表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/5

だい、いちわ『純粋なる同士』

 何も起こらなかった。

 朝起きても全裸の女の子は隣で寝ていなかったし、いつもと違うことがあったと言えば、あいつがやっと自分の能力を話してくれたことだけだ、ちなみにメール。返信遅いよ馬鹿。

 そんな振り返りもそこそこに、世界は平凡なまま今日は終わった。


 翌日。

 放課後の学校にて、廊下を一人で歩いてるあいつに声をかける。

「よう、赤木。今日は一人か?」

「夏美って呼んでってば」

 珍しく笑いながら話しかけたのに、そこには触れず、溜め息をつきながらいつも通りの発言をしてくる。

「あーはいはい夏美ちゃん夏美ちゃん。でさ、赤木。唐突で悪いんだけどさ。その、人気の無い場所に......」

 言い辛くて歯切れが悪くなってしまった。

 だけどしょうがないじゃん?男の子だもん。

「ちゃん付けと苗字呼びやめたら聞いてやらんでもないけど。なに?告白?」

「良いから早く!」

「はいはい」


 この学校の屋上に行く扉は閉まっていて、その手前には階段の踊場のようなスペースがある。昼休みにはここに人が居る時もあるのだが、今は放課後なので気にする必要は無いだろうと思い、そこを選んだ。

 閉まった扉から見える夕焼けが綺麗で、どこか儚い。

「夏美。大事な話がある。お前じゃなきゃ駄目なんだ。お前は何だかんだで優しいし、それなりに運動神経も良い。そんなお前に、了承してくれると信じているから言わせてくれ」

「......え、マジで告白なの?え。あたしなんかで────」



「超能力バトル、しないか?」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ