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古今和歌集から(1)  作者: 舞夢
263/289

ゆく水に かずかくよりも はかなきは

よみびとしらず


ゆく水に かずかくよりも はかなきは おもはぬ人を 思ふなりけり

                      (巻第十一恋歌一522)

※かずかく:数を取るために、線を引く意味。すぐに消えてしまって全く何の役目も果たさない。


流れゆく水に数をかく以上に無意味なことは、私のことなど全く関心がない人を、思うことなのです。


片思いの典型的な歌。

尚、万葉集巻(11ー2433)の


水の上に 数書く如き わが命 妹に逢はむと うけひつるかも

(水の上に数を書くような。はかない私の命ですが、あなたに逢うまではと、神に無事を祈りました)

が、元歌になる。

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