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古今和歌集から(1)  作者: 舞夢
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わりなくも ねてもさめても こひしきか

よみびとしらず


わりなくも ねてもさめても こひしきか 心をいづち やらばわすれむ

                      (巻第十二恋歌二570)

もうどうにもならなくて、寝ても覚めても、あの人が恋しくて仕方がない。

こんな辛い心をどこに向ければ、あの人のことを忘れることができるのでしょうか。


心の中が、恋する人への思いに占められていて、何事も手につかないほど。

とにかく苦しいので、この心そのものを、どこかに別の方向に向ける、あるいは放り出したいとまで思っている。


ただ、それができないから、恋の苦しみは続いていく。

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