目次 次へ 1/3 プロローグ 騎士……剣を手に取り戦う者。 国家や民に害を与える者を討つ戦士。 そして、全てを守る者。 人によって相違はあるかもしれないが。 大体こんな感じの意味だろう。 私自身そう教えられてきたし、さらに騎士大国とも言われているここ“デュランディア王国”ではその意味はより強固なものとなるはずだ。 それなのに…… 「こらっ!暴れんなっ!」 「モーッ。」 晴れて騎士となった私は…… 「キャッ!私にミルクかけんなっ!」 「モーッ。」 何故か…… 「うげー。最悪。」 「モーッ。」 牛の乳を搾っていた。