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つれづれグサッ  作者: 犬物語
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ラングリッサーのすすめ_その7

ラングリッサーシリーズって、これまでいったい何作発売されてると思いますか? 1~5に、DSにモバイル……あれ? なにか忘れてる気がするぞ?

 これまで、剣と魔法の王道ファンタジー『ラングリッサー』シリーズのお話をしてきました。ほぼ個人的な趣味におつき合いいただきまして、これまで読み進めてくれた方には感謝してもしきれないです。現在は『ラングリッサーモバイル』がスマートフォンのアプリとしてサービス中であり、シリーズの正当なる続編であり歴代キャラが総出演という、わたしにとってはまさに夢のようなお話なのであります。


 ラングリッサーモバイルはスマホアプリの世界でよくやる『コラボ』がたくさん展開されているようで、現在もあの異世界転生モノの走りとされる『オーバーロード』のキャラクターたちがコラボってくれているようですね。彼らはレベル100がデフォなので、クラスチェンジした分を加味してもせいぜい最大レベル50(隠しクラスMAXまで育てて)なラングリッサー界のキャラクターたちに対抗できるものなのでしょうか?


 まあ、ラングリッサーとアルハザードならなんとかしてくれるさ。なんてったってラング界のワールドアイテムだからね。


 個人的に『ラングリッサーモバイル』を応援するという意味でもここに投稿していた側面があるわけですが、ところで『ラングリッサーシュバルツ』はまだですかね? 地味に待ってるんですけど。




 あと、まあ冗談(のような本気のような)はさておいて、ここでみなさんにラングリッサーシリーズの『歴史の闇に埋もれた名作』をご紹介しちゃいます! ――DSの話じゃないですよ?


 ああでも、DSの『ラングリッサー リインカーネーション』についてもちょっと触れておきますか。といってもわたしはこのゲームをひととおりクリアしたはずなのに全然記憶がない(笑)ので深いところまでは追求できませんが。


 おおまかなストーリーは、主人公の『アレス』となって物語を進めていくのですが、たしかキャラクターメイキングがこの作品だけ某ノーパン健康法実践中の女神さまさんじゅうななさいじゃなくて『ジェシカ』だった気がする。ロリの。


 この作品も王道を征く感じの『戦乱の中巨大帝国に立ち向かう一国の王子』的な展開からスタート。例によってアレスは『光輝の末裔』であり、同時に『ボーゼル』の血族でもあるというハイブリッドなキャラクター。キャラの見た目や設定からすると、おそらく『アルテミュラー』の血筋だと思いますが記憶が定かではないです。


 彼は帝国の正当な血筋でありますが、ストーリー開始時帝国はアルハザードの狂気に晒された『オウトクラト4世』なる人物が政変をおこし好き勝手にやってくれてる最中。このへんの設定がややこしいのか、主人公の設定が『ラングリッサーモバイル』中でもブレまくりのようです。まあ、小耳に挟んだだけの情報なのでわかりませんが。そういやDSラングの血筋ってどんなのがあったかなぁ? いちおうカルザスの子孫はいたはずなんだけどやっぱ記憶が(ry


 従来のシリーズだと、ラングリッサーにたどり着くまでに波乱万丈あるんですがこっちでは親切(?)に1面から入手することができます。これが『ひょんなことからラングリッサーを手に入れた』と公式ストーリーで紹介されていることからネタ的な意味をこめて『ひょんグリッサー』なんて呼ぶ方もいるとかいないとか。


 っと、いけないいけない今回は『歴史闇に埋もれた名作』の紹介でした。まあ『転生』も個人的には名作だと思ってますよ? 思ってますけど『闇に埋もれ』てはないじゃん? ちゃんとランモバにたっぷりキャラ出てるししっかり設定も盛り込んであるんでしょ? ――でもね、シリーズの中には名前さえ出されてないゲームがあるんですの。




 『ラングリッサー ミレニアム』




 ドリームキャストにて発売されたこの『ラングリッサーシリーズ正統なる続編』は、1999年にメサイヤから、おそらく『セガ』販売でしょう。その続編の『ラングリッサーミレニアム ~The Last Century~』は当時の『バンダイ』から販売されました。


 正統なる続編です。シリーズ展開もされました。独自の設定や世界観もあります。けど、、いやだからこそモバイルには一切登場しないんです! わたしはこれがツラい。けっこうスキではまってたゲームなだけに余計悲しくて……。


 みなさんゼッタイこの『ラングリッサーミレニアム』知らないでしょ? ランモバやってる人も知らないでしょ? でしょ!?


 だからここで紹介します。ラングリッサーミレニアムよ、広まれ。




 ラングリッサーミレニアムは『ドリームキャスト』にて、1999年に発売されたシミュレーションRPGです。ただし、従来のシリーズのような『ターン制』や『傭兵システム』、『戦闘は自動』などではなく、ワールドマップに各拠点があり、そこへ軍勢を向かわせ占拠していく『国盗りゲーム』の形をとっています。三國志シリーズなどのウォーシミュレーションですね。さらに部隊同士がくっついたら戦闘シーンへ移行。3Dのフィールドにてキャラクターを操作するバトルが発生します。


 こういった"戦記モノ"ですから、世界には多数の勢力があり、それらの勢力のうちから1つを選んで、そこの君主となりプレイする『主人公選択制』を採用。繰り返しプレイも楽しめるよ! と――ちなみに選択できる主人公は選べる主人公は『タジ=アスガラフ』『サリューン=デル=ヴィーデルン』『ネイ=リイスン』『マサリバ』『ルマティ=マーフ』の5人なんですけど、たしか私の記憶では全員の主人公でラスボスまでクリアすると、隠し主人公として『ローサ=モンス=メグ』が選択できたような気がするんだけど、曖昧だ……でもまあ、やった記憶がないということはこれはわたしの記憶違いなんだろうなぁ。


 もし心当たりがあるという方はここにコメントいただくか、わたしが現在ニコニコ動画に『DogStory(犬物語)』の名前で、またYoutubeに『犬物語』の名前で投稿中の『ラングリッサー3』実況プレイにコメントを残していただければありがたいです。


 さて、このようにイロイロと変わっている今作、前回お話したように世界設定もまるっきり変化しておりまして、キャラクターデザインも『うるし原智志』氏から『介錯』氏に交代しております。開発陣が『グローランサー』を手掛ける都合上うるし原智志氏はあっちの仕事で忙しかったということでしょう。とはいえ介錯氏も美麗なキャラクターを手掛ける方で、当時はわりと一斉を風靡していた感さえあります。たくさんアニメ化もされてたからね。


 戦闘もわりと凝っていたりはするのですが、残念ながらガバガバです。いちおう兵種や必殺技なんてのもあるんですがキャラにより性能差が激しく、全体攻撃の魔法をもってるヤツか回復技持ってるヤツを連れて行って、相手が技使う前にやるか絶えたあと回復するみたいな流れになります。


 戦闘自体も、攻撃モーションの差によって『攻撃ボタン連打すれば1対1なら確実に勝つ』的な状況に持ってくことさえできます。戦闘は『4対4』で行いますが、序盤はキャラが少なくこの状況にもっていきやすいのです。しかも難易度設定的に『主人公らを重点的に育てひたすら大陸を巡っていき殲滅する』のが正解だったり、まあわりと大雑把なゲーム性になりましたね。


 いきなりこんな変化をさせたのが不評だったのか、続編ではちゃっかりラング1、2時代の戦闘システムに戻っています。こちらをプレイしたことはないのですが、どうやらラングリッサーミレニアムより過去の話のようですね。どこかで中古のワンダースワンが見つからないでしょうか……。




 ラングリッサーの攻略wikiにすら「こういうゲームがあったよ」程度にしか触れられていないこの『正統なる続編』ラングリッサーミレニアム。みなさんも一度中古ゲーム屋さんに寄ってドリームキャストとセットで購入してみてはいかがでしょうか? ついでに動画投稿サイトかなにかにアップすれば、主にわたしが喜びます。みなさんの活躍を期待しつつ、わたしの個人的な趣味である『ラングリッサー』シリーズのお話は、これで終わりにしたいと思います。じゃないとずっと続くからね。


 ラングリッサーよ、はやれ。

モバイルにミレニアム勢はムリですか、そうですか……はぁ。

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