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ENDEAST:転生ドロイドの記憶《キルログ》  作者: 桜乃孤坐
第1章 自由の残響:転生篇

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LOG.03 直感という名のバグ

そしてなぜか、今ここで、短剣を振り下ろすと、2度とそれは手に入らない。

そんな気がするんだ。

なぜだ?なぜだ?なぜだ?

いや、これはロジックでも、システムでもない。

これは、俺がまだ、生きていることの証。

直感というなのバグだ。


「欠陥品め」


オメガドロイドが俺に銃口向け、引き金を引いた。

だがそんなもの、俺には届かない。


「”立て、人間”」


「え?」


「”立て。そして、戦え!!”」


[×HOSTILE:E4ドロイド][×HOSTILE:E4ドロイド]

[×HOSTILE:E4ドロイド][×HOSTILE:E4ドロイド]

[×HOSTILE:E4ドロイド][×HOSTILE:E4ドロイド]

[×HOSTILE:E4ドロイド][×HOSTILE:E4ドロイド]

[×HOSTILE:E4ドロイド][×HOSTILE:E4ドロイド]

[×HOSTILE:E4ドロイド][×HOSTILE:E4ドロイド]

[×HOSTILE:E4ドロイド][×HOSTILE:E4ドロイド]

[×HOSTILE:E4ドロイド][×HOSTILE:E4ドロイド]

[×HOSTILE:E4ドロイド][×HOSTILE:E4ドロイド]

 

[×TARGET:味方識別信号(IFF)破棄]

[×MODE:殲滅ジェノサイド]


「ううぉおおお!!」

 

オートエイムの回避方法は2つある。

一つは敵対反応にかからないこと。

そしてもう一つは、圧倒的速さだ。


俺は床を蹴った。

一瞬で最初の標的との距離がゼロになる。

刃が青い火花を散らして、E4の首を両断した。


[×KILL:E4ドロイド]


返り血を浴びる間もなく、次へ。

壁を蹴り、天井を蹴り———俺の体そのものが弾丸だ。


青い血飛沫を巻き込んで進む。


[×KILL:E4ドロイド][×KILL:E4ドロイド]

[×KILL:E4ドロイド][×KILL:E4ドロイド]

[×KILL:E4ドロイド][×KILL:E4ドロイド]


まだだ。


[×KILL:E4ドロイド][×KILL:E4ドロイド]

[×KILL:E4ドロイド][×KILL:E4ドロイド]

[×KILL:E4ドロイド][×KILL:E4ドロイド]


まだまだ。


[×KILL:E4ドロイド][×KILL:E4ドロイド]

[×KILL:E4ドロイド][×KILL:E4ドロイド]

[×KILL:E4ドロイド][×KILL:E4ドロイド]


「”はははははははっ!!死ねえぇぇえ!!ガラクタどもがああああ!!”」


[×KILL:E4ドロイド][×KILL:E4ドロイド]

[×KILL:E4ドロイド][×KILL:E4ドロイド]

[×KILL:E4ドロイド][×KILL:E4ドロイド]

[×KILL:E4ドロイド][×KILL:E4ドロイド]

[×KILL:E4ドロイド][×KILL:E4ドロイド]

[×KILL:E4ドロイド][×KILL:E4ドロイド]

[×KILL:E4ドロイド][×KILL:E4ドロイド]

[× KILLLLLLLLLLL......Error]


[×HOSTILE:オメガドロイド]


青い霧の中、後ろで人間が引き金を引くのが見えた。

銃弾は機械のヘルメットを粉砕した。

中から40代の白人の顔が現れる。

奴は驚愕の表情で叫びながら銃を撃つ。


「この不良品め!!」


その瞬間を俺は見逃さない。

背後から間合いに入り込み、露出した首元をロックする。

全てのエネルギーを刀に込める。

短剣は青く発光する。


「不良品はお前だろ。俺は創造神(にんげん)だ」


一閃……


 [×KILL:指揮官機]


敵の首が飛び、頭のない体が鈍声を鳴らす。

ボストンの展示場は青一色。

それもまた、芸術だ。


「はは…はははははっ!」


やった。

全員殺した。

こんなにも喜びが込み上げて来るのはいつぶりだろうか。

爽快感が半端じゃない。


そういえば人間は?

振り向くと、仮面に弾痕が…

その隙間から、赤い血が。


「まさか、そんな…」


「大丈夫、銃弾は当たっていない」


とても可愛らしいふんわりとした声で答えた。

不思議な力がありそうな不思議な声だ。


「カサッ」


そのマスクを外した時、俺の全回路がフリーズした。

いや、爆発した。

その規模は核爆弾級だ。


美しすぎるほど整った、白磁の肌。

割れた天井から差し込む月光が、彼女をスポットライトのように照らす。

風になびく漆黒の髪と、その内側で揺れる鮮やかなピンクのインナーカラー。

黒と桜色のコントラストは、まるで月夜に舞う『夜桜』のように見えた。


ドクンッ!ドクン?

心臓ないのになんだ今の音は!

やばい、頭が真っ白だ。

一体落ち着こう。

なんていうんだっけこういうの。


[×SEARCH:ロード中]


瞳惚れ?糸目惚れ?

なんか、そんな感じの名前だったような…


[×SEARCH:失敗]


え?


[×WARNING:バッテリー残量なし]

[×SYSTEM:シャットダウン準備]

 

ちょ待てよ!

は!?

ここで!?

何か喋らなきゃ!


「あの!君の…」


あれ?!

喋れない。

何か彼女が喋っているみたいだけど。


[×AUDIO:ダウン]

[×VOICE:ダウン] 


ああ、くっそ。

せっかく転生できたのに…

これで終わるのか…

もう一つ、やり残したことがあったのに…


[×VISUAL:ダウン]

[×SYSTEM:シャットダウン]


ラノベみたいな…ラブコメ…を……君と…


バタンッ


これはドロイドに転生した俺が日本へ帰還し、世界を救うまでの物語だ。

【作者からのお願い】

現在、非常にポイントを欲しております。☆もしくはブックマークを押していただければ大変心強いです。

皆様からの応援、お待ちしております。

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