12月13日 オンライン授業(想像)
勉強を始めてから約1週間が経過しようとしていた。身についているかはわからないけど、達成感はあった。そんなことを考えていると、森川から明後日にテストをすることが告げられた。まさか、こんな早くにテストをするとはな。共通テストが15.16日だからちょうど1ヶ月前にあたる。まさか、こんな早くに自分の実力がわかるとはな。森川からも、今の実力を確認しないと前には進めないと告げられた。勉強してから、たった1週間で点数が取れるとは思わない。ただ、テストというものには慣れておく必要がある。この森川が用意したテストは、全部で3回あるそうだ。
1回目が次の12月15日。この日は、英語と社会を共通テストに似せた問題で作ると言っていた。ここ最近、テストというテストを受けた記憶がないから心配は多い。今の実力を知ってモチベーションが下がってしまわないか?実力だと受け止めることができたらいいけど。テストの問題は、15日の朝にデータで送られて自分で解くそうだ。テスト時間の1時間経ったら再び、森川に解いた問題をデータで送るという流れになっている。これは、2回目も3回目も同じだ。2回目のテストは、12月30日。これがいわゆる年内最後の授業日になる。ここでは、共通テストよりもさらに難易度が高い問題を出すことが発表された。共通テスト自体のレベルがわからないのに、それ以上ってどんな問題なのだろうか?森川が言うには、国公立大学や有名私立大学レベルの問題だと言う。そんな問題受けることは想像がつかない。
森川自体は、横浜の国立大学と東京の私立大学に受かった中で、国公立大学を選択したそうだ。共通テストでは、5教科で420点をとったらしい。420点ってことは一教科約82点ぐらい。一教科でもすごいのに、それを五教科揃えてくるなんて想像を絶するな。どんな勉強をしてきたのだろうか?たしか森川は、野球部だったからそんなに勉強する時間もなかったはず。野球部では、甲子園には一歩届かなかったけどベスト4までいったとか。やっぱり、私とは違う。そして、3回目の最後のテストが共通テスト2日前である1月13日。ここでのテスト結果で、受験する大学や戦略を一緒に決めるように伝えてくれた。でも今思えばこんなにも自分のことを考えてくれる人と一緒に勉強できるなんてある意味幸せなのかもしれない。それに気づくことが大事な気がしてきた。そう思いながら英単語帳を見つめ直した。




