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古今和歌集から(1)  作者: 舞夢
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心がへ するものにもが かたこひは

よみびとしらず


心がへ するものにもが かたこひは 苦しきものと 人に知らせむ

                    (巻第十一恋歌一540)

※心がへ:心を取り替えること。


私の心と、あの人の心を取り替えることができれば、と思うのです。

それができれば、片思いが本当に苦しいものと、あの人に知らせることができるのですから。


片思いに苦しむあまり、自分の心とあの人の心を取り替えてしまいたい。

そうすれば冷淡なあの人も、私の苦しみがわかるだろうと、ありえぬ願望を抱く。


ただ、相手がそんな願望を知ったとしても、心がなびく保証など何もない。

それが辛いところだろうか。

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