↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8月短編集  作者: 天雲 律
PR
26/28

天楼千重波、甘美な感覚

焼き鳥を食べ終え、自然と会話を弾ませる。


「キミが持ってる袋の中身は何?食べ物かな」


先ほどまで食べていた焼き鳥を見るような視線で、今まで持っていたコンビニの袋をじっと見ている。


「一応食べ物もあります」


オレンジジュース、コンソメ味のポテチ、チョコパイ、エナジードリンクを適当に出していく。


彼女が気に入ったのは、オレンジジュースとポテチだった。オレンジジュースは「すっぱい!」と言いながらも全部飲み切り、ポテチは目を離した隙に無くなっていた。


エナドリは体に悪いから飲まない方がいいと教えてくれたり、チョコパイは味が濃いから好きでは無いと言っていた。


「次はこっちに行こう!」


彼女が次に連れてきてくれたのは、人が周りに全く居ない足湯だった。

湯に足を入れ疲れを取る、当たり前であるかのように隣に座り、それに安心している自分に驚いた。


「ねぇ、キミは……私と居て嫌じゃ無かった?」


隣で聞いてくる彼女に俺は「嫌な時間は一つも無かった、キミと会えてよかった」と目を見て言うと、彼女はこれまた自然に唇を合わせてくれた。


心地良い感覚は足だけでは無かった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。