【路面電車】宇都宮の"ライトレール"に乗ってきた話
ギョーザの街で路面電車だとさ。はじまったな。
タイトルにある通り、ギョーザとジャズとカクテルの街で路面電車がはじまった言うので「んじゃあ乗り行こか」ってノリで楽しんできました。ってことで今回はそのレビューというか、気づいたことやその他モロモロを書いていこうかなと思います。
ちなみに、私は日光市民です。東照宮やら華厳の滝やら有名観光スポット目白押し、日光市では蒸気機関車である『SL大樹』なども運行してます。自然豊かな場所なので、撮り鉄乗り鉄どんな方でもぜひ遊びに来てください。
んじゃ、さっそく書いていきましょう。ちなみに『8月29日』に乗った時のレビューとなります。
日光市と宇都宮市はおとなり同士の市です。が、それぞれの中心地はめっさ離れてるのでたどり着くまでに車で1時間くらいかかったりします。今回は車を使わう公共交通機関を利用しよう! ってことでJRの『今市駅』から『宇都宮駅』へ移動。ターミナルからそのまま路面電車へ乗ってこう言う計画です。
久方ぶりの電車に戦々恐々だったのはここだけの話にしときます。いやだって、今の電車は手動で開閉できるの驚きなんだぜ、話に聞いたことはあるけど実際にポチッて自分で扉閉められるのわりと感動した。ってかさすがに路賃高くなったなぁ、ワシが使ってたころは(ry
閑話休題。んで到着したは宇都宮。宇都宮にはJRと東武がありますが、路面電車があるのはJRのほうです。間違うとオリオン通りつっきるハメになるから気をつけてね!
ターミナル内はちょいアツくて、とりあえずショッピングモール内でふらふら。とはいえ路電の券売機を探さなアカンのでさらにフラフラしていました。ちなみに予習しといたんだけど内容はスッカラカン。
「あれ、電車みたいに券売機で買うんじゃなかったっけ?」 ――結局見つからず、路面電車のりばにいた係員さんへ声かけ。そしたら、チケットはホーム内部にあるじゃん。路電まちついでにポチッて乗車券購入。そのまま時間を潰すことにしました。
ここで路面電車の料金支払い方法をご紹介しましょう。支払い方法は『現金 or ICカード』で、以下の特徴があります。
・現金
路面電車が停車するホーム内部で乗車券入手
降車する際、運転者がいる側の出入り口で
料金と乗車券をボックス内部に精算する
・ICカード
路面電車それぞれの出入り口にあるセンサーへタッチ
路面電車内部でチャージも可能
カード内残金が足らなくとも、残額を差し引いて
残りを現金で支払うことも可能
現金支払いは、まあバス運賃の支払い方法とだいたいいっしょですね。発券機が駅ホーム内部にあるってだけで大きな差はありません。
ICカードは複数ありますが、それは運営会社のホームページをご参照ください。ちなみに、運営さんとしては『totra』推しのようです。ちなみに以下公式ね。定期券は『totra』だけで取り扱ってるのでそれについてもシェアりんぐぅ。
宇都宮ライトレール
支払い方法について
ttps://www.miyarail.co.jp/guide-notes.html
定期券購入したいって方
ttps://www.miyarail.co.jp/guide-buy.html
JR駅ホームからPASEO方面へ、右折して通路を進み、宇都宮テラスへ到着する直前に右側のエスカレーターを折りて路面電車ホームに到着。ここまでさんざん路面電車書いてきましたが、正式名称は『宇都宮ライトレール』ですのでどうぞよろしく。
路面電車とライトレール(Light rail)の違いは馬力と運送力です。ライトレールのほうがより速く、専用の道路を走る(路電も同じだけど)ため路電と比べ効率的な運送を可能にしています。とはいえ、車と同じように信号を守ったりなんだったりするので、完全に専用レールを走る電車よりは運送ペースは落ちるかな。
わたしが乗車したのは『9:57、宇都宮発』。到着した車両からお客が降りていくと、まず客を乗せずドアが閉められました。なぜ? と思ったがなんか必要な手続きらしい。んでまた開いていらっしゃ~い。切符片手に乗り込んだ。
外観は黒と黄色でまるみを帯びた、どこか近未来感ただよう様相。乗車する際の段差がなく、低い床は地面と連なっていて、入り口も広いので車椅子やお年寄りの方でもスムーズに乗車できそうだなと思いました。
入り口付近はひろびろ、車椅子や優先席スペースがあり、内装はシックな黒にオシャンティーなベージュと白、縦のラインがはしり近未来かつ『ととのっている』ような感じがしました。
オープンしたてとはいえ、通勤通学ラッシュや昼間でもない平日なので客数は多くなく、撮り鉄や乗り鉄も思った以上にはいなかった感じ。
座席は電車のような質感。バスみたいにすべて同じ向きなのかと思ったが意外とボックス席タイプだった。2×2で向かい合ってるタイプ。わたしがちょっとガッチリした体型だったためか、座る機会があった時ためしたら「ちょっと狭い」と思うような感じでした。なにより冬場使うであろう足元のヒーターがジャマだった。
とはいえ大きな窓、ひろびろとした空間、ママといっしょに来た子どもたちのキャッキャウフフをBGMに、運行中はなかなか楽しい時間を過ごせました。出発前に運転手さんが「右よし、左よし、前方よし!」的な感じであれこれチェックしてるのが印象的。運転席は客から見てオープンなつくりになってるので、マニアっくな方はどうぞ写真撮影しまくってください。実際そうしてる方もいましたね。
動き出しは電車やエレベーターよりちょっと揺れ強いかな? くらい。ただ加速がよくてスィ~っと動く。この速度感はなかなか良かった。
まだ試運転中なのか、運転手さんがA4くらいの用紙にいろいろ記入してました。んで途中運転者が交代するとき「前方のドアの動きがおかしいです」的な情報交換もあり、以前試運転中やらかしたことからそーとー気遣ってるのかもしれません。
その後、出発時の揺れでズッコケそうになったり作新学院大学野球部の練習をまじまじと見つめたり、豊かな自然や工業団地を抜け終点の『芳賀・高根沢工業団地』へ到着しました。時間にして50分強といったところか。
んじゃあ、せっかくだからこのヘン観光しよっかなぁ~……なんて思ってたらさ、なにもないの。
いやホント、ほんとに何もない。商店もみやげ屋もトイレさえもない。わりとガチで『工業団地出退勤用』な駅でした。いちおう近くに皇室御用達の『宮内庁 御料牧場』なるものはあるがそっからさらに歩かなアカンという、それなら車で4号線走るわ。
まあ、宇都宮市が「市内の渋滞ヤバくね? なんか対策しなきゃアカンくね?」で始めた事業だしたしょうはね? っとは思うが予想以上に何もなかった。
ちなみに始発から終点までの料金は400円、お子様は半額となっております。くわしい料金設定は以下をシェアりんぐぅ。
宇都宮ライトレール
宇都宮駅東口からの料金設定
ttps://www.miyarail.co.jp/utsunomiya-station-east.html?tab=tab_fare
割引料金設定
ttps://www.miyarail.co.jp/guide-ticket.html
ああそうそう、すでに地元の方も活用してるらしく、宇都宮から終点までちょくちょく乗ったり降りたりしてる方がいらっしゃいました。なので『宇都宮に近いほど人が多く、終点に近いほど人が少ない』的な現象がすでに発生しています。観光目当てに利用する際はご参考までに。
しゃーなしにそのまま帰りのライトレールに乗車。撮り鉄さんが運転席を激写してたり、マニアックな男性が子どもに路電知識を披露したり、駅上部にある広告映像に目を向けたり、車両のつなぎ目の素材を確かめたり、まあゆったりゆっくりのんびりしながら往復してきました。
観光目的で宇都宮ライトレール乗りたいけど飲み食いや買い物もしたい! って方は駅名に『ゆいの杜』って書いてあるトコで降りるといいですよ。ここはベッドタウン的なアレで、スーパーやらなにやらのお店が揃っています。まあそんなことするくらいならフツーに宇都宮駅周辺か『宇都宮大学陽東キャンパス駅』で降りてベルモール行くなりしたほうがいいよ。
来た道をもどり宇都宮駅へ到着。その後は駅近くをふらついて足を酷使し、帰りの電車に乗って帰宅しました。あと『来らっせ』って宇都宮のあっちこっちにあるギョーザを一同に楽しめるお店があるんだけど、そこにライトレールを模したギョーザを食えるようですね。ニュースでやってたアレです。が、わたしは減量中なのでやめときました。いや肉厚ギョーザにチーズとっぴんぐってパワーありすぎやろ。
久しぶりの電車、都会から大自然溢れる工業団地、そして何もない終点――自身初のライトレール体験はこうして幕を閉じたのでした。ってことで、最後に宇都宮ライトレールの総評的なアレをしたいと思います。
わたし自身の体験によって得た結論といえば『出勤通学用の路面電車』って感じでしょうか。
駅名はことごとく学校名や施設、工業団地"前"ってなってますが、たとえば『宇都宮大学陽東キャンパス駅』なんかは、ベルモールのほうがうん十倍くらい近いです。ただまあ、運営さんは第三セクターっていうか……えっと宇都宮市が40%の株を保有してる系の企業なのでそういう方面にアピールしてこうって面が強いのでしょう。
道すがらはたしかに学校や工業団地が多いです。っていうか工業団地をあえて通るルートになっています。平石中央小学校、星稜高校と作新大学、清原工業団地を抜けベッドタウンのゆいの杜へ。さらに芳賀町工業団地から天下のおHONDA事業所へ。これで宇都宮の渋滞が解消されればいいのですが……あの数じゃ難しいんじゃないでしょうかねえ? もっとラッシュ時の本数や連結車両数増やして、企業も「宇都宮LRT使うなら交通費ボーナスつけちゃう!」とかしないと難しいかもしれないですねぇ。
いや路面電車って車に乗らないけど車道をひとつ占領するわけでしょ? そのせいか知らんが、走ってる途中明らかに『宇都宮ライトレールが貫通したことで車幅が狭くなった道路』がちらほらあったんですよねぇ。
バスとの併用を想定してるかもだけど、これで「宇都宮の渋滞が緩和されました!」となるかは疑問です。わたし自身体験したことはあるけどスゲーよ? マジで。どんくらい緩和されたのかのデータも気になるところだけど文字数がアレなので締めに入りましょう。
宇都宮運営の課題はまだ残りそうだけど、ひとつだけ言えることは「宇都宮ライトレールめちゃくちゃ良かった!」ってことです。
駅前からスムーズに誘導されたシステム、お年寄りや障害者も利用しやすい環境(盲導犬もおっけーだよ!)、大自然を満喫できる眺めとまあ魅力満載でした。
撮り鉄さんは平石か鬼怒川を渡る時を狙うのがおすすめかな? 乗り鉄さんも運転席が間近なのでとても興奮できると思います。
いずれにしても、ライトレールが新たな軸となって宇都宮を盛り上げてくれれば幸い。ようこそギョーザとライトレールの街へ! 的な、ね?
ジャズ「えっ」
カクテル「ワイらは」
自転車「あかんの?」
百人一首「……」
実は世界的なロードレースが開催される場所でもある宇都宮、これからもっともっと盛り上がってくればいいですいね(世界遺産保持市民からの上から目線)。ってことで、今回は宇都宮の路面電車『宇都宮ライトレール』を体験したレポートを書き書きしました。何か質問がある方はコメントいただければ幸い。なんだったらまた体験に行っちゃうかもしんないね。
ではまた、アナタと宇都宮市民にギョーザがあらんことを!
今日の夕食はギョーザな?




