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古今和歌集から(1)  作者: 舞夢
171/289

谷風に とくる氷の ひまごとに

寛平の御時后宮の歌合の歌

※宇多天皇御代、七条后温子の歌合。


源当純

源当純みなもとのまさずみ:生没年不詳。右大臣源能有の五男で 896年従五位下、907年従五位上。古今和歌集に採られているのはこの一首のみ


谷風に とくる氷の ひまごとに うち出づる波や 春の初花

                    (巻第一春歌上12)

谷間に吹く風で解ける氷のすき間ごとに、波がほとばしり出ています。

あの波が、春の初花なのでしょうか。


谷間を吹く風が氷が割り、そこから顔を出す水の様子を 「初花」に譬えている。

「うち出づる」の表現に、新鮮な響きも感じる。

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