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【新章開始】社畜辞めました! 忍者始めました! 努力が報われるダンジョンを攻略して充実スローライフを目指します!~ダンジョンのある新しい生活!~  作者: 3104
五章 本業は公儀隠密で!

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朗報! 奴がついに独り立ちするぞ!

 レベルが上がった。

 さらに熟練度でスキルレベルも上がる。


<熟練度が一定値に達しました。スキルレベルが上がりました!>

<【壁走りの術】 3→4>

<【歩法】 3→4>

<【登攀(とうはん)】 1→2>


 足場の悪い中、俺を支えてくれた移動系スキルの数々!

 道中でも使いこんできたからな!


 さらにアナウンスが続く。

 まだ上がるのか!?


<【勤勉】 1→2>


勤勉(きんべん)、きたーっ!?」


 待ってたぜ!

 勤勉さんがついに成長したぞ!


 【検証者】にセットしてから、どれほど経ったことか!


 これはボス討伐報酬で得た特別なスキルだ。

 スキル効果は、取得経験値とスキル熟練度への補正。

 つまり成長を補佐する能力。


 意識して使うわけじゃなく、常時発動している。

 だから、成長しているという手ごたえがない。

 働いているのに、普段は忘れられている縁の下の力持ちのような存在。


 ちゃんと熟練度が貯まっているか不安だった。

 でも、しっかり成長してくれた!

 熟練度はちゃんと貯まっていたらしい!


 特殊なスキルである【勤勉】自身にも、その成長効果が適用されたのかもしれないな!


 いやあ、よかったよかった!


 このスキルは俺と共に勤勉に働いてきた。

 それが報われたと言えよう!



 スキルレベルが二になったので検証者枠から外してしまおう。

 これで普通のスキルとして運用できる!


 もちろん、枠から外しても消えたりしない。

 熟練度でレベルアップしたスキルを枠から外しても、スキルが残ることは別のスキルで確認したからな。


 ちょいと不安だが……。

 まあ、大丈夫だろう。


 今こそ【勤勉】の独り立ちのとき!

 俺は緊張した指先でウィンドウを操作する。


 ぽちっと。

 検証者枠から【勤勉】を外し、改めてステータスを確認。


 ……よし!

 ちゃんと残った!


 これで【勤勉】はスキルレベル一だ!


 さらに、スキルポイントで成長できたりして……。

 む……これは無理か。


 やはり特殊なスキル扱い!

 変則的な取得方法になっても、特別なスキルとして扱われているのだ。


 スキルポイントを振っての成長はできない。

 ボス討伐報酬のスキルは、基本的にボス討伐報酬でしかスキルレベルが上がらない。


 ということは、ボス討伐報酬で成長させられるはずだ。

 次は【検証者】の枠より【勤勉】を育てたほうがいいか?


 いつも選択を迫られているなぁ、この二つのスキル。



 【勤勉】を外したことで【検証者】の枠が空いた。

 なんと、二枠空いているぞ!


 これを無駄にするのはもったいない!

 いろいろ検証したいものだ!


 【風忍法】に手を付けるのもいいな。

 未取得の【水忍法】を試すのもいい。


 シナジー効果が期待できそうな術がいくつかあるんだよな。

 うーん、可能性がありすぎて迷ってしまう!


 そんなことを考えながら、岩壁(がんぺき)を駆け下りる。

 二人のいる場所に合流する。

 リンが俺の顔を見つめ、なにかに気づいたような顔をする。


「おつかれさまです、ゼンジさん!

 ……あれ、何かいいことあったんですかー?」

「お、わかるか?」


 トウコが俺の顔を指差す。


 む?

 ゴミでもついてるのか?


「店長、ニヤニヤしてるからバレバレっス!」

「ああ、そういうことか」


 顔に出ていたらしい。

 ま、隠してもしょうがない。


 嬉しいことは分かち合えばいい!


「今の戦闘でレベルが上がってな。

 その上ついに、熟練度で【勤勉】が上がったんだ!」


 リンが嬉しそうに顔をほころばせる。


「わあっ!

 よかったですねー!」


 トウコが白い歯を見せて笑い、親指を立てる。


「おめっス!」


「おう、サンキュー。

 ってわけで、今日はもう引き揚げよう。

 盾を拾って帰ろうぜ!」


「りょ!」

「はーい!

 盾、壊れてないといいなぁ……」


 リンは心配そうな表情で崖下に視線を送った。


 特に問題なく登ってきた岩壁をくだることができた。

 途中で盾も見つかった。


 少し傷んでしまったようだ。

 だが問題ない。


「ふう、これで大丈夫です!」


 盾は、リンの【修復】ですぐにピカピカになった。

 便利なものだ。


「じゃあ、さくっと帰るぞ!」

「店長、閉店前のバイト君みたいになってるっスよー」


 いるよな、早く帰りたいモードでソワソワし始める奴!


「まあ、俺は閉店後も仕事があって帰れなかったけど!」

「ドンマイっス!」


 って、そんなこと思い出してどうする!


 やや足早に転移モノリスへ戻り、拠点へ帰還した。

 今日の探索は終わり!


 さあ、スキル振りタイムだ!

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― 新着の感想 ―
【勤勉】ちゃんは怠け者が嫌いなのです。 努力しないとレベルアップしてくれないのですよ。 勤勉ちゃん「自分で努力して頑張った経験は裏切らないのです。それが例え、遠回りになったとしても無駄になることは無い…
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