大魔導師
更新がなかなか出来ず
申し訳ありませんでしたー!( °̥̥̥̥̥̥̥̥з°̥̥̥̥̥̥̥̥)
本業がひと段落しましたので
また更新を再開したいと思います。
どうぞよろしくお願いします。
次の日トーマスは、ペナン村を歩いていた。
「お兄さん、見かけない顔だね!」
広場にある市場を歩いていた時
お店のおじさんから声をかけられた。
「あ、はい。王都に向かう途中にここに立ち寄りました。」
「そうかい、そうかい。この村はね、昔から大魔導師様のご加護がある村なんだよ。ほら、大きな教会があるだろ?あれは、昔この村を救ってくれた大魔導師様の為に建てられた教会さ。」
おじさんが嬉しそうに教会を指さした。
「大魔導師様?」
「ああ。あまり知られていない話だからな。昔、この村が大飢饉になった時に現れた1人の大魔導師様がこの村を救ってくれたのさ。」
「すごいですね。」
「おっ!興味あるかい?」
「はい。是非聞かせていただきたい。」
トーマスはおじさんの隣に座り、大魔導師についての話に耳を傾けた。
潜入先の家では、エディとハンターが今日の深夜に突入する準備を進めていた。
そこにトーマスが帰ってきた。
「トーマス、村はどうだった?」
「ああ、村人は何も知らないようだな。」
羽織っていた旅人のマントを外しながら
トーマスは椅子に座った。
「何かいい情報でもあったか。」
「村人は、昔この村を救った大魔導師を崇拝しているようだ。あの教会はその大魔導師の為に建てられたものらしい。」
「大魔導師…。それが例の生け贄の発端か。」
「そうだな。その大魔導師は女らしいんだ。」
「へー!女か。」
「遠い国から来た女らしい。その大魔導師はその後この村に留まって村人から崇拝されていたそうだ。」
「じゃあ、あの教会を束ねているのはその大魔導師の信者ってやつなのかな。」
「そのようだな。それと…」
トーマスが少し真剣な顔になる。
「ど、ど、どうした。」
エディとハンターは自然にテーブルに身を乗り出した。
「その大魔導師…。まだ生きているという噂があるらしい。」
「おまっ!お前、そりゃないだろ!だって大魔導師が救ったのって200年以上前だろ。」
「ああ、俺も信じられなかったんだがな。」
すると、ハンターが手を上げた。
「前に王宮図書館で読んだ異国の話にあったのですが…。」
「なんだ、早く言え。」
エディがソワソワしている。
「何でも、異国には若い女を食べて生きながらえる魔法使いがいると…」
「「!!!」」
トーマスとエディは顔を見合わせて目を見開いた。
「それだな。」
エディは何故か納得した。
トーマスも不思議だがハンターの推測が正しいように思えた。
「これは夜まで待っていては、2人が危険だ。計画変更だ。」
3人は、すぐさま身支度して
急ぎ足で教会に向かった。




