ダンジョンに行こう~二層 ゴーレム戦その1~
ここも片付いたし、奥に行こう、と思ったが左右にも道がある。
とりあえず、左から行くか。
分裂体に先を行かせる。
4000匹以上いたはずなのに確認すると3500匹くらいまで減っていた。
俺達は無事にこのダンジョンをクリアできるのか心配だ。
ま、こっちにはアルテミスがいるから問題無い、ただし、この階層以外だが。
そうだ、先生この階層でも魔法を使えるようにするにはどうしたらいい?
『この階層内にある魔法を制限している装置もしくは魔法陣を破壊すれば、魔法は使えます。』
おお、なるほど。
アルテミスこれからおまえの魔法を使えるようにするために、制限している装置または魔法陣を破壊しに行くぞ。
場所はしらないが。
「さすが主様です。ダンジョンのことをよく知ってますね。」
いや、すべて先生のお陰でね。
アルテミスがニコニコしながら可愛らしく顔を傾ける。
頭の上には?を掲げながら。
あれ、なんか噛み合わない。なぜに?
そして、俺は気づく。
彼女には俺の先生、もとい鑑定を教えてなかった。
噛み合う訳がない。知らないもんなそんなこと。
俺はアルテミスに鑑定について軽く説明をした。
「それは便利ですね。」
それで会話終了。
あれ?他にはないの?
「ん~?やっぱり便利以外の感想はないですかね。」
あれれ?これが人ならズルいだの何だの言いそうだけど。
そう言えば彼女は人じゃなくて魔物だった。
外見のせいで軽く忘れてた。
そして、俺達は左の道を歩く。
さっきみたいにゴブリンはいなく、罠もない。
広めの場所にでた。
中には誰もいなく真ん中にはゲームなどでよく見る箱、そう宝箱である。
普通ならすぐに開けるだろう。
ゲームなら、だがこれは現実だ。
折角だから俺は鑑定をするぜ。
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トラップボックス
耐久値50/50
スキル
モンスター召喚
中身あり
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トラップボックス:
フタを開ける度に発動するトラップ。
壊しても発動はするが二度と使えなくなる。
モンスター召喚:
魔物を召喚するスキル。
召喚師のレベルに合った魔物が現れる。
よし、戻ろう。と言いたいが中身ありが気になる。
魔物が中からでてくる訳でもないよな。
『それはないと思います。』
よし、先生からのお墨付きだ。
何がでてくるかわからんがゴブリンがほとんどだったからそんなに強い魔物はでてこないだろう。
もしものために天井に分裂体を移動させとく。
いざ、オープン!!
フタを開くと地面が赤く光だした。
すると、入ってきた道が地面から出て来た石の壁が塞ぐ。
空間が揺れて何処からともなく三体のゴーレムが出て来た。
本当に石の塊が人型になって、そこに現れた。
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個体名:なし
種族:ストーンゴーレム
性別:不明
Lv:6
ランク:D
装備:なし
HP:70/70
MP:65/65
攻撃力:52
防御力:120
魔攻:43
魔防:86
敏捷性:31
固有スキル
〔暗視〕〔魔力感知〕
〔命令記憶装置〕
スキル
〔石化無効〕 〔魅了無効〕
〔混乱無効〕 〔毒無効〕
〔即死無効〕〔氷結耐性〕
〔呪い耐性〕〔自己修復〕
称号
なし
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混乱無効:
混乱を無効にするスキル
毒無効:
毒を無効にするスキル
即死無効:
即死系のスキル、魔法を無効にするスキル
氷結耐性:
凍りつきにくくするスキル
自己修復:
自動修復と違い自分で発動する必要がある
発動すると治るまで止まらない
なにこの耐性スキルのオンパレードは?
防御力も普通に100超えてるし、種族もゴーレム系だし、いつもみたいに窒息させれないだろうな。
ゴーレム達がこちらを見ると、襲ってきた。
天井に張り付いていた分裂体はゴーレムの頭上に向かって落ちていく。
引っ付いた分裂体は溶かし始める。
ゴーレム達はそんなスライムを剥がそうと腕を振るう。
しかし、ゴーレムは指がないために、剥がすことができずそのまま埋もれてしまった。
俺が楽勝だと思ったが、ゴーレムが回転してまとわりついていた分裂体を吹き飛ばす。
思った以上に強いな。




