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Battle 3 konoha075@yokohama[25]

コノハを、コージ・ヤシロを倒したのは?

この結末に、あなたは驚愕する!


…しないか。ですよねぇ(汗)

 甘えたい。レンに甘えたい。そんな想いが込み上げてきた。


 MTGに支配された脳は、私を“女”から別の生き物へと変換してしまっていた。


 MTGの中に生きる、別の生き物としての私は、ある日炎上バトルロイヤルの中心に立たされ、我を見失った。


 そんな時でも、こんな馬鹿な私に優しさと厳しさをくれた人。

 依存症からの脱却に、生活まで変えて注力してくれた人。


 小塚蓮。


「レン…、横に座っていい? レン?」

「ん?」

「横に…」

「あ?」

「え?」


 レンのスマホの画面。

 見た事のある投稿フォーム。


「貴様ーーーっ!! これMTGやんけ!!!」

「はは…バレた」


 この、一触即発とも見て取れるはずのシーン。

 そこにレンのニタニタ笑う顔があまりにも滑稽で、こんな状況に似つかわしくなく、私は思わず吹き出してしまった。


「怒らんの?」

「怒るとかより…」

「呆れたか?」


 呆れた…のか?

 さっき突然現れた、コノハを口撃するリプ。

 一瞬にしてコノハを炎上の中心人物に変えてしまった、あのひと言を放った其奴。

 別段難しい事をした訳ではなく、だけど言うならば、炎上覚悟の冒険だ。


「tk…なん?」

「tk…ねん」

「はは…」

「ははは…」

「………」

「………」

「こ……」

「は、はは…」

「この野郎ーーー!!!」

 ―ギャハハハハハ!!


「レン、お前も悪よのう」

「なぁに、ミンミン様こそ。クックック」

「「ぶわっはっはっは!!!!」」



 コノハは影を潜めた。


 元々コノハは、さほど頻繁に現れる訳ではない。持てる知識を活かせるシーンのみ現れ、巧みな論破でアンチ達を黙らせてきた。


 しかしコノハは、自らスレッドを立てる事をしていない。

 クソリプ警察がスレを立てたなら、奴に論破されたアンチどもが暴れ出すのは必至。

 アンチが暴走すれば、最早正論など通用しない。コノハはそれをよく分かっているのだろう。


 tk.walkerことレンは、そんな様子を私の表情から読み取っていた。

 私に気付かれないよう、MTGを否定しつつ離れた位置で見守ってくれていた。


 一方のkohji-yashiro215は、尚もクソリプを送り続けているのだろうか?

 コノハの裏垢と見られるkohji-yashiro215は、暴走するアンチの模倣だ。言葉の通じない、手の付けようのない者を演じている(・・・・・)


 しかしコノハは、頭脳明晰故の失敗を犯していた。

 それは詰まるところ、クソリプであるにも関わらず見せる、切り返しの上手さだ。

 そして、その巧みな切り返しを可能とする相手のみを襲撃している。


 レンはきっとそこを見抜いていて、MTG民達の間で噂が広まるようなスレッドを立てていたのだ。

 私のスマホにシールを貼りまくり、気付かれないように。

 コノハは苛立ち、それでも尚コージ・ヤシロの名で平然を装ってクソリプを書き込んだ。

 そこに暴走族君がブチ切れたレスポンスをした。


 コノハは、ついにコージ・ヤシロ(自ら)を擁護するリプを書き込んだ。

 これでtk.walkerことレンは、確信した。


 頭脳には頭脳で。

 かなり危険度の高い攻略法ではあったが、私の大切なレンが、tk.walkerを名乗ってこの陰険勝負に決着を付けた。


 クソリプ警察として名を馳せたコノハが、一体何故クソリプおじに成り代わったのか。それは定かではない。

 私達が思うに、コノハにとって楽しいと思える炎上が、s_n_boyやO-moricha-hanの消滅によって減少し、たぶん…、


 暇になったのだろう。


 ―わっはははは!!


 だってねぇ、わざわざ炎上させようとする輩なんて、暇人でしょ。

 他人のスレッドから炎上させやすいのを見つけて、しっかり読んで、クソリプを考えるのよ。

 忙しい人が、わざわざそんな事するぅ?


 忙しい人が炎上界隈に入ってしまうと、私のように有休を使い果たしてしまうのだ。

 要するに、コノハは暇で仕方なかったのだ。笑ってやろうではないか。


 おーっほっほっほっほっほっほっほ!!!

アクセスありがとうございます。

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