2話
「おっ!この匂いはカレーですか!腹減っ...と思ったけどゴミ箱だから減らないっすね!(笑)」
「そうね。動物と違って飲食は不要だからね。」
「なるほど...って鳴海さん、何か変な匂いしないですか?」
「私が臭いみたいな言い方しないで!さっきの生クリーム付きビニール袋が臭ってるのよ!夏だからすぐ臭うの!」
母親が食材の皮などを片付け始めた。
「うひゃあ∼この気温であの生ゴミの山なんかすぐ悪臭になりますよ。生ゴミ箱が気の毒っすね∼(笑)」
「...。荒木くん。明日は何曜日かしら?」
「なんすか急に?木曜日ですけど。」
「そう。木曜日は燃やすゴミの日。ここの市では燃やすゴミ袋の中に生ゴミ袋を詰め込んで捨てることができるの。」
「え...?で、でもゴミ袋の準備って普通は当日の朝にするじゃないっすか(笑)だから今晩は大丈夫っすよ!(笑)」
「...。そう、例外を除いてはね。荒木くん、あなた自分の身体がパンパンになってることに気付いてないのかしら?」
「...はっ!まさか!?」
母親が燃やすゴミ箱の中を手で押し込む。
「いたっ!いてっ!いたっ!」
彼女は強引に作った空間に生ゴミの袋を置いた。
「くっさ∼!!!!!!!!!!!!!」
「ヴォエッ!酷い匂いね。前回の生ゴミの日は一昨日だったからそれ以降の生ゴミが熟成されてるわね(笑)」
「なに笑ってるんすか!地獄っすよ!」
彼女はビニール袋入りの燃やすゴミ箱の中身を取り出そうとする。その瞬間。
「???なんか今、当たったような?ってくっさあああ!!!!!!!!!!!!!!」
生ゴミ袋の底に小さな穴が開き熟された水滴が燃やすゴミ箱を襲う。
「荒木くん!耐えなさい!こらえるのよ!」
「...。」
「荒木くん!?荒木く∼ん!!!!!!!」




