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地底の底  作者: ゼヌ6860
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3/3

行き先は、出雲

出雲で蕎麦食べる。

 「突如として現れた穴は、日に日に拡大しています。一体この東京は、どうなってしまうのでしょうか!?」岩部と陸は、漠然と流れるニュースを見ながら、新幹線で出雲へ向かっていた。



 「出雲に着いたら、蕎麦でも食べない」と陸の提案で、出雲近くの蕎麦屋で昼食をとることになった。ところで、陸さ、その石なんなんや。唖然としていた陸は、おもむろに、大事そうにその石をリュックサックに入れた。あ、これね、遺影の横に置いてある石をお守りとして持って切っちゃったんだよね。さすがに、遺影を持っていくのも罰が当たるし、当然の流れであろう…




 出雲神社には、無事に着けたみたいだけど、この先どうするものかね。拓夢は、心配そうに囁いた。そこで、あ、あの石っころと出雲に何か関係してるんじゃないか?陸も同感し、石を鳥居の中央に置いてみたり、かざしてみたりと色々試してみたのだが、何も起こらなかった。結局おじいちゃんの予言とやらは、妄想の類で、出雲とこの石には、何の関係もないのかもしれない。



 そう思っていたら、一人の丸眼鏡を掛けた老人が、出雲の秘密を知りたければ、付いてきなさい。僕たちは、お互いの顔を見合いっこしながら、秘密という子供心を擽る言葉を噛みしめながら、慎重に後を追うのであった。



 


丸眼鏡の老人登場。

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