表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
古今和歌集から(1)  作者: 舞夢
183/289

あさみどり いとよりかけて しらつゆを

西大寺のほとりの柳をよめる

※西大寺:平安京朱雀大路羅城門の西にあった寺(現存せず)。西寺。現在の東寺と一対になっていた。


僧正遍照

※桓武天皇皇子良岑安世の子。蔵人頭までなったけれど、仁明天皇崩御のため出家。


あさみどり いとよりかけて しらつゆを たまにもぬける 春の柳か

                       (巻第一春歌上27)


春の柳は、浅緑色の糸を縒って枝にかけ、白露を玉としているのです。


浅緑の柳の枝が長く伸び、その枝に白露が玉となって光っている。

単なる自然現象を見逃さず、絵画的な春の美を詠んでいる。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ