第37話 ???
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累計PV10,000超えを記念して今日、書き上げました
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すぐ後18時にもう一本UP予定してますからお願いします
畳の上で足を崩し座卓の上に片肘を付きながら目の前のお菓子皿から煎餅を一枚つまむとぽりぽりとかじる。豊かな胸元まで伸ばした金髪をグラマラスカールしたきつそうな顔つきだが美しい表現が似合う女性が口を開く
「あんたってさー。ああいう地味な男、好きだよね」
座卓の上にはお菓子皿の他、湯飲みに急須が置いてあり湯飲みからは湯気が立ち昇っている
「あなたとは違うのよ。わたしはああいう欲が絞られた男が好きなのよ」
そう言いいながらお茶をすするのは青髪でおっとりとした垂れ目が特徴の女性だ。髪を三つ編みにし後ろで纏めている。一つの仕草が美しさよりも母性を感じさせる
「ふーん。ま、あんたの好みに口はださないけどさ」
白い雲の上に敷かれた畳に置かれたいわゆる座卓セットを挟んで座ってちょうど2人の間に置かれたテレビを見ながら話をしている。2人女子会だ
「でもさー。ほら、なにあの天然さ。あそこまでいったんならストイックに最後までいけって」
きつそうな女性がつりあがった目で煎餅を指先でいじりながらテレビを観ながら指さす
「ヴェガはそれだから男に振られるのよ」
「っさいわねー。マリカあんただってそうじゃない」
「なによ」
「なーに?」
座卓を挟んでにらみ合う2人。するとどちらかでもなく溜息を吐くとヴェガが口を開く
「はあ、やめましょ。もう何万回やってるのよ。このやり取り」
「そうね。無駄な争いだわ」
マリカも頷いて同意するとお茶をすする
「でもさ、あの子、間に合うの?あんたんとこの巫女だっけ?もうおばあちゃんだけど」
「どうかしら?一応、救えそうだから教えてあげたけど死んだら死んだでそれまでかしら」
冷たく言うマリカにヴェガが鼻で笑う
「とか言いながらあの男、助けたじゃない」
「あれはすぐに死んだら面白くないでしょ?私たちの唯一の楽しみなんだから」
「それもそうね。世界に呼び寄せるにもかなり力を使うからね。生き返らせた方が楽だもんね」
「そういうこと。でもあの子可愛いわよー。ははうえーって甘えるのよ。もう胸がときめいちゃったわ」
「はぁー。いつ聞いてもあたしにはわからんわー。男は常に命を懸けて泣き言、言わず女を侍らせてやりたい放題するのが男じゃないの?」
溜息を吐きながらヴェガは言う
「でも、ほら、さっきだってお母さんを求めてあの子抱き着いてるじゃない?
たまらないわー、今度きたら抱きしめてあげちゃおうかしら」
そういうマリカに信じられないとばかりの視線を向けるヴェガ
「で、話は変わるけどあんたあんなこと言ってたけど実際どうなのよ?
あの子きっと世界中から狙われるわよ?」
「別にいいんじゃない?あの子ならなんとかするでしょ。ただいけ好かないのがうちの世界の連中の一部があの男の下僕を召喚しようとしてることかしら」
マリカが怒気を膨らませて吐き捨てる
「あぁー。それわかるー。うちの世界の連中もそれやらかして大陸半分消えかかったもの。無茶すんなっての。その時はうちも緊急でよそ様の世界から召喚してなんとかしてもらったもの」
ウェガがそういうとマリカと2人で溜息を吐く
「まぁ、あたしたちがやれることは神託下したり転生者を送り込んだりするぐらいで基本人任せの見守りだけだからどうにもできないけどねー」
「ま、これからの成り行きはあの子たちに任せましょ」
「さっそくあの子の友達はあの男の下僕を片っ端から倒してるわよ?」
マリカのところはまだ少ししか役に立ってないじゃない。ほんと大丈夫?」
マリカはお茶を静かに飲み終えるとふーっと息を吐く
「大丈夫よ。あの子はあれで芯がしっかりしてるし縁を紡いだ者を見捨てるなんてできるような男じゃないわよ。それに強さだってあなたが手を出したあの子のお友達と戦って何回も勝ってるのよ。きっと大丈夫、じゃなきゃあたしは呼んでいないわよ」
「そうね。気に入らないけどそれは認めるわ。地味だけど」
2人はそういうとテレビを見ながらその後の展開を楽しみにした
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