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古今和歌集から(1)  作者: 舞夢
230/289

花の色は かすみにこめて 見せずとも

はるのうたとてよめる

良岑宗貞

※良岑宗貞:遍照の(出家前)の名前。


花の色は かすみにこめて 見せずとも かをだにぬすめ 春の山かぜ

                       (巻第二春歌下91)


春の歌として詠んだ歌


美しい花の色は霞に閉じ込めて見せてくれないとしても、春の山から吹いて来る風は、せめてその香りだけでも、盗み出してきてくれないだろうか。


花の色は、霞に遮られて見ることができないのだから、春の風に、せめて香りだけでも盗み出して来て欲しい、と頼んでいる。

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