ep25. 「○○マター」という言葉が苦手です
「その案件は営業マターです。」
会議などでよく聞く言葉です。
私は、この「マター」という使い方が苦手です。
正直、アメリカ人と仕事をしていて、
「それは営業のマターだよ。」
なんてセリフを聞いた記憶がありません。
とは言え、英語はあまり得意ではありません……。
AIに聞いてみました。
「マター(matter)は英語で『案件』『事柄』『担当事項』という意味です。」
さらに、
「アメリカ人も使うの?」と聞くと、
「使います。ただし、日本人が使う『○○マター』とは少し違います。
『It's a legal matter.(法務上の問題です)』
『It's a family matter.(家庭の事情です)』
のような使い方は普通ですが、
『It's a sales matter.』はあまり一般的ではありません」
とのことでした。
う〜ん。
この「マター」という言葉が、なぜこんなに苦手なんだろう。
たぶん、私だけなんだと思います。
そんなことを言っている人に会ったことがありませんので。
でも、この言葉が使われる場面って、
案件というボールの所在が曖昧なときが多い気がするんです。
つまり、
「その仕事、誰が、何を、いつまでにやるの?」
が決まっていない。
そんな時に、「営業マターです。」
という、
なんとなくインテリっぽい言葉で会話が終わってしまう。
担当が決まったような雰囲気になる。
時には無理やり押し付けたようにも見える。
そんな場面を何度も見てきました。
「マター」という言葉が悪いわけではありません。
でも、便利な横文字ほど、思考停止の道具になりやすい。
そんな気がしています。
会議中、
みんなが難しい顔で
「これは営業マターですね。」
と言っている横で、
「で、マターって何だよ」と心の中でつぶやいています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
このエッセイは、その日に考えたことだけでなく、昔の出来事や、ふと思い出したこと、将来の妄想などを気ままに書いています。
なので、ときどき20年前に戻ったり、未来へ飛んだりします。
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