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わがやどは 雪ふりしきて 道もなし
よみびとしらず
わがやどは 雪ふりしきて 道もなし ふみわけてとふ 人しなければ
(巻第六冬歌322)
我が家の庭は、全面に雪が降り積もってしまって、歩けるような道がありません。
その雪を踏み分けて訪れる人もおりませんので。
庭一面の大雪で、歩ける道などは無い。
そのうえ、無理して来るような人もいないので、ますます道などできようがなく、閉ざされるばかりになってしまった。
大雪の中、どうにもならない閉塞感を詠む。
特に雪国の人には、理解しやすい歌と思う。




