スペイン王党派クーデター
趣味で書いているので温かい目で見守ってください。
ある前線
(フランシス・フランコ将軍視点)
「ん、でその言葉にならない異変というよなどんなやつだ」
「はいフランコ将軍、まずこれを見てください……」
ん?なんの変哲もない本に見えるが……ブォン!!!
マラガにて
(ある兵士視点)
「ん?なんだあのトラックの量は?」
「続々と兵士達が降りてくるが…………これは…」
「ああ…クーデターだな、ということはだ……」
「銃を下に置いとけ、殺されないようにな」
「そこにいる二人の兵士銃を下に置いて、手を上げとけ!!」
「ああ、わかっているよ、ほらここに置いてるだろう?」
「ああ、確認した、おい!こいつらを縄で締めておけ」
「了解です」
マラガの臨時の王宮にて
(アルフォンソ13世視点)
ん?王宮に沢山の軍がやってきているがこれは何が起きてるのだ。
「国王陛下、ミゲル・プリモ・デ・リベラ将軍の息子、ホセ・アントニオ・プリモ・デ・リベラ殿がお会いしたいと」
「わかった、余のところまで案内しといてくれ」
「は!」
リベラ親子が何を起こしたか予想すると………………クーデターか……やはりフランコに対する不満が爆発したことがこのクーデターの原因か。
「国王陛下、ホセ・アントニオ・プリモ・デ・リベラ殿が来ます、考え事はまず置いといてください」
「ああ、分かった、だがこんな事態になったんだお前も考え事ぐらいするだろう?」
「まぁそうですが……」
「リベラ殿が来ました!」
早速か
場所は同じく
(第三者視点)
「ようこそリベラ殿、そちらのお父上とは話しをしたり、国のことについて一緒に考えたりと仲がいいと思っているが、この事態はなんだね?」
「はい、国王陛下、まず我々王党派は現在政府を牛耳ってる統制派を排除し、王党派と少ないですが立憲民主派などのあらゆる派閥による翼賛体制を敷くため、軍事クーデターを起こしました。ひとえに国王陛下と国のためにこの行動を起こしたと思ってくれればいいです」
「なるほど国と余を思ってか………まさか私を利用して腐敗を促進するとかはしないだろうな?それをすればスペインには王室が無くなる事態に陥る可能性がある」
「それは一切しませんし、したものには厳罰でもって対処していただくと存じます」
「なるほど………その軍事クーデターが成功?したと言っていいのかわからないがそのクーデターに正当性を持たせるために余に支持をしてもらいたいと言うことか?」
「ええ、そのとおりです、国王陛下もフランコ将軍がやっている政治に不満を持ってたと思われますので」
「まぁそうだが……」トントントン!!!
「なんだ?!」
『リベラ殿!大至急報告したいことがあります!』
「だが今私は国王陛下と……」
「良い、そのまま通せ」
「で、ですが……」
「こんなことが起きたんだ想定外なことが起きたのであろう、それにフランコ将軍による政治に不満を持ってたのは事実だからな」
「では……」
「ああ、今回起こした軍事クーデターを支持する、だからその想定外な出来事をここで話させろ」
「………………………わかりました、おい!入って良いぞ!」
「は!ありがとうございますリベラ殿と国王陛下、早速只今入りました情報によりますとフランコ将軍が……………………………大怪我を負いました」
「………………ちょっとまてフランコ将軍は『計画』では足止めして、何もできなくさせるとしてたが手段は何を使った?」
「………………本に爆弾を仕込みまして……」
「本に爆弾を仕込んだ???誰だそれを許可した奴は!?」
「………………貴方の父上が許可しました」
「………………あの親父!?」
マラガの官邸にて
(第三者視点)
「私の息子が今頃怒っている時かな」
「ええリベラ将軍閣下、フランコ将軍は仕込まれた爆弾で重症を負っており、フランコ将軍率いる統制派は次期指導者を狙った権力闘争で機能不全に陥ってます」
「……………………それはいい、私の息子は統制派を丸々押し込んで、足止めし、そっくりそのまま頂く予定らしかったがそんなのはまだ甘い、私ならその頭を負傷させて、そして負傷したことで揺らいだ足元を突いて権力闘争に発展させないとちゃんと足止めはできない、だろう?」
「ええ、将軍閣下、ですが派手にやりますと我々の関与がわかりませんか?」
「んなの知ったこったねぇ、こちとら只のジジだぁ!死ぬなら息子に迷惑するより、敵に迷惑かけてから死ぬわ!」
「はは、将軍閣下は凄く傍迷惑なことを致しますね」
「ふん、私は元々死ぬ運命だったジジイだ、死ぬなら腐るより腐ってないやつに群がる腐った野郎に迷惑かけて死んだほうがマシだ!?」
「将軍閣下もなんとも癖がある人間でして」




