ep18.鈍感力という最強スキル
社会に出ると、感情をコントロールしなければならない場面が本当に増えます。
そして不思議なことに、年齢を重ねるほど、そうした場面はさらに増えていきます。
歳を取ると人格ができるなんて言います。
いやいや。
人格ができるどころか、感情との戦いが増えてる気がします。
若い頃は、不思議でした。
なんでおっさんって、あんなにすぐ怒るんだろう。
「俺の若い頃はな」
なんて説教ばかりして。
でも、おっさんになって分かりました。
怒っているというより、感情が勝手に反応してしまうんです。
「あの野郎、勝手なこと言いやがって」
「なんで俺の説明が分からないんだ」
「専門でもないのに否定するなよ」
そんな言葉が、一瞬で頭に浮かびます。
そして、それを口に出すと、もっと腹が立ちます。
だから必死にアンガーマネジメントです。
世の中のおっさんを見ると、封じ込めに失敗している人も結構います。
昔は「あの人、短気だなぁ」と思っていました。
違いました。
ただ、おっさんだったんです。
そして、おっさんになってようやく、鈍感力が最強なんだと気づきました。
ごく稀にいますよね。
鋼鉄のメンタルというか、何を言われてもまったく動じない人。
昔は、あの人はメンタルが強いんだと思っていました。
でも違いました。
あの人たちが持っているのは、鈍感力なんだと思うようになりました。
だから私は、「鈍感力が最強なんだ」と自分に言い聞かせながら働こうと思います。
怒りとか、妬みとか。
そういう感情のスイッチが切れたら、どんなに楽なんでしょうね。
まあ、明日もまた「あの野郎……」って思ってる気もしますけど。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
このエッセイは、その日に考えたことだけでなく、昔の出来事や、ふと思い出したこと、将来の妄想などを気ままに書いています。
なので、ときどき20年前に戻ったり、未来へ飛んだりします。
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また次のエッセイでお会いしましょう。




