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君と  作者: おかピー
3/9

ふぇ????

「俊ってさ、隼人のこと好きなん?」

後ろにいた女子(保加真似(やすかみね))がそう聞いてくる。

「え」

慌てて訂正する

「ち、ちがうよ?ぜ、ぜんぜん?そんなことないよ??」

あ、ミスった。嘘つくのが下手すぎる。

「あ、そうなんだ。あ、ふ〜ん?あ、、察し。大丈夫私腐女子だから。」

「え、あ、そうなん?」

「そうなんだよ」

「え、あ、俺、腐女子なんて初めて見てんけど。」

「私も、男を初めて見た。天然記念物じゃん。」

「誰が天然記念物だよ」

「え、腐男子?」

「そうだけど」

そう、僕は腐男子。二次元のキャラの魅力に惹かれて思いっきりどハマりしている。男同士の恋愛がしっかり成立しているのまたまらない。個人的には学園ものが大好きだ。

真似は笑いはじめて、

「ふふふふふふふふでゅふふふふ、腐腐腐腐腐腐。」

「え、どうしたの?」

「いや、ちょっと、あまりにも神々しすぎて。え、え、だって、男の腐男子ぞ?ネット以外で初めて見たぞ」

「俺も、初めて見た。てかそういうこと誰かに初めて言った。」

「私はももに言ってるよ。」

「そうなんや」


       チャイム《キーンコーンカーコーン》


「じゃあまたあとで」

「おん」

とお互い言葉を交えた後に席に着く。といっても真似の席は斜め後ろにあるのだが。



…一度状況を整理しよう

まず、僕が腐男子であることがバレた。そして、多分好きな人も。そしてそいつは、僕の好きな人の隣にいて、その好きな人の前に僕がいる。



……え、やばない。状況が変わってきた。僕が腐男子であることを真似に知られるのはそんなに問題じゃない。むしろ、今までそんな友達はいなかったし、たくさんのblについて話せる友達ができてとても嬉しい。それでコミュニティの幅が広がるのなら大万歳だ。

ただし、好きバレは問題がありまくりだ。僕が少し隼人と話すだけでも、真似はすぐに反応するだろう。流石にやりづらすぎる。どうか気付いてないでくれ。

そんなことを考えていると、先生が話してきて、

「今は朝読の時間。本をよんでください。」

と注意されたのであわてて、

「あ、すんません!」と急いで本を読み始める。

ここの学校だけなのかもしれないが、毎日朝の10分程朝読する時間ある。この間は発言するのが禁止で、集中して、本を読まなければならない。他のクラスでは、喋っている生徒が多いが、僕のクラスは先生が国語の先生で勉強熱心な人だからみんなそれで集中して読んでいる。

この前学校の集会で、みんなの前で「死ぬまで勉強!」とか言っている先生だから、真面目で、それでいて、とても面白い。みんなに好かれてる。


   チャイム《キーンコーンカーコーン》

クラスの日直が、挨拶をする。

「起立、きょうつけ、礼」

「「「おはようごさいます」」」

「着席」

続いて、今日の授業の変更点だったり、委員会の召集があったりする。今日は保健給食委員の人らに仕事があるようだ。

ちなみに僕は学校管轄委員。略して学管(がっかん)。生徒会の子分みたいな感じで、生徒会の指示で動くみたいな感じだ。あと、学年の代表みたいな役割である。一通りの連絡を終えると、もう一度礼をして、朝の朝礼が終わる。


「起立、きょうつけ、礼」

「「「おはようごさいます」」」

「着席」

まぁ大体ここで着席をする人は少なくて、すぐに人に話しかけにいく。

「ふふふふ、俊さん?」

……ほら来た。


「なに?真似。」

話しましょ〜(語りましょ〜)

断る理由もあまりないので、

「いいよ」

「ちょっとこっち来てくだせぇ」

「はいはい」










…あぁ、僕これからどうなるんだろう





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