、言うなッ!」」」
「おおぅ、漫画やアニメやTV番組で身に覚えが有り過ぎる……」
「でも、料理勝負するとして、どうやるん?」
「我々、フランス・中国・イタリアと日本の4人で総当たりッ!」とフランス。
「調理時間は、1時間ずつアルッ!」と中国。
「先攻・後攻の順で、対戦者同士が食べて判定ッ!」
「後攻は、調理後にインベンドリに入れて出来立てをキープッ!」とイタリア。
「最後だけ、取って付けた様な異世界設定だ……」
「料理に、お題とか有るん?」
「食材は有利不利が出るので、一品料理・一食分・コース等の料理の数量を規定するぐらいだ」
「それは、先攻・後攻を選ばなかった者が決める」とフランス。
「日本、この勝負受けるの?」と台湾が聞くと
「受けない方が面倒臭くなりそうだし、元々そろそろ食事用の料理をする予定だったし、受けるわ」
「んで、対戦カードは? もしかして、おフランス・ルーレット?」
「異世界料理対決ルールブックに則って、グーパーで」とフランス。
「おおぅ、ある意味一番フェアな方法だ」
何度目かのグーパーの後、1節目の第1試合は「日本とフランス」第2試合は「中国とイタリア」に決定。
「私は、後攻を希望するが日本は?」とフランス。
「作る予定だった料理が、一品料理なので先攻で良いよ」
◆開会式◆
○リンピックの様なド派手な開会式が、繰り広げられています。
各国の選手入場(アルファベット順)で、
・中国は、口パクの歌とCGの花火
・フランスは、レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」風の演出
・イタリアは、いつものオペラ「トゥーランドット」の『誰も寝てはならぬ』を披露
・日本は、料理のピクトグラム群
最後は、聖火点灯ではなく、生(実写)の○賀丈史さんが黄色い生パプリカを丸かじり。
その後、
「私の記憶が確かならば……」
「蘇るがいいっ!アイアン・シェフ!!」
「アレ・キュイジーヌ!」
と高らかに大会開始を宣言。
画して、戦いの幕が切って落とされたのであったッ!
台「これは、○タリアと○ーランドボールを足したって事?」
日「実は、既にそういうのが有るらしい。なので、異世界設定にして色々と誤魔化した……のでは無く、○イオン・キングと同じく完全オリジナルですッ!」
台「○理の鉄人は?」
日「ワタシ、ニホンゴワカラナイネ~」
台「おい」




