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空気(ぼく)たちの町においで  作者: うえぽん
98章 れっつスポーツ大会!
839/841

828 そろそろ本戦もあるよ。7/1

7月1日 土曜(初秋、まだまだ夜は長いよねえ)

涼しくなったねするのもこの頃だから、(こよみ)がぴったりくる。

東に拠点を移してからは季節の変化に注目するようになって

春とか秋って便宜上の繋ぎだと思っていた時期がキラキラしてるよね。


こんだけ投稿しといてゴメンなさい。

週3がツラいので火曜と金曜の22時ってことにさせてね。

 簡単な用具、例えばボール1個あれば足タマしようよって、街中(まちなか)で気軽に楽しめるってことは強みになるし、練習なパスとか短縮した遊び方っていうのは割とみんながする遊び方なんだろう。

 足球のゴール1つで攻守するのとか、カゴ球の3人で対戦するのとかを軽く設定したのが広まっているみたい。

 試合を見て(たかぶ)っているんだし、空き地があちこちにあって(ひま)そうにしているのとエンカウントしたら対戦するべというのは自然なことだよね。

 じゃあってするのがルール決めの打ち合わせになるのは興ざめだもの。2、3の決め事をパッとしてウキウキ気分のまま始めるのが楽しいよ。

 ちょっとした遊びにだって地域の決まりはあって、それはビックリするものだったりするかもしれないし、ちょっとの違いがNGでケンカの元にだってなる。

 だからみんなが知っている(基本のルール)は要るんだよ。


 練習とか遊びから発展したミニ足タマ。()いている場所や屋内でするって発想はとても自然な事だからアチコチでやっていて色んなルールがあった。

 足タマと同じ球、専用の弾まない球、壁の反射までアリかナシかなんだけど、まとめる方向は「みんなでできるよ」だよね。そういう決まりに調整、整備した。

 鬱陶(うっとう)しい接触プレイをさせないように足タマやカゴタマではルール遵守(じゅんしゅ)させるようにジャッジの方(なんでも流す=見なかったことにする)を変えたけど、それを合わせたくらい接触はダメにした。

 それにこれは男女分けもナシにしてて、どうなるかお試し。もし問題があれば改正するけど大丈夫だと思うよって予感通り無難に予選をして、今日からはトーナメント(本戦)が始まるよ。

 こういうマジメ〜なのも良いんだけど、来た人達にはもれなく運動を楽しんで欲しいってことで、風のない日は羽つきがいいけど、みんなでが楽しいよって、()け球(ドッジボール)っていうのをやってみてよってしてる。

 ヒマそうにしているのを捕まえてチームに分けてポヨンって当てる遊びしようってする。何人かにやろうよってして、一緒に遊ぶっていうお仕事。

 全然クジに当たらな〜い誰かほどひどくはないみたいだけど、中盤になると全部に予約があってキャンセル待ち難民ができる。観光地やお買い物は魅力的にはなったけど、まだまだそれだけでずっと楽しめるほど充実はしていない。

 全員にお仕事を振り分けただけで大半は工事中で、どこもステキになるよって言えるけど余裕がまだない人達じゃあねえみたいだし、節約なんだって。


 そういえば砂の国の斡旋所(あっせんじょ)って屋台みたいなとこでしてて、ウマレースの予想屋みたいで怪しかった。

 物語の冒険者ギルドは壁に掲示してそれを受けたい人が剥がして受付に持って受注証明を得るって感じだったみたいだけど、僕は問答無用で全部(つぶ)しちゃってるから、どうだったかは知らない。

 あそこは評判が悪くてどちらかというとオラオラの溜まり場だったはずだから、張り出すほど依頼はなかったはず。やっぱり妄想だと思う。

 僕らのは東の街で始めたんだけど、些細(ささい)な依頼をしたいって人が結構いることを知ったんだよね。働き手が欲しかったし聞いて回ったらそういう要望が出た。

 既にある斡旋所(あっせんじょ)はオラオラで怖いだっていうから人集めついでに始めたこと。

 人は足りていたし商会員はいっぱいいたから要らなくて、短期の人材だけ欲しかったんだけど、そういう習慣がなければ人材は集まらないものだから日常的なものにしたってだけ。

 それが発展して就職斡旋もすることになったのは縁故(えんこ)に頼るような人集めだったからで、そういうのは契約だけではなく人情という訳の分からない要素に(しば)られて面倒になるせいで、手は借りたいけど採りたくないという矛盾する状態だったのがどこでもあったんだよ。

 僕らはもっとお手軽にお仕事を紹介するから気軽にやってねって事業を構築したんだけど、信用やフォローというのを大事にしたからマネを(はば)んだみたいで同じことをする会社はあるけど一人勝ちになってる。

 これはお仕事マッチングって発想で物語の冒険者ギルドに近くて、そのイメージで構築してる。現実がヒドいものなのは皮肉だったけどね。


 最初は参加受付所でしていたんだけど、対戦表を見にくる人達でいっぱいになっちゃってハミ出されて、募集が来るとハイハイ〜ってしてチッケッタ。

 砂の街の人達ってデカくて顔が怖いからモゴモゴしてると話しかけられない。

 ノリでお仕事取れたのは良かったし、ウッカリ取った仕事が面白くて仕事の固定観念が薄れた・・とか、ないか。

 大消費のための生産が余り気味だった作物に無茶な大増産も大いに消費して、それはモノの方もで食材、資材を大量に追加することになった。

 寄り付かなくなったから街で起きたことは後で聞いたことだったし、支援の単位は大きいのばかりでどこに何をあげたかとかあんまり気にしてなかった。

 造っちゃった村とか再構築した街とかでは当然のように斡旋(あっせん)事業をしてる。

 仕事にあぶれるとかもったいないし、面白さを知らないとか有り得ない。

 税金の元だし、経済回すのには稼ぐ人達が多くいて浪費してくれないといけないのに政府って何もしてないか、ボンヤリ事務仕事みたいに処理するだけだもの。

 楽しくてやりがいみたいなのがないと続けられないって自分達も分かっているのにどうしてなんだろうね。


 なので遊びのお仕事にだって適性があるの。軽い感じでしてくれていいんだけど合わないからムリだよする人はいて向いてないってザムネンされることもあるよ。

 警戒しているのを誘って遊ぼうするのはお仕事だといっても大変。必ずしも同年代ってことでもないし、年代が揃っていないかもしれない。

 そういう人達と一緒に遊ぼうにするには、まず見せて引き込むという手を使うことになるってことで、最初の方は人数が必要だからお手伝いはお願いしたけどね。

 スゴい試合だっただけじゃなく楽しかったって思い出を作ってもらって、出来たら帰ってから遊んで欲しいよってこと。

 商会的にはモノが売れた方が良いんだろうけど、大局的にみればもう一回り豊かになって欲しいし、そう願ってもらいたい。それにはみんながもう少し仲良くなる必要があるんだよ。ちゃんと花を見てキレイだなって心を動かすようになってね。


 でね。今回も正式競技ではない避け球(ドッジボール)がある。

 参加チームが国単位ではないし、子ども遊びのような手加減ルールで戦いとは少し違う。試合は専用のフワフワなボールを使っているから思いっきり投げられるけど、軽く投げても変わらないよ。

 お外の時のも柔らかボールだけど、子ども遊びだから強く投げない頭に当てないとかあって、地域で決まりが変わらないように正式ルールを広めて年代が違っていても楽しめるようなスポーツというより遊び。

 対戦数の上限だけで大会中に競技時間枠がいくつもあって、ポコポコと新しいチームが発生して順位を決めない試合をするって感じ。前の時は空きが出ちゃったけど今回は施設が増えていることもあって枠を増やしてある。

 ちょい遊びと試合では(ユニフォーム提供するし)気分が変わるから見に来た記念にやってみないってしてるよ。


 見た目同じにみえる生地が運動してもまとわりつかないし汗がスッと抜ける。

 それで部屋着や中着、下着の生地に注目するようになって、共用でイイヤしていたのがそれぞれ欲しくなるし、説明もフンフンと聞いてくれる。

 ちょっとお高いのがシルクでってとこで、ええって驚くんだよ。

 今までのより二桁(ふたけた)は安くて、まだ出始めだから来年は更に価格を下げられる予定だけど、格段に安くなっていて肌触りが良くてう〜んって悩んじゃう。

 すごく悩んでいる人の大半はフトコロ具合だから、こういうのしてみないって、パートの紹介をされる。前の屋台なのとは違って板状の端末、ステータスのようなのをリアル表示する道具で好みとか興味あることとかまでポンポンとしていくと、いくつかのお仕事を表示するから「選んで」する。

 ステータス機能みたいな仮想表示より、リアルの端末の方が簡単で候補を出す機能まで端末にもたせたから、センターにあまり負荷が掛からない。

 屋台のお仕事紹介は怪しい・怖いっていわれてたしね。


 ミニ足タマは体格差がアドバンテージにならないように調整したら、みんなで出来る楽しい競技になった。デカいのはそれだけで壁ってことだから、競技にするとやっぱりっていうのはあるんだけど、現時点のレベル差ならまだマゼマゼしても大丈夫ってクラス分けはしていない競技になっていて、コートが小さくて済むから一度にパッとやることができる。それで2チーム出しOKにして、足タマの不満を調整した。

 パワーで押し切るのが通じないというか、そのやり方はファールになりまくりなので前回は自滅してボロボロ。その責任が選手に向かわないように情報操作したんだけど、内部的には戦犯が必要だったよね。それくらい自信を持っていた競技がヒドくて、活躍したのが新兵や女性の混合チームだった。

 良かったのにネチネチしたし主軸選手もサヨナラして大国とかほぼ一新してた。

 教える人達や教わる人達は繰り上がりだっただろうし新兵の希望者もないようだけど小競り合い程度の昨今だから兵はいっぱいいる。補欠組は待ってましたしているから練習方法は変わらないし、戦術も大して変えないだろうね。


 運動ってやる気をみせないといけないらしくて、朝の自主練だけでなく、疲れていても夜もしないといけなくなって兵隊の時よりハード。相変わらず根性を繰り返すのは異動前からだけど、自主練を強要されて意欲はドンドン減っていくせいでダレた運動では基礎力がつかなくて(練習をサボれるからってワザと)ケガをする。

 人の多い国は予選では強いけど、強豪が揃う本戦では難しそうだっていう記事を見たりする。今までは事実を伝えるだけだったのに分析して評価っていう記事が書けるようなったってことで(僕の望む)ニュース誌らしくなった。

 今までは感想を入れるときにバイアス(好みとか志向とか)が掛かりがちだったから避けてにしていたんだけど、街に慣れてもう大丈夫ってことだろう。

 好みを出し過ぎないように第三者目線というのは実は難しいことらしくて感情が希薄な僕だからスラスラ書けるってことなんだろうね。

 記事としては、知られている国の方が情報はあるし、注目度は高くなるから担当する子も情報の確度によって表現を変えられるようにしないといけない。

 かもしれないとかだろうとか曖昧表現が多すぎると見苦しいってチェックがよくされちゃうんだけど、どういう内容に持っていくかは決まっていて、その方針にそって書いてってことになってる。

 大きくメンツを入れ替えた国がどうなったかは知りたいけど、動かした人達のことは知らさない方がいいとか、荒れた状態を掘り下げるのは自国誌では大いにしても他の国にはちょっと待ってしたりしてる。


 人の不幸が大好きって人は多いんだけど、対岸の火事のせいで自分のことに気付かなくなる。社会が動いている時にはそういうことが多いから加減というのは大事なことになるの。

 事件なことが多いから小さい事は忘れてしまうし、大きいことが続きすぎると怒りが薄くなっちゃうから出せばいいってもんじゃないんだよ。

 差し込むニュースを別にすると、大方針っていうのが来ているし記事もどっさりあって、最初の頃ははそのまま載せていたけど、切り抜いたり加筆している。

 時事ネタの絵や絵話を依頼したり、書いてみたりするんだけど、コレはお仕事の入り口にしているだけで文字に触れさせる手段なだけ。

 僕らが必要なのは情報なのと、技術の入り口にコンチハさせて他人や社会に関心を持たせるっていうのが狙い。読み書きと社会性を身に付けさせてお仕事探しって思ったんだけど、ノラだった子に世間は優しくなかった。

 それでニュース誌やモノを立ち売りだけじゃなく露天売りとかもさせて、それを広げたりした。店舗と契約して服売りっていうのは集めてくれた情報から儲かるって予想したからだけど、それが出来たのは子ども達の頑張りで街の信用を得たからというのもある。

 悪巧みはしてもプレイヤーではないので自分ではしない。押し付けてやってもらうだけだから安全を山盛りにしてる。そういうのを過保護っていうらしい。

 多少依存出来るような安心感がないと自治体とは言えないし税金払いたくない。

 ないなら造っちゃえっていう短絡的なことをしちゃうってことね。


 見限ったともいえるかも。それでじわりじわりって侵略して、僕の考える快適に変えさせるというのが最近かなあで税収がカクンしか減ってなくて、回復基調という印象なのでどんぶりお仕事をしているエラい人達は気が付かないだろうね。

 打撃をマトモにくらっているのは地方貴族だけど、不当な徴税だったから理由は説明できないし、付け届けを今さら止められないからシコタマ貯めた(結構使っちゃてるけど)蓄財を放出基調ってところ。

 当初はタレコミというか「こういうことがあるみたいだけど事実?」って聞いただけで中央は寝耳に水って感じだった。手が回らないようならウチから役人を派遣しようかって提案するのがパターンで実際にウンされても派遣できるような人員はいない。


 当然断られて渋々出す事になって、何もないにしたら聖国がチェックしそうな雰囲気出しといたから、しっかり詳しいのを送ってくる。

 新通貨受け取りの時に適当な人員を派遣して、情報を理解出来てなくて再度送ったのもダメで3度目でやっと分かったときには色々手遅れしてた。

 甘いのを送ると街(観光や接待や新しいモノとか)に気を取られて肝心な事を見たり聞いたりしてこない。意図がない魅力的なだけの街でそうなんだから、地方に送って(今までように)丸め込まれたらダメだろうって。

 それで行ってみて村人に聞き取りしてみたら事実だったんだけど、いきなり責めたら反旗を(ひるがえ)しかねないってことで「こういうのダメだよ」って通知だけして、小さいとこを徹底的に処置してた。


 こういう見せしめ的にすることは過去の方法なんだけど、それがダメだからこんなになってる。

 段々と目が更に増えて細かな悪事を匂わせたニュース誌をしてて、根本的にしないと手を出すよって感じにしてる。

 実際にはやる手数はないし、もしやるなら破壊だけで再生はしないというか出来ないんだもの。自制してねってだけな方法だけど、もうほっといて僕らに関わった人達だけで幸せになろうねっていう感じかな。

 全部を何とかしようと思ったけど、気持ちがないならムリだものね。

スポーツ大会が聖国のやり方を表しているってこともなくて

手法がそれっぽいってだけ。

僕も方針がだいぶ変わったし、かなり(あきら)めた上で、もがいている感じ。

できないを見定めて、出来る事からコツコツっていうのは大事な事。

そんな感じっていうのは理解されないけどね。


次は金曜になりまあす。また見てね♡

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