表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
古今和歌集から(1)  作者: 舞夢
177/289

みやまには 松の雪だに きえなくに

よみびとしらず


みやまには 松の雪だに きえなくに 宮こはのべの わかなつみけり

                      (巻第一春歌上19)

※みやま:奥山、深山。


深い山里では、いまだに松の雪も消えず残っているというのに、都では野辺の若菜を摘んで遊んでいる。


寒く深い山里から都に出向いて来て、春の若菜摘みをしている人を見て、驚いたのか、あるいはうらやましいと思ったのか。


京の都近くに住んでいるとはいえ、作者の家は、まだ寒い冬を耐えている。

しかし、都に出て来れば、暖かい春で、しかも若菜摘みをして遊んでいる。


うらやましくなるのも、当たり前である。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ