追跡! 妖魔オボログルマ!2
和歌山県、とある道の駅。
シノビレッドとカゲレンジャーは道の駅の駐車場にやってきた。
「なんで和歌山に呼び出したんだ」
柳川早生はシノビレッド、隼人に訝しげな視線を向けた。
「実は妖魔の仕業だと思われる事案が発生したのだ」
「妖魔の仕業……」
隼人は事件を説明した!
「車が妖魔に奪われただって!?」
「一体何の目的で妖魔が車を奪ったんだ?」
「残されたドライバーの証言によると謎の男が謎の呪文を詠唱すると一人でに車が動き出して走り去っていったようだ」
「まったく意味が分からないわ……」
美山涼は妖魔の目的の不明さに困惑していた。
「妖魔の行動に目的を問うのは無意味だ」
「……そうですか」
隼人に言われて無言になるカゲレンジャーだった!
「それでわたしたちは何をすればいいの?」
東雲侑はカゲレンジャーが何をすればいいのかを尋ねた!
「今回、俺とカゲレンジャーは妖魔に盗まれた自動車を追跡するのが目的だ」
「なるほど、妖魔に盗まれた自動車を追いかければいいのね」
夏音は目的を理解した!
「俺以外のシノビレンジャーは和歌山県内各地に散って妖魔の術師の行方を追っている……何か異変が起きたらシノビレンジャーに連絡してくれ」
「シノビレッド……盗まれた自動車を見つけたら連絡するよ」
こうしてカゲレンジャーは盗まれた自動車を追いかけることになった!
◆◆◆◆◆
和歌山県某所。
「シノビレンジャーが早速動き出したようだな」
上級妖魔酒呑童子が水晶玉でシノビレンジャーたちの動向を探っていた!
「ククククク……酒呑童子様、ご安心ください……妖魔オボログルマをシノビレンジャーの打倒に向かわせました」
酒呑童子の部下は妖魔オボログルマを刺客に向かわせたことを伝えた!
「そうか……」
酒呑童子は水晶玉を懐にしまうとおもむろに金棒を振り上げた!
「この! うつけものが!」
「グワーッ!」
金棒に殴られ尻もちをつくシュテンドウジの部下!
「酒呑童子様! 何が酒呑童子様の気分を損ねたのですか!?」
「シノビレンジャーの目的はその妖魔オボログルマだ! 派手な事件を起こしやがって!」
「畏れを集めろと言ったのは酒呑童子様じゃないですか!?」
「俺はもっとコソコソと畏れを集めろと言ったんだ!」
酒呑童子の怒号に小さくなる酒呑童子の部下だった!




