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よくある?苦労人

ユウ視点


「いやぁ、ユウ殿、ありがとうございました。」

「いえ・・・。」

「さて、なら、早速視察に向かうとする・・・「ダメですよ!?」・・・っと、なんだ、ケール・・・。」

「あなたは自分の立場というものを分かってください。あなたは勝手に動くわけにはいかないんですよ。ちゃんと、書類を提出して、それから動いてください!・・・書類さえ、出せば早めに許可しますから・・・。」

・・・ケールさん。・・・多分大臣とかかな?

「・・・えっと、いつもあんな感じなんですか?メグルムさん。」

「・・・その通りです。・・・王は人格者で、民からの信頼も厚いのですが・・・どうにも行動的すぎましてな。」

「・・・えっと、苦労しているんですね。あの人も。」

「ええ、大変そうです。」

「・・・えっと、頑張ってください・・・。」

僕は同情するような目でケールさんを見ながらそう言いました。

「王!いけませぬ、ちゃんと書類を書いてください。必要事項が足りておりません!!」

「わかるんだからいいだろ。」

「いいわけないでしょう!書き直しです!!」

「・・・分かったよ・・・書き直せばいいんだろ・・・。」

「最初からやってくださいよ・・・。」

「それは断る。」

「そんなことしてるから毎回時間がかかるんですよ。」

呆れたようにケールさんはそう言った。

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