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古今和歌集から(1)  作者: 舞夢
285/289

したはれて きにし心の 身にしあれば

「今はこれよりかへりね」とさねがいひけるをりによみける

藤原兼茂


したはれて きにし心の 身にしあれば 帰るさまには 道もしられず

                      (巻第八離別歌389)


「もうここで帰って欲しい」と源実が言ったので詠んだ歌。


あなたを慕う気持ちだけで、ついて来たのです。

帰る道など、まったくわからりません。


藤原兼茂は、源実を慕う気持ちだけで、ついて来てしまって、どこの場所を通ったのか、全くわからない。

だから、「もう見送りはいいから、お帰りに」と言われても、困ってしまったようだ。


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