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こんな奴でも青春したいっ‼︎  作者: Gヘッド
episode2. 生徒会と中部の化け猫
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部費の私的使用

はい!Gヘッドです。

後少しでやっとepisode2が終わります。

ちなみにちゃんとオチも出しますよ。

「それでは部費決定会談を始めます」


両者間は重い空気がただよう。鉛が肩に乗っかっているかのようである。


「で、では。まず、そ、そちらの要望を……」


植木は弱々しい声を放つ。もうすでにこの姉妹の雰囲気にのまれてんじゃないのか?


「私たちアニ研は、去年までの事を踏まえると十万八千円弱ぐらいがいいかと」


なっ⁉︎ 約十一万だと? アニ研でそんなに使うの?


俺は陽子に質問を投げかける。


「あの、失礼ですけど、アニ研の活動内容を教えていただけますか? 詳しく」


「ええ、いいですよ。私たちアニ研の活動はアニメを研究する為に市販されているアニメを観たり、文化祭に向けて製作したりしているんです。でもアニメや漫画を買うのは個々のお財布からですけど」


じゃあ、お金を使うのは製作だけであろうか?


すると植木は小さい声で陽子に質問をする。


「えっと、製作期間ってどれ位なんですか? 」


「製作期間は6月から文化祭にかけてやってます。いつもは一つか二つの作品を作ります。文化祭の時はよく高評価なんですよ。去年なんか文化祭大賞の準優勝だったんですから!」


へぇ〜。(棒)自慢話はいいよ。まず、この学校の文化祭がどんな風にやるのかがまずわからない。まあ、変な部活多いのは知っているけど……。


「じゃあ、一回の製作にはどの位のお金がかかるんですか? 」


俺がそう問いた。すると陽子は声をこもらせながらこう言った。


「え、まあ、だいたい六万円です……」


ん? 何か隠していないか?と思われてしまうほど彼女は少し怪しかった。


俺は陽子を疑いまた質問をする。


「どのような器具を使うのですか? 主な材料とその値段教えてください」


俺がそう言うと陽子は動揺を隠せない。


「えっ、いや、その……」


陽子は俺の質問に答えられない。


すると幸子が俺たちに向かってこう言った。


「おい、お前たち! おねぇちゃんをいじめんなよ」


幸子は陽子を守るように固いガードを張る。


ああ、何故大変なのかがわかった気がしてきた。それに何故、清戸は俺たち二人だけでここに来させなかった事も。


要するに清戸はこういう事を考えているのだろう。姉の陽子は部費の件で何かを隠している。それは私用で使っているのか何なのかはわからない。ただ、それを妹の幸子が固いガードで守っている。そのため、手を出しづらい。さらに幸子は一年である。二人は上級生だから攻撃し難いのか。


すると、植木が俺の太ももをちょんちょんとついてきて「柚子木くん……」と言ってきた。多分植木はこの姉妹の秘密に気付いたのだろう。俺は清戸にアイコンタクトで合図を送る。


では秘密はわかったが、これをどのように落とすかである。まずは幸子をどのように引っぺがすか……。彼女のガードを壊さなくてはならない。


ん? 待てよ? もし妹の幸子が姉の悪業を知らなかったら? ただ、良心で守っていたら?


「あのさ、幸子」


「むむ? 呼び捨てとは。何奴なにやつ? 」


「まあ、いいから聞けよ。あのさ、お前さ闇の力ってかっこいいと思う? 」


「ああ、かっこいいと思うぞ。特に契約や血の代償など」


「じゃあ、もしそれを持ったら何をしたい?」


「何を言っている? 私はもう覚醒しているぞ。闇の力”魔の執行者ワンダーにな」


「へぇ〜(棒)。で、どうなの? 何がしたい?」


「人の話をちゃんと聞け〜」


「いや、答えろって」


「ふんっ! 人の話を聞かん奴に話す気はない。……でも、まあ、困っている人を助けたいかな」


幸子は顔を赤くしながらそう言った。


うん。可愛いぞ。鼻血シャワー出来そうだ。……んじゃなくて!


ただ、顔を赤くしながら言ったってのは本気だって考えていいだろう。まぁ、少し照れ屋さんな所もあるのだろうが。だとすると後は陽子の化けの皮を剥がすだけか……。


しかし、少々手荒になってしまうかもしれない。この二人の仲を分ける事になるのだから。


二人の仲が良いからこそ、壊しやすいというものもある。




今回は三日月(妹)です。



三日月 幸子 高一

みかづき さちこ


身体/157センチ。体重43キロ。陽子の妹。Bカップ。


性格/中二病感染者。ただ、性格はいい子。優しい子。


好きなもの/闇の力。とにかく中二病っぽい言葉。陽子。


悩み/闇の力に目覚めない。

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