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二話

連続投稿です。

 その数日後……。俺は施設の責任者に呼ばれたので、そちらへ向かう。あの件についてだろうと見当がついた。部屋につくと、城の騎士らしき人が居た。これ、まさか捕まるパターンじゃないよね?そう思ったが、施設の責任者の言葉を聞き、耳を疑った。

「お前は今日から城で働いてもらう」

は? 今なんて言った? そう口に出さず我慢できたことをほめてほしい。そして、次に城の騎士らしき人が

「そうだ。お前は今日から城直属の魔法使いになってもらう」

と言った。俺は冷静に

「えっと、何故?」

と聞いた。そうしたら、施設の責任者が嘲笑(あざわら)うように言った。

「そんなことも分からないのか? 売ったんだよ。お前を」

そう言われた。俺は抵抗したが、「もう売った後だ」と言われれば諦めるしかない。

「では、来てもらう。ついてこい」

そう言われ、騎士らしき人についていった。馬車に乗せられ、無理やり城に連れていかれた。



城についたのか馬車が止まる。

「降りろ」

そう言われたので、降りる。贅沢な暮らしをしてそうな豪華な城だった。その後謁見の間にて国王と対面することになった。



 謁見の間に着き、跪く。

「面を上げよ」

そう言われたので、顔を上げる。

「これからお前は我が国のためにその力を使え」

内心では

(嫌だ! やりたくない!)

と思っていたが、ここはうなずくしか生きる道はない。

「はい。分かりました」

そう頷いたら、国王は満足そうに頷いた。

「よかろう」

そしてその日から地獄の城生活が始まった。



 城での生活はきつい。毎朝四時半に起きる。まあ、これは変わらない。その後、朝練がある。朝練では魔法の練習、体力づくりが基本的に行われる。そして八時頃まである朝練の後、朝食。朝食もパンとスープだけ。質素すぎるが、文句は言えない。

 食べ終わったら魔法の勉強だ。基本的なことは施設で習ったが、詳しいことは習ってない。その時の教師は王国一の魔力量を持つ魔法使いのケイガートルだ。ただ、こいつは性根が腐ってる。わざと教えていないところを出し、間違えたら暴力。まあ、この十五年で身に着けた我慢強さで耐えてきたけど。そして一年間、そういう生活を耐え続けた。

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