表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
古今和歌集から(1)  作者: 舞夢
153/289

冬ながら そらより花の ちりくるは

ゆきのふりけるをよみける


清原深養父


冬ながら そらより花の ちりくるは 雲のあなたは 春にやあらなむ

                      (巻第六冬歌330)


真冬であるのに、空から花が散り降って来るということは、雲の向こうは春なのでしょうか。


降り散って来る花は、実際は雪。

この冷たい雪は冬の花。

しかし、花を散らして来るのだから、その大元の雲の向こうは春なのでは?と寒さを打ち消す(実際には無理だけれど)ような歌を詠む。


寒く雪が降る日に、何とか一矢報いたい、そんな歌のような気がする。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ