最強を目指すペンドル(メス)さん。
俺、いや私は今転生を無事終わらせた”元”最弱龍ペンドルだ。
今私は見知らぬ森の草原地帯であぐらをかいているのだが、
とても取り乱している―――
「ああああああどうしよマジどうしよ。記憶残ってるよな?
うん、大丈夫だ。ってそうじゃぬぁああああ!!!」
わたわたしているとふとスキルサーチがあることを思い出し。
術式をとなえる。
「スキルサーチ!種族解析!」
―――――バハムート族はのこっているな。
―――――あとは人族か・・・まぁ魔力値はあとからいくらでもあげれるから得だ。
―――――おぉ、これはアタリじゃないか!鬼族!怪力のばけものだ!
「三つだけか・・・じゃああとは比率を・・・。」
脳内に流れてくる情報。バハムート族1000+人族1600(育成可能)+鬼族5000=7600
体格人族平均値の20だから・・・7580・・・うっそだろ?これ最強目指せるんじゃ・・・!?
あ、そうだ。今の容姿確認しておかないと。
ささっと地面に爪で映写陣を描く。
※映写陣とは、鏡の代わりに一時的に自分の姿を映すことができるものである。
「ほぉ、以外とよい。」
ややぼやけた姿をみると、そこには白銀の髪、蒼色の瞳。
後ろにねじれるように生えた白い立派な角。青白い鱗の翼をもつ白いつやのある肌の少女。
これが我が姿というわけだ。(今はどうやら黒い色のワンピ一枚だけ)
「テンションがあがってきた・・・!!」
うれしくなりついつい走って森を駆け巡った。途中途中で狼がちらほら見えたが
今の私の魔力では怖くもないとスルーを決め込んだりして走り去っていった。
そんなとき小さないしっころに躓いた。思いっきり転んだ。痛い。
「うぐぬぬ・・・石っころにまけるとは・・・。」
立ち上がって大きな岩の上にどっかりとすわり、足をさすっていると。
なにやらひとっこ数人の気配を後ろから感じ—――とっさに回避した。
「っち、よけられたか・・・。」
「・・・っ。」
勇者どものパーティーか・・・。
―――!そうだ、あのスキルを・・・。
「おい、とっとと出てきやがれ魔族が・・・。」
「ひぃっ、ど、どうかお許しを・・・!!!」
「っ・・・!?」
「翼がない・・・?見間違えだったのでしょうか?」
「んなわけ・・・くそっ。貴様何者だ!」
「な、なにものでもありません!目が覚めたらここにいたのです!!」
スキル”隠ぺい”(魔力を消費する代わりに隠したいものを隠すことができる。)
さっさと見逃してくれればらくでいいのだが・・・。さぁ、どう出る?
「・・・。」
まぁ、すぐには去らないだろうな。仕方ない・・・バッドルートになってはしまうが。
殺しはしないから許してくれよ・・・!!
スキル”凶化”!!!(見た目を本来の姿(ペンドルの場合転生前のバハムート)
の姿に変えることができる。)
比率の存在で火力がないとバカにするだろうが、比率の法則を破るに等しいのだよ・・・
人間に近い姿に変えるのはな・・・!!!
「グォオオオオオオオオッ!!!」




