補足∶設定メモ
ネタバレ含みますので、本編の読了後を推奨しております。
力量不足で本編に書ききれなかった設定をメモしておきます。
近い内に全編修正予定ではあるので、その時にしれっと本編に追加するかもしれません。
Ⅰ . クラウディア
クラウディアは、本編でも語ってますが、生育環境最悪だったので、かなり人間不信と人間憎悪が強いです。
なのに子どもの時から強く願ってきた、誰かに愛されたいという願いがあるから、彼女は苦しみました。
思い込みも激しいタイプなので、周囲に愛されるための理想の自分を演じるのは、自己暗示的な意味で得意でしたが、逆に周囲の優しさも穿って考え、11話での問答でもその様子が伺えるのですが、大分悪意の強い想像をしてます。
なので、最後らへんに、クラウディアのセレスティアを筆頭とした部下たちの話も盛り込みたかったです。
監視役もいますが、部下たちは純粋にクラウディアを好きな人もいます。
といっても監視役も、妹の成長を見守るような感じで、大分クラウディアに肩入れしてる優しい世界です。
ただ、クラウディアは、白馬の王子様の演技で上手く隠してましたが、本当に周囲の人間全員をぶっ殺してやりたいと考えてました。
部下たちは全くそれに気付かず、冷静沈着で、感情表現は薄いけど、優しく頼れる年下の団長だと可愛がり、慕ってました。
それがルパートとくっつくことで、あら不思議。
人間味のなかった女騎士団長が感情豊かに笑ったり拗ねたりするので、あまりの変わりように周囲も度肝を抜かされます。
相手が熊団長ということで反対しようともしましたが、あまりにもクラウディアが幸せそうなので、泣く泣く祝福しました。
クラウディアもその頃には、自分の精神状態が健全でなかったことを気付くことができ、素直に相手の優しさや好意を受け取れるように成長してます。
クラウディアの妊娠に関してですが、子どもができないのは精神的なものと生理不順のどちらものせいです。
クラウディアは、愛着障害の持ち主なので、ルパートとくっつくことで安全基地を手に入れ、精神的にかなり落ち着きます。
とはいえ、育児はハードルが高く、出産してからクラウディアはまた一回り、子どもと共に成長していきます。
クラウディアは育児本を勉強しながらも、自分の育成環境が悪かったので、悪意なく、子どもを叩いたりします。
それをルパートに指摘し諭され、衝撃を受けます。
子どもを愛したいのに愛し方がわからず、苦しみますが、ルパートというお手本と子どもが滅茶苦茶いい子なので、すぐに立ち直り、子どもから「ママじゃなきゃヤダ!ママ大好き!」と言われるくらい愛される母親になります。
ただ、彼女の推測はほぼ当たってます。
男爵は証拠を掴んでいたし、なんならクラウディアのお母さんも証拠を持ってました。
本筋にはあまり関係ないので、詳しくは書いてませんが、親世代はよくある悪役令嬢とヒロインで、どちらもバッドエンドでした。
悪役令嬢は好きでもない王子と結婚する羽目になったし、ヒロインは王子に捨てられました。
ちなみにルパートとくっつかなかった場合、年を経るにつれ、クラウディアは理想と現実の乖離に悩まされ、解離性同一性障害になったり、躁鬱になったりします。
最終的には自殺する可能性もありました。
殺したいほど人間嫌いですが、クラウディアは生育環境が悪いだけで、相手が悪人だという建前がなければ、なんやかんや人を殺しません。
逆に言うと、相手が犯罪者であれば、殺人へのハードルが大分低いです。
王女を襲った男たちは、クラウディアの育ての母であるヒロインが雇ったものたちでした。
母親からの手紙で、場所を指定され、会いに行ったら母親は居なくて、男たちが無理矢理侵入したので、クラウディアは利用されたことと自分を軽視されたこと、騙されたことへの怒りで男たちを殺しますが、怒りながらも憎みながらも万が一にも男たちから母親が首謀者でることがバレたら困るので全員殺さなければならなかった面もあります。
Ⅱ . ルパート
ルパートの非モテエピソードを少しでもいいから差し込みたかったので、もしかしたら、しれっと1、2話の間にルパートが振られてる場面を挟むかもしれません。
ルパートの影が薄いのが反省点でしたし、ルパートが主人公に惹かれた理由の描写が少ないですから。
ぶっちゃけ、ルパートが主人公に惹かれたきっかけは、男装の美女が自分に好意を寄せると気付いたからです。
それまでは、恋愛対象の土台に上がってないと思ってました。
女には振られまくりだし、影で異性から「暑苦しい」だの「怖い」だの「汗臭そう」だの言われて、清潔さを心がけたり、笑顔の練習したり、女性の気持ちを分かろうとロマンス小説を読んでみたりといろいろルパートは空回ってました。
そこに自分のことを嫌っていたと思われた女騎士のトップであるクラウディアが、意味深に頬を染めて自分を見たら、自分のこと好きなのかなって、ドキドキするし、勘違いしてはいけないと言い聞かせても、期待してしまうものです。
チョロいです。
チョロいけど、一途な男なので、クラウディアとくっついたら、他の女に粉をかけられても見向きもしません。
クラウディアと結婚することで落ち着きが出て、何人かの女性に好意を寄せられるのですが、誘いは丁重にお断りするし、全く靡きません。
ルパートは世話好きなので、クラウディアのような面倒臭くて、過去のトラウマ持ちで、精神的に不安定で、何をしでかすかわからない女性が、自覚はないけど好きです。
「彼女をわかってやれるのは俺だけ」という優越感を持ってます。
父性が強いので甘えられるのが大好きです。
Ⅲ . 王妃
赤ん坊の入れ替えは、産んですぐに行われました。
好きでもない男との間に作った女の赤ちゃんに微塵も思い入れなどないし、かといって売女の男の赤ちゃんにも嫌悪感しかないので、王妃は王子も可愛がりませんでした。
なので王子は家族への愛に執着し、シスコンになるわけですが、王妃が数年後にもう一人の女の子である王女を産むと、状況は変わります。
王妃が王女の成長を何気なく見守る内に愛情が芽生え始めてしまいます。
そうすると思い起こされるのは、一人目の子どもであるクラウディア。
ここでようやく罪悪感と一目でもクラウディアを見たいという思いが湧き、クラウディアの現状を探らせます。
ヒロインのことは全く同情しませんが、クラウディアが劣悪な環境に置かれているのを知り、金で言うことを聞き、絶対に逆らえる立場ではなく、何かあったら切り捨てられる男爵家に目をつけ、引き取らせます。
ある程度の年齢になったら、王宮で仕事を斡旋する予定でしたが、その前にクラウディアが家を追い出され、見習い騎士になりました。
ただ、王妃はクラウディアとの家族にはなれません。
赤ん坊を捨てた身で今更母親面はできません。
なので、遠くで見るくらいしかできないのでした。
Ⅳ . 陛下
さて、本編では影も形も見えなかった国王陛下はどうかというと、まあ、これだけ影が薄いとなると、病床にいて、政治に関われてないとか、そんなところです。
王妃の手の者によって、微弱の毒を毎日服用させられ、数年単位で床についてます。
クラウディアが結婚した頃には、死んでることでしょう。
男爵や、ヒロインの設定もあとでメモするかもしれません。
本筋には関係ないので、別に書く必要もないのですが、忘れる前にメモしておこうかとは思っています。




