表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
古今和歌集から(1)  作者: 舞夢
169/289

霞たち このめもはるの 雪ふれば

ゆきのふりけるをよめる

紀貫之


霞たち このめもはるの 雪ふれば 花なきさとも 花ぞちりける

                      (巻第一春歌上9)


春霞が既に立ち、木の芽も張り出した、そんな時期に雪が降る。

花が無い里にも、雪という花が散っている。


立春を過ぎ、春霞も立ち、木の芽もふくらんでいる。

しかし、天気は気まぐれ。

また寒さが戻り、雪まで降った。

その口惜しさ、もどかしさを感じたのか。

まだ、花など咲く時期ではない里に、花(雪)が降ったと、無理やりに春を装う。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ