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きのうといひ けふとくらして あすかがわ
年のはてによめる
春道列樹
きのうといひ けふとくらして あすかがわ 流れて早き 月日なりけり
(巻第六冬歌341)
昨日は昨日で何かあり、今日も何かいろいろで暮らしてしまう、そんな繰り返しで、まるで飛鳥川のように、月日の流れは早いなあ、と思うのです。
「きのう」「けふ(今日)」「あす(明日)かがわ」と組み合わせた、面白く巧みな歌である。
「流れて早き月日なりけり」も、年末になると、誰しも、よくわかる思いなのではないだろうか。
年のはてによめる
春道列樹
きのうといひ けふとくらして あすかがわ 流れて早き 月日なりけり
(巻第六冬歌341)
昨日は昨日で何かあり、今日も何かいろいろで暮らしてしまう、そんな繰り返しで、まるで飛鳥川のように、月日の流れは早いなあ、と思うのです。
「きのう」「けふ(今日)」「あす(明日)かがわ」と組み合わせた、面白く巧みな歌である。
「流れて早き月日なりけり」も、年末になると、誰しも、よくわかる思いなのではないだろうか。
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