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あをやぎの いとよりかくる 春しもぞ
紀貫之
あをやぎの いとよりかくる 春しもぞ みだれて花の ほころびにける
(巻第一春歌上26)
※みだれて:花が咲き乱れる。
青柳が、その細い枝を糸のようにかける春になりました。
しかし、糸をかけても、花は元気に咲き乱れるのです。
芽吹いたばかりのい青柳の細い枝を糸に見たて、布地を織るような連想。
しかし、花は、青柳の枝の糸など、おかまいなく咲き乱れる。
すでに勢いづいてしまった春、生命力に満ち溢れた、本格的な春の訪れ。
紀貫之
あをやぎの いとよりかくる 春しもぞ みだれて花の ほころびにける
(巻第一春歌上26)
※みだれて:花が咲き乱れる。
青柳が、その細い枝を糸のようにかける春になりました。
しかし、糸をかけても、花は元気に咲き乱れるのです。
芽吹いたばかりのい青柳の細い枝を糸に見たて、布地を織るような連想。
しかし、花は、青柳の枝の糸など、おかまいなく咲き乱れる。
すでに勢いづいてしまった春、生命力に満ち溢れた、本格的な春の訪れ。
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