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古今和歌集から(1)  作者: 舞夢
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花の香を 風のたよりに たぐへてぞ

紀友則


花の香を 風のたよりに たぐへてぞ 鶯さそふ しるべにはやる

(巻第一春歌上13)

※風のたより:「たより」は使者。つまり、風という使者。

※たぐへて:添えて

※しるべ:道案内


ここに咲く梅の花の芳香を、風という使者に寄り添わせて、ウグイスを誘う道案内といたしましょう。


ウグイスは春の陽気だけで飛んで来るわけではなく、梅の芳香も好んで飛んで来る。

だから、風を使者にして(風に梅の芳香を漂わせ)、ウグイスの道案内としようと詠む。

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