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つれづれグサッ  作者: 犬物語
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はたらくくるま

物を運ぶってすごく重労働。でもちょっとまって! コレを使えばメチャクチャ楽になるよ!

 最近の車は進んでますねぇ。


 カギを差し込む必要なくエンジンが点いちゃったり、停止中はエンジンが止まっていてもブレーキを放した瞬間ブルルン! と唸ったり、しずぅ~かな音だったり、なんだったら自動運転までしてくれちゃうよ! ってなもんで、まあここ10年ほどでさらに進化が進んだようですね。


 ふと気になって自動車の歴史を調べてみたのですが、大きくさかのぼってみると馬車とかああいう系のものを車と指すようですね。タイヤというか車輪があって、それがグルグルまわることで随意の方向へ進めるみたいなヤツはぜーんぶ『車』です。


 まあ、それらの歴史からはじめちゃうとキリがないので軽くいきます。馬車とかの車輪は主に木造ですね。これは物を運ぶ時の摩擦を極小にし、軽い力でも運搬できるという利点から昔から数多くの用途で利用されてきました。水車とかね。


 数千年前から車輪は存在しており、例えば木の板を平らに削って円形に調節したものだったり、木の棒を連結させて整えたものだったりしますが、こいつらってよく壊れなかったですねぇ……頑丈なのか、それとも予備を大量に作っていつでも交換できるようにしていたのか、謎だ。


 車輪と言っても結局は完全な円形でもないですし、硬い木材が転がってるわけですし、いずれ摩擦などで円形に近づいていくとしても、当時の地面って舗装されてない場合がほとんどですからね。ってか当時の『舗装』ってどのくらいのレベルでしょうか? そのへんの砂利道でも「舗装してます(キリッ」ってな感じだったんじゃないでしょうか? ガタガタ揺れるから乗り心地は悪いと思います。




 こういった車輪との別れは唐突でした。当時、車輪の外側に鉄を巻きつけるタイプはちらほらあったものの、全てを鉄にするってことはしなかったんです。しかし、人類の文明が進むにつれてある革命が起こります。


 蒸気機関の登場です。


 蒸気機関車とかありますよね? アレを木製の車輪でやった日にゃあそらあもうアレよ、一気にドンガラガッシャーンですわよ。なので、まるっきし鉄製の車輪が誕生するに至りました。


 自動車はその少し後くらいに登場します。ってことで、ここから自動車のお話にしていきましょうか。




 当時の自動車はエンジンなどありませんので、もちろん蒸気機関によるものです。あ、ちなみにガソリンで走る車は一番最後に発明されたもので、電気自動車は実はその前すでに登場しています。まあ、トリビアということで覚えておきましょう。モーターはすでに開発されていましたから、それを利用しない手はないよね? ってことで開発された『ジャメ・コンタント号』って車が100キロ超えを達成しています。このへんのお話を知りたいって方はとりあえず『自動車 歴史』でググっていただければすぐ出てきますよ。


 現在世界を席巻するガソリン型の自動車は、日本の歴史に合わせると明治時代の中盤から後半にかけて誕生してます。文明開化でわっしょいしてる時代、車も日本に上陸しました。貴族の間ではやってからはまたたく間に普及していき、今ではもうみなさんおなじみのように、日本の車は世界でもなかなか好評になっているようですね。




 ただし、この自動車ってヤツ少々問題点があります。非常に効率の悪い出力ですし排気ガスもメチャクチャ多かったんです。蒸気機関が大気を真っ黒に染めていたというのは当時の有名な話ですが、ガソリン式の車だって排気量じゃ負けてませんがな。


 問題はそこだけじゃありません。自動車を走らせるにあたって道路の整備も必要です。で、車を走らせる為の法をつくってそれを厳守させてうんぬんかんぬんを日本中に広めたはいいものの、現状それが限界に近づいいるような感じになっていると思うのはわたしだけでしょうかねぇ。


 いや限界っていうか、車の数があまりにも多くて、道路整備も車が走りづらいクセしてそれでも法律上問題ないような道がたっぷりあって、いや問題ある場所も工事待ちっていうなんかもイロイロアレですよね。


 で、車の免許を持っているからといってそれを必ず守るわけでもありません。いや、もちろんわたしは守る努力をしていますが。


 どこかのスタンドパワーを備えた吸血鬼さんも仰ったじゃないですか。車は便利だが数がたくさんあるから事故が起こる。たったひとりだけ所持していればそんなことは起こらないって。


 まあ、こういった問題がたっぷりあるのが現状ですよね。




 で、こういった問題解決と、あとセールスのためにイロイロな工夫をしている企業が多くありまして、ひと昔前はひたすら排気量の削減に集中していましたね。おかげで低燃費とかエコカーとかそんな感じの車がたくさん販売されていました。最近では電気自動車にも狙いを定めているようです。わたしはこのヘン無学なのでどういった感じにエコになるのか知りませんが、まあ知ってる方からすればエコということなのでしょう。石油も使わなくなって済みますからね。


 で、次なる問題は年々増加の一途をたどっている交通事故の話題。栃木県ってば不名誉ながら交通事故が多い県として有名らしいですね。いやそんなつもりはないんですけどねぇ。


 なんでだろう? 東京さに行く車が多いからだべか? 広くて飛ばしやすい道が多いからだべか? 国道4号線があるからだべか? 栃木っつったって県北とか県央とかで交流する車が違うから、一言で栃木は交通事故が多いって思われても困るんだけどなぁ。


 で、その問題を解決するために現在あちこちで研究開発が進められているのが『自動運転』というヤツです。これはアレですかね。IT系の技術の進歩に引っ張られて開発が進んでいるのでしょうかね。これは次回にでもじっくり書いていきましょう。




 本日は車というか車輪の歴史と、車の問題てきな話を書いてきました。次回は自動運転とはなにか? 的な話をしていければと思います。


 自動車は田舎民にとって必要不可欠なものだったりします。まあ電車やバスも近くにあるんですけど、さすがに1時間2時間に1本とかじゃアレじゃん? 日光市はわりと賑わっているけど公共交通機関の本数っていうとさすがに都会のほうにはかなわないわ。


 マジでびっくりしたからね? 東京にはじめて行った時の電車の本数とか。山手線で電車を待っていたらさ、5分ごとにやってくるもんだから逆に「これに乗っていいのか?」とかマジで考えちゃったからね? しかも電車が1本ごとに10車両とかありやがるの! こんなの宇都宮でもないよぉ……ふぇぇ。


 人類は、もっと車輪という発明品に感謝しなければいけないかもしれませんね。

車輪という字を見てふと浮かんだのは昔の大人向けのゲームでした。次に浮かんだのはなぜか観覧車、なぜだ。

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