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つれづれグサッ  作者: 犬物語
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【ソニック】新作が出るってんで、ちょっと思い出にふける【フロンティア】

子ども時代、ずぅっとセガハードに親しんできた者としては、めっちゃ期待してる作品なのであります。

 青いハリネズミが音速でステージ駆け抜ける。『ソニック』というゲームを知らなきゃ「なに言ってんだこいつ」と反応されるのがフツーやね。が、セガが誇る名作ゲーム『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』シリーズは、これまでに世界最大級の売上と人気を獲得しており、クールでカッコイイキャラクターは世界で、とくに北米を中心に絶大な人気を誇っています。


 でもさぁ、なんで日本だとこんな影薄いんだろ。


 ほんとにね? 一時期はマリオ殿や某ネズミ(ポケットと夢の国)と肩を並べるほどの人気で、今は映画やもうすぐ発売の『ソニック・フロンティア(Sonic Frontiers)』、さらにはただいま絶賛発売中の『ソニック・オリジンズ(Sonic Origins)』の影響でかなりきてる(・・・)んだけど、やっぱり日本だといまひとつだし……なんで? ネズミ一族のなかでどうしてこんなに差がついた? いやソニックはハリネズミだけど。


 メディア露出の問題か? プレイヤースキルが必要なことか? ぶっちゃけわたしもウマいわけじゃないけど、ソニックってスピーディーすぎて難しい部分があるからなぁ。ステージを把握してプレイングに慣れると楽しいんだけど、そこに到達するまでが問題だからなぁ。


 メディア露出といえば、ソニックって日本だと(メジャーな)アニメ化は1回だけだったね。2000年代に『ソニックX』っていうアニメがやってたんだけど、確か放送途中で有料チャンネルに切り替わっちゃったような記憶が。


 ソニックのアニメ、欧米ではけっこうバリエーションがあります。アメリカだと90年代に『アドベンチャーズ・オブ・ソニック・ザ・ヘッジホッグ』というアニメが作られています。これ、ちょっとしたトリビアがありまして、えー、現在セガ(昔はコンパイル)がつくってる『ぷよぷよ(無印)』をアメリカで売り出す際、人気のあるソニックシリーズとコラボしようってビジネス戦略から『Dr.エッグマンのミーンビーンマシーン』っていう名前で販売された過去があります。その際、上記アニメの設定を持ち込んでデザインされることになりました。こういった縁なのか、現在はセガがぷよぷよシリーズを作りまくってらっしゃいますね。


 今やったら、たぶん7連鎖つくるのがやっとだろうなぁ。


 ソニック人気がデカいのはアメリカで、さらにふたつ(ひとつはフランスとの共同だったかな)で、作品によっちゃ兄弟や親、さらに好きな相手までいます。あ、エミーじゃないのでそこんとこよろしく。


 ちょっと前は『ソニックトゥーン』もあったし、近頃はネトフリ限定アニメの話もあるし、以外とソニックアニメって多いのよ。マイナーかもしれんが、日本でもOVAが作られています。前後半で、エッグマンとメタルソニックが敵役として出演するほか、オリジナルキャラとして『セーラ』も登場してるね。声優はたしかぁ……かないみか氏だったような気がする。あれ、こおろぎさとみ氏だったっけ? ――あのふたり似てるんだよなぁ。


 まあ、このほかモロモロのアニメ作品や漫画も販売されております。ソニックに興味ある方はぜひググってみてください。


 さて、あれこれとメディアを紹介していますが、ソニックといえばやっぱりゲームですよね? ――わたし、個人的にセガハードで育ってきた子どもなので、ソニックのゲームはいくつかプレイしてます。今回はそんな記憶をたどりつつ、ソニックの魅力を書き書きできればなぁと思いました。


 ってことで、さっそく書いていきましょう。トリビアとして『ソニックの初出は"ラッドモービル"っていうアーケードゲームだよ』っていうのはパスしましょう。あれアクセサリーとしてぶら下がってただけだしね。




 さて、ソニックゲーの初出は『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』ですね。1991年、当時の最新ゲーム機『メガドライブ』の性能を遺憾なく発揮するゲームとして売り出された、セガのキラータイトルであり、わたしが初めてプレイした『ソニック』でもあります。それだけに、非常に思い出深いゲームですね。


 昔のゲームらしく、操作はいたってシンプル。横移動とジャンプだけという単純さ故に、プレイヤーのスキルが大切だった記憶があります。っていうか、昔のゲームはだいたいプレイヤースキルを要求してきましたね。


 キラータイトルとして販売する以上、セガはライバル企業である任天堂が誇る『マリオ』シリーズと対抗する必要がありました。メガドライブは当時高性能だったとはいえ、マリオの面白さはみなさんご存知の通りです。同じような操作性では敵わない。そう判断した開発陣は、メガドライブパワーならではの『いまだかつてないスピード感』を演出することにしたのです。


 このテーマが、ソニック・ザ・ヘッジホッグというキャラクターを誕生させました。


 子どもながら、当時プレイしていたわたしはこのスピード感にめちゃめちゃハマってましたね。スピード感ゆえに敵の存在に気づくのが遅れてあぼん。そんな子どもたちを思ってか、リングがひとつでもあれば生存可能というバランスがまた絶妙で、それはもう毎日ソニックを操作してエッグマンの野望を打ち砕いてました。


 操作キーは移動とジャンプ。ジャンプ中は丸くなり、相手の攻撃判定がなければほぼ無敵に。強気にどんどん体当たりできるので強引な攻略も可能です。リングを50枚集めると、ゴール地点に大きなリングが出現。それに触れるとスペシャルステージに突入します。


 このスペシャルステージ、回転するフィールドの中でエメラルドを手に入れなきゃいけないのですが、この『回転』っていう機能がメガドライブにはありませんでした。なので、スペシャルステージはプログラム側で無理やり実現したわけです。えーっと、つまり『軽くて短いバットだけど、猛練習してホームランを打てるようになった』ってことです。まあ、一部の方が興奮するトリビアでした。


 今でこそクールで自由なソニックですが、当時はキャラ設定が固まってなかったのか、CMでは「きょうからボクがおもしろい」という想像できないセリフを(テロップだけど)口にしていたのよ。ソニックのお人形さんが車の上でダンスする姿がめちゃくちゃかわいいの。おそらく、当時のソニックは今のイケイケ系なソニックとは別の性格設定だったのでしょう。


 ソニックシリーズの物語は、だいたい悪の科学者『Dr.エッグマン』が動物たちをメカのエネルギー源として利用していて、自らの理想郷を作り上げようとしてるって流れがあります。それに対し、ソニックは「なんか気に入らない」つってその野望を阻止することに。『ソニック1 ~ ソニック3&ナックルズ』までは一連のストーリーとして進行しており、その過程で『メカソニック』や『メタルソニック』などのキャラクターが誕生。エッグマンとソニックの因縁は、現在も続いているようです。


 あ、時系列的に続きとなる『ソニック4』が2010年に発売されたんですけど、そっちのストーリーはわからんので各自でググってください。


 初めてリリースされたソニックシリーズですが、この時点ではまだ『カオスエメラルド』関連の設定は確立されてません。スペシャルステージとエメラルドの存在はあるけど、全部集めてもスーパー化できません。変化はエンディングの演出だけで、エメラルドをすべて集めた状態で全クリすると、エンディング中走っているソニックが立ち止まり、エメラルドが輝いたかと思うと周囲の景色が変化。植物やら動物たちがキャッキャウフフしてる楽しげな背景でフィニッシュ。スタッフロール後にエッグマンが悔しがっている演出がプラスされます。ぜんぶ集めなかった場合、エッグマンが残るエメラルドを弄びながらほくそ笑むというシーンで終了するというもの。


 スペシャルステージはそこまで難しくないので、プレイする際はぜひ完全クリア目指してがんばってください。初代ということで長らく書きましたが、今後はソニックばりのハイペースでやっていきましょう。




 わたしが次にプレイしたソニックは『ソニック・ザ・ヘッジホッグ3』。テイルスが登場した『2』は思春期を過ぎてからのプレイでした。


 個人的に思い入れが深い作品でもあります。ってのもね、当時のわたしは説明書を読まないタイプでして、ソニックの操作はほぼほぼカンで行っていました。移動とジャンプだけなので不便はなかったのですが、ステージごとのギミックの動かし方を知らず、『CARNIVAL NIGHT』ゾーンのドラム缶を動かせないまま毎回タイムオーバーになっていた苦い思い出があります。


 上下キーで動かせるのを知ったのは高校生になってからというね。そういう思い出もあり、ゾーン5『ICE CAP』にはじめて入った時の衝撃は今でも覚えています。あのカッコイイBGMに、スノーボードに乗ったソニック。アレはもうなんていうかね、ひきょう(・・・・)ですよ。興奮しないワケがないわ。あとはスペシャルステージの存在ね。奥行きのある3Dステージで、どんどんスピードが増すのを制御しつつ、赤いボールに当たらんよう頑張れっていうゲームなんだけど、アレは目が回る、跳ね返るヤツに触れた時の混乱度合いがヤバいでもうタイヘン。けど、それが逆にクセになるというか、当時は『あえて反射板や赤一色の領域に飛び込み、どれだけ耐えられるか?』なんて楽しみを見出してずぅっとやってた記憶があります。バカみたいに楽しんでましたねぇ。


 相棒『マイルス"テイルス"パウアー』につづき、当時はライバルキャラである『ナックルズ・ザ・エキドゥナ』が初登場しました。宇宙に逃げたエッグマンは、その要塞ごと叩き潰されエンジェルアイランドへと墜落します。で、また懲りずに悪巧みをするエッグマンに、マスターエメラルドを守護するナックルズはまんまと騙されたわけです。後々続く『エッグマンに利用されるナックルズ』っていう図式はここからはじまるわけね。バカキャラ&パワータイプということで、のちのちマッスルズという新たな歴史が登場するけどそれは割愛。


 システムや難易度が大幅に調整されました。ゾーンのひとつひとつが長くなった一方、難易度的には大幅に下がり、容量の問題から『ソニック & ナックルズ』と分割しての販売。ボリューム的に不満を覚えた方が多かったようです。当時子どもだったわたしは気にせず楽しんでました。




 その他思い出深いシリーズは『ソニック・スピンボール』でしょうか。海外の開発で、故に英語ばかりアンド独自のデザインなゲームですが、操作可能なピンボールゲームというオリジナリティがあり、独自性のある世界観やBGM、雰囲気にわたしはメチャクチャハマりました。例によって全クリは高校生になってからですが、当時はバカみたいに遊んでましたね。


 いつものソニック世界とは別の惑星を舞台に、ピンボール風のアスレチックを作り上げたエッグマンを倒しに行くというストーリーです。海外製ということもあり(?)やたらと高い難易度が特長となっております。故に、子ども時代のわたしは手も足も出なかったのです。くやちい。全体的に暗めな雰囲気もあり、従来のソニックに親しんできた場合、ちょっととっつきにくかったかもしれませんね。


 ステージは全部で4つ。ただし難易度がアレなので、1つのステージで10分以上かかることもしばしばあります。ボス戦への道は閉ざされており、開放するためにはステージに設置されたカオスエメラルドをすべて集めなければなりません。まあ3つとか5つ程度なんですけど、それでもギミックや難しい操作を乗り越える必要があるので、やっぱり時間が(ry


 まあ、そういう難易度のおかげとうか、クリアした時の達成感は一入ですよ。ステージクリアごとにボーナスステージ、ステージ上のリングをすべて集めるとスペシャルステージへの道が開放されチャレンジできます。すべてのステージをクリアした合計点を競い、最大4人まで対戦できるのが以外な点ですね。まあ、わたしはひとりでやってたけどねぇ。


 思い出深い『メガドラソニック』はこんなとこ。続いて思い出深い『サターンソニック』のご紹介。




 サターンで発売されたソニックは少ないです。っていうか、わたしが調べた範囲では『ソニックR』と『ソニック3D フリッキーアイランド(Sonic 3D Blast)』と『ソニック・ジャム』しか知りませんわ。いちおう『クリスマスナイツ』とかにゲスト出演してたりしますが、サターンではなぜかソニックシリーズが出し渋りを受けてましたね。


 セガサターンで思い出深いのは『ソニックR』だね。世界一速いヤツを決める世界大会があるぜ! っていう告知を目にしたソニック(とテイルス)は、参加者にDr.エッグマンの名前を発見。まぁた悪巧みをしようってんだな? という感じで参戦を決意。今作は『CD』から登場した『エミー・ローズ』がプレイヤーとして登場します。


 ステージはぜんぶで5つ。うちひとつは他のレースでトップにならんといけません。人によっては「自由度が高すぎる」と思うかもしれんほどの自由度がウリで、どんな方法でも一周(・・)すれば良いという大胆な設計は、レースゲームの概念をぶち壊す新しい試みでした。


 当時のわたしは、いわゆる主人公至上主義だったので、まあソニックばかり使ってましたね。最高速度がトップ、かつ二段ジャンプ搭載。加速は弱いものの、スタートの直線でジャンプすれば着地の時点で他を置いてきぼりにできるという高性能。まさに主人公ですわ。それぞれの個性はあれど、やっぱりソニックがいちばんなんだねって。


 ステージ上のカオスエメラルドをすべて集めてゴールするとゲット、すべてのステージでカオスエメラルドをゲットすると『スーパーソニック』を使えるようになります。言うまでもなく最強キャラで、旋回が弱いとかそんなの飾りなのですっていうレベル。ちなみに、ステージにはもうひとつ『トークン』っていうアイテムがありまして、すべて集めてビリにならなきゃ隠しキャラと対戦可能。勝利すると使えるようになります。


 『メタルナックルズ』とか『テイルスドール』とか、おそらくこの作品じゃなきゃ使えないんじゃないかね。


 ソニックばっか使ってたけど、ステージによっては他キャラのが有利だったりします。たとえばテイルスの飛行能力は起伏の多いステージで大活躍するし、カーブの連続が激しいステージはエミーやエッグマンのほうが操作しやすいです。なので、バランスは基本悪いけど崩壊してる、とまでは言えないかもしんないね。


 このゲーム最大のウリ、個人的に『BGM』だと思ってます。曲は海外で収録されたのを日本に取り寄せたのですが、その時発注ミスかなにかでボイス入りのデータがそのまま採用されたそうです。わりと好きなのでうれしい誤算だわ。


 サターンソニックは数少なかったけど、ドリームキャストはみなさんにとっても思い出深いゲーム、ありますよね? ――ここでは、わたしが個人的に思い出深いゲームを紹介していきますよ。




 ドリームキャストは『ソニックアドベンチャー1・2』がとくに思い出深いですね。あと、かなーり後に中古で購入した『ソニックシャッフル』も楽しかったです。


 ソニックをはじめ、初登場の『E-102 γ(ガンマ)』に『ビッグ・ザ・キャット』が登場。ソニックのキャラクター像も大幅に変化し、いわゆる『モダンソニック』と呼ばれるようになったソニックへと変貌しました。曲調もハードロックに、各キャラにボイスが搭載され、新しい世代を象徴するソニックゲームとも言えましたね。


 計6人のストーリーをクリアすると、最終的にスーパーソニックでのプレイが可能になります。まあぶっちゃけラスボス専用キャラなんだけどさ。あ、そうそう、今作では今まで取り上げられてたスーパーアイテム『カオスエメラルド』の起源にせまるお話となっております。ナックルズがなぜエメラルドを守護しているのか? エンジェルアイランドとはなにか? 的なアレがギュッと詰め込まれているので、ソニックシリーズの背景を知る上でも貴重な一作となっております。


 ストーリーと言えばやっぱりガンマでしょう。当時子どもだったわたしは「?」って感じでしたけど、大人になって見返してみるとね、あとになってわかる重さというか、感動があります。で、あとになって「やっぱエッグマンは"悪"だわ」という感想を抱くの。これ、あるあるじゃない?


 あとね、テイルスきゅんが「こわくない、こわくないぞ――ボクひとりだって、できるんだ!」っていうあのシーンね、もう涙ちょちょぎれですわよ。ほかにもね、まあイロイロ語りたい部分あるんだけど、それ書いてると文字数どころか『本』ができちゃうのでね、ええ……ストーリーの全体を通して見えてくる『ティカル × カオス』の縁とか、ナックルズ一族の罪とか、カオスの心情とか、もうアレよ、この感動はもう「実際にプレイしてみてね!」っていう一言に尽きるのですよ。ということで、みなさんぜひプレイしてみてくださいね。


 それぞれの操作性もおもしろく、とくにビッグでやる『釣り』はなかなかの新鮮さがありますね。相棒の『カエルくん』を釣り上げれば基本ミッションはクリアなのですが、その後より大きな獲物に挑戦するミッションが追加されます。はじめはなかなか難しいんだけど、新しいアイテムをゲットしたり、プレイヤースキルが上昇することで大きな獲物もゲッチュできるようになる。この調整具合がなかなか憎らしかったですねぇ。


 最大のウリ、かどうかは知らんけど、今作では『チャオガーデン』というフィールドがあります。そこでは『チャオ』というかわいいキャラクターが卵状態でおりまして、ソニックなどのキャラクターが愛情をもって接してあげると生まれ、成長し、それぞれのステータスを伸ばして様々な競技に挑戦することができます。




 『2』はもうね、わたしが語るまでもなくみなさんご存知だと思うのですよ。おそらく、セガハードを持って無くてもゲームキューブで発売された『ソニックアドベンチャー2 バトル』があるからね。対戦モード、みんなでやったでしょ?


 今でも大人気な『シャドウ・ザ・ヘッジホッグ』、そして妖艶なコウモリ姉さん『ルージュ・ザ・バッド』が初登場した作品でもあります。ソニックが軍(GUN)に追われているところからスタートという、斬新なストーリー展開から始まる今作、なんとエッグマンまでプレイ可能という今までの常識を打ち砕いた作品でもありました。


 正義と悪、それぞれの視点からストーリーが展開されていきます。ちなみに、ダークストーリーのエンディングは『バッド(本人たちにとってはハッピー)エンド』と勘違いされガチですが、あれは『ソニックが計画を防ぐ直前』で終了しているので、実際はハッピーエンドの直前だったりします――と、わたしは記憶しています。違ってたらメンゴ。


 この物語の主軸となるのは、やはりシャドウの存在でしょう。エッグマンが手に入れようとした『究極兵器』。ロックを開いた時、中にはソニックらしき姿がありました。しかし、彼は自らを究極生命体と呼ぶ。次第に明らかになってくるエッグマンの祖父『ジェラルド・ロボトニック』の存在。そして、シャドウが常々口にする『マリア』との約束……詳しくは、実際にプレイしてみてください。


 ちなみに、エッグマンの本名は『イーヴォ・ロボトニック(Ivo Robotnik)』です。




 『シャッフル』はいわゆるパーティーゲーですね。最大4人までプレイ可能で、異世界『マージナリワール』で起こった異変を解決するため、マージナリワールの住民『ルミナ』がソニックたちを呼び寄せた、というのがストーリーとなります。


 カオスエメラルドの代わりに『プレシャストーン』がキーアイテムになっています。リングを通貨として、みんなでプレシャストーンを争奪するってのはパーティーゲーの王道といっしょですね。


 ソニックシャッフルの特長として、通常サイコロなどで行う要素を数値が入った『カード』で行います。各キャラに6枚配られ、だれに配られたカードでも使えるのですが、数字が見えているのは自分のものだけ。さらに、場合によっては『エッグマンカード』というペナルティー付きのものがあるため、他キャラのカードを選択する際は注意が必要です。


 パーティーゲーではありますが、もちろんひとりでのプレイも対応可能です。わたしはずっとひとりでプレイしていましたが、それでも楽しくストーリーを堪能することができました……ええ、とても楽しかったですとも。なんなら今からだってひとりで――だれかいっしょにやりませんか?


 冗談はともかく、個人的に『シャッフル』のストーリー、キャラクターが好きなんだけど、はたしてルミナたちがが再登場することはあるのでしょうか? もし2が発売されるとか、世界観を引き継いだ続編なんかが出たら面白そうなんだけどね。まあ、今は『フロンティア』があるからあれだけど。


 他にもまだまだ面白い、楽しい『ソニック』のゲームはたくさんあります。今回はセガハード限定で書いていきましたが、今後はPS2やらXboxやら、イロイロなハードで活躍したソニックを紹介していきたいですね。




 残念ながら、セガハードはドリームキャストで幕を閉じることになりました。しかし、その後は『Xbox』系が登場し、ゲーム業界はさらなる発展を遂げています。日本で相変わらずのネズミ(・・・)ゲームですが、わたしは引き続きハリネズミ(・・・・・)のゲームも応援していく所存。ということで、フロンティアは購入予定です。プレイできる日を心待ちにしつつ、オリジンズはどうしようか迷っているのよねぇ……メガドラの実機がウチにあるからね、やりたいと思えばいつでもできるのよ。ただ、オリジンズならではの追加要素が気になるし、ストーリーがよりわかりやすくなったアニメーションとか楽しみたいし……どう?


 まあ、それは未来のわたしが決めることでしょう。うん、こんなこと書いてるから急にメガドラやりたくなってきたわ。ひっさしぶりにやってみようかなぁ。

ソニックはどれも名作だから、ためしにひとつやってみてよ。初心者におすすめなのは『ソニックフォース』やで。

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