お久しぶりのハンプトン辺境伯
少し間が空いてしまい申し訳ありません。
また少しずつ更新してまいります☺︎
よろしくお願いします(ˊo̶̶̷ᴗo̶̶̷`)੭
王宮騎士団のトーマスの執務室では
トーマスとハンプトン辺境伯が、スキラム公爵の件について話していた。
「では、もう自白したのですか?」
ハンプトン辺境伯は、王都に向かう途中で
既にスキラム公爵が自白したと頷いた。
「スキラム公爵の祖先は、ペナン村の出らしい。」
「なるほど、それで守り神を崇拝していたのですか?」
何百年も生きるペナン村の守り神を、何代にも渡り支援してきたスキラム家は今の代になり『永遠の命』に興味を示した。
その為、命を長らえる儀式に必要な若い娘の調達にも関わっていたらしい。
ミュゼットを狙っていた手練れの集団は、スキラム公爵がペナン村に派遣した男達だった。
「守り神が死んだ今、スキラム公爵も目的をなくして自白したんだろうな。」
ハンプトン辺境伯は、哀れむ目でスキラムを思い出した。
「しかし、トーマス君から知らせをもらった時は驚いたよ。」
王宮騎士団に派遣要請があった日、トーマスはハンプトンに手紙を書いていた。
そこには、その時知り得る全ての情報が書かれていた。
ハンプトンはそれを読み、あっという間に軍を引き連れスキラム公爵の領地に向かったのだった。
「申し訳ありません。この件に関して信頼できる方がハンプトン様しか思いつかなかったものですから。」
「そうか…まぁそう言ってもらえると嬉しいよ。大急ぎでスキラム公爵の元に駆けつけたかいがあったさ。」
ハンプトンはちょっと照れながら言った。
「そう言えば、ユリアさんが体調を崩していると聞いたが大丈夫かい?」
「はい、ペナン村の一件で多少疲れているようですので自宅で安静にしています。」
「そうか…久しぶりに顔を見たかったが…」
「お帰りになる前に、一度邸にお越し下さいませんか?ユリアも喜びますので。」
「ああ、そうだな。ユリアさんの体調の良さそうな日に伺おう。」
ハンプトン辺境伯は笑顔で頷いた。




