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古今和歌集から(1)  作者: 舞夢
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忘れ草 種とらましを あふことの

                     よみびとしらず


忘れ草 種とらましを あふことの いとかくかたき ものと知りせば

(巻第十五恋歌五765)

※忘れ草:萱草のこと。ユリ科の多年草。


相手を忘れてしまうと言われる忘れ草の種を採っておくべきだったのです。

あのお方と逢うのが、これほどまでに難しいと知っていたならば。


その忘れ草の種をまいて生えてくれば、本当に逢えない人のことを忘れることができるのだろうか。

ただ、そんなあてにならない俗信を信じたくなるほどに、作者は逢えない恋に苦しんでいる。


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