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【新章開始】社畜辞めました! 忍者始めました! 努力が報われるダンジョンを攻略して充実スローライフを目指します!~ダンジョンのある新しい生活!~  作者: 3104
五章 本業は公儀隠密で!

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調理器具を使った防具の品評会!

 学業を終えたリンと合流し、用意した品を見せていく。

 いわば品評会(ひんぴょうかい)だ!


 エントリーナンバー、一番!

 本命の中華鍋(ちゅうかなべ)の大盾である!


「大きいから体を覆うように守れるぞ。

 持ってみてくれ、リン」


 家庭用のコンロでは扱えないほどのサイズ。

 本格的な中華料理屋が使っていそうな品である。


 内径七十センチ。

 重量は五キロを超える。


 リンは左右の取っ手を両手で持って、重そうに中華鍋を持ち上げる。

 持ちにくそうだ。

 このままでは両手がふさがってしまう。


 採用が決まったら、ここは改良するつもりだ。

 左右の取っ手に棒を固定して持ち手を作るとかね。


「うーん。

 持ち歩くには、ちょっと……重すぎるかもしれません」


 ですよね!?

 ()()()()どころではなく重いのだ。


 頑丈さ重視の品だからな……。

 うん、やっぱり重いよなぁ。


「それでも軽量化の付与をかけてあるんだ。

 まあ、俺が持っても重いくらいだから、無理しないでくれ」


「はい。

 でも重いぶん、安心感がありますね!」


 にっこりと笑うリン。

 いいところ探しがうまいね!


「じゃあ、スキルが発動するか試してみよう。

 構えてくれ」

「はい!

 いつでも大丈夫ですよー!」


 リンが盾を構え、ひょこっと顔を出して答える。

 かわいい。


 検証とはいえ攻撃したくないぞ!


 しかし、それでは始まらない。


「軽めにいくぞ!

 ていっ」


 俺は盾に向けて、刀の峰を叩きつける。

 こーん、と金属音が響く。


 リンが盾から顔を出して言う。


「大丈夫です!

 びくともしません!」


「じゃあもう少し強く!

 ていっ!」


 かーん、と鋭い金属音が響く。

 盾が刀の峰を弾く。


 へこんだりはしていない。


 大鍋が頑丈なこともあるが、それだけでない。

 【調理器具・強度強化】の効果もあるはずだ。


「うっ……!?」

「大丈夫か?」


「はい、音に驚いちゃいました。

 ぜんぜん大丈夫です!

 たぶん、衝撃を吸収しているんだと思います!」


「それは【調理器具・衝撃吸収】の効果だな!」


「はい。

 ちゃんと使えましたー!」


 よし、()()()()でもちゃんとスキルは発動する!


「手ごたえはどんな感じなんだ?」


「スキルを切ってみるので、もう一度お願いできますか?」


 リンが盾を構え直す。

 俺は先ほどと同じように盾を叩く。

 何度かそれを続け、だいたいわかってきた。


「スキルを使っているときは、ふわっとした手ごたえになります。

 叩かれた衝撃が弱まる感じ、でしょうかー。

 でも連続で叩かれると効果がなくなっちゃうみたいです」


「常時発動するスキルじゃないってことだな。

 クールダウン時間があるのか」

「そうみたいです」


 盾で防いだ攻撃の威力を弱めることができる。

 ただし、その効果は連続しない。


「とりあえず、中華鍋は調理器具のスキルが発動できたな」

「盾として使えますね!」


「じゃあ、他の品も見てくれ。

 次はフライパンをベースにしたバックラーだ!」

「これは使いやすそうですね!」


 ――品評会は続く。

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